東日本大震災からちょうど3カ月目にあたる6月11日に、ジャーナリストの津田大介がプロデュースするライブイベント「SHARE FUKUSHIMA」の開催が急遽決定。福島県いわき市のセブン-イレブンいわき豊間店で、
会場となるセブン-イレブンいわき豊間店は、震災による津波被害を受けて店舗が大破し、現在は本部から借りた移動販売車で営業を再開しているコンビニエンスストア。津田が取材でいわきを訪れた際にこの店に立ち寄り、店長から「ここで楽しいことをたくさんやって、楽しいことでつらいことを上書きしたいんだ」と言われたこと、そして渋谷と旅人から「福島の被災地を見て、その場で音楽を奏でたい。でも自己満足でやるのではなく、僕らが向こうで音楽を奏でる必然性を作ってほしい」と提案されたことから、今回のイベントが企画された。
このイベントでは、現地でのボランティア活動を含めたライブ観覧のために東京発着バスツアーを実施。当日は朝7:00に東京を出発し、参加者は到着後にまず被災地の見学、海岸でのゴミ拾いや瓦礫のまとめといったボランティア活動を行う。そして14:30よりライブパフォーマンスがスタートし、地震が起こった時間の14:46に黙祷。ライブ終了後に東京へ向かい、その日のうちに解散する。
ツアー参加料金は往復交通費やライブ代を含めてトータルで1万円。この金額はすべて津波や原発事故の被害に苦しむいわき豊間地区へ義援金として寄付される。
イベントには出演アーティスト3組のほかスタッフとして、音響・サウンドプロデュースで金森祥之、演出・ビジュアルプロデュースで伊藤ガビンと
SHARE FUKUSHIMA
2011年6月11日(土) 福島県 セブン-イレブンいわき豊間店
<出演者>
渋谷慶一郎、七尾旅人、YDM
リンク
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この時、渋谷さんはグランドピアノでしか演奏出来ないと津田さんに伝えたんだよね。この言葉の意味は深いなと…福島被災コンビニで渋谷慶一郎、七尾旅人がライブ敢行 https://t.co/AqUoU0WAL2