≒JOY初の単独公演を完遂!フレッシュさと熱気に満ちた全19曲のパフォーマンス

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≒JOYの単独公演「≒JOY 特別公演」が昨日11月30日に東京・山野ホールで開催された。

「≒JOY特別公演」の様子。(c)YOANI

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2017年結成の=LOVE、2019年結成の≠MEに続く、指原莉乃がプロデュースする第3のアイドルグループ≒JOY。今回の公演は今年3月にお披露目された彼女たちの記念すべき初の単独ライブで、約800名分の入場チケットは販売開始後すぐに完売した。生配信の視聴者も見守る中、当日披露されたのはオリジナル曲に=LOVEや≠MEのカバーを加えた全19曲。メンバーは全身全霊のパフォーマンスを繰り広げ、会場の観客とカメラの向こうのファンを楽しませた。

「≒JOY特別公演」の様子。(c)YOANI

「≒JOY特別公演」の様子。(c)YOANI[拡大]

「≒JOY特別公演」の様子。(c)YOANI

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「Overture」が流れる中、ティアラをモチーフにしたグループのロゴが目を引くステージに登場した≒JOYは、江角怜音がセンターを務める初のオリジナル曲「≒JOY」を1曲目に歌唱。「愛じゃなくて、恋じゃなくて、夢を歌え」という歌詞とともに、夢に向かって突き進むまっすぐな意志を躍動感あふれるパフォーマンスをもって届けた。さらに江角の「私たちと一緒に最後まで盛り上がっていきましょう!」という言葉を合図に、≒JOYは=LOVEの楽曲「スタート!」「届いてLOVE YOU♡」「『部活中に目が合うなって思ってたんだ』」を立て続けにカバー。≒JOYのステージデビューの場となった=LOVE、≠MEとの合同フェス「イコノイジョイ 2022」や、夏のアイドルフェス「TOKYO IDOL FESTIVAL 2022」「@JAM EXPO2022」でも披露した先輩の楽曲を笑顔いっぱいに歌い、場内にフレッシュかつさわやかな高揚感をもたらす。「届いてLOVE YOU♡」では最後のサビ前に、天野香乃愛が「皆さんに会えて本当に幸せです。大好きだよ」という愛のメッセージを伝えてファンを虜にした。

序盤の4曲を歌い終えると、≒JOYは1人ひとり元気いっぱいに自己紹介。逢田珠里依は「『部活中に目が合うなって思ってたんだ』」について触れ、「私は(=LOVEの)センターの高松瞳さんのポジションをやらせていただいたんですけど、ずっと大好きな楽曲ですし、加入したときから憧れている先輩のポジションを務めることができて本当にうれしかったです」と喜びを語った。さらにメンバーはお披露目会や合宿、「イコノイジョイ 2022」など、これまでの活動の日々を回顧。大西葵はこの日も着用している≒JOY初の衣装について「私たちのためだけに作っていただいた衣装を初めて着れて本当にうれしいです」と声を弾ませた。

=LOVE「Sweetest Girl」を歌う市原愛弓、福山萌叶、高橋舞、大信田美月。(c)YOANI

=LOVE「Sweetest Girl」を歌う市原愛弓、福山萌叶、高橋舞、大信田美月。(c)YOANI[拡大]

次に展開されたのは、まばゆいガーリーな衣装とこの日限りのメンバー編成によるユニット曲のコーナー。まずは市原愛弓、大信田美月、高橋舞、福山萌叶の4人が=LOVE「Sweetest Girl」をキュートに歌唱する。続いて最年少メンバーの天野と山野愛月が乃木坂46のデビュー曲「ぐるぐるカーテン」を、間奏でのコミカルなやり取りを挟みつつ披露した。逢田、大西、小澤愛実、村山結香は、YouTubeチャンネル「THE FIRST TAKE」で話題を集めた=LOVE「あの子コンプレックス」のアコースティックバージョンをカバー。楽曲の世界観に寄り添うように切ない表情を浮かべ、感情のこもった歌声を響かせる4人の姿に観客は終始見とれていた。ユニット曲が終わると、≒JOYはダンストラックに続けてダンサブルなビートの≠ME「P.I.C.」、シリアスで情熱的な空気感を帯びた=LOVE「手遅れcaution」を披露し、気迫に満ちた熱演を繰り広げる。畳みかけるように展開されたこのブロックを振り返るその後のMCでは、ダンストラックでペアを組んだ藤沢莉子と江角が「難しかったね」「2人でめっちゃ研究したんですけど……できてましたか?」と感想を口にすると、客席から大きな拍手が沸き起こった。

「≒JOY特別公演」の様子。(c)YOANI

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=LOVE「いらない ツインテール」のカバーを皮切りに、ライブは怒涛の後半戦へ突入。この曲では原曲で齊藤なぎさと齋藤樹愛羅が務めているダブルセンターのポジションを天野と山野のコンビが担当し、拡声器を手に会場を力強く煽った。=LOVE「探せ ダイヤモンドリリー」では、間奏の“ガチ恋口上”パートが「一緒に夢を歌ってね。アイドル目指してきた理由、それはあたなに出会うため。ずっと視線をそらさせないよ」とアレンジされ、小澤が在籍していたラストアイドルの楽曲「愛を知る」の曲中にはメンバーが観客と一緒に新グッズのタオルを振り回し、心地よい汗を流す。「探せ ダイヤモンドリリー」でセンターを務めた市原は「イントロとラスサビの振りが難しくて、何回やってもうまくできなくて、レッスンのときに先生に指摘されて、苦戦して泣いてしまったんですね。そしたら隣にいた愛月も一緒に泣いてくれて」とレッスン時のエピソードを語り、「あのときはなんで泣いてくれたの?」と聞かれた山野は「あゆみん(市原)ってそんなに泣くことがないかなと思って。がんばっていて、なぜか私ももらい泣きしました」とそのときの心境を明かした。

江角怜音 (c)YOANI

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「≒JOY特別公演」の様子。(c)YOANI

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ライブ終盤、彼女たちは2つ目のオリジナルソングである≒JOY流の応援ソング「笑って フラジール」を歌い、晴れやかな笑顔で会場を照らし出す。=LOVEと≠MEの合同曲「『次に会えた時 何を話そうかな』」では、ケガによりここまでパフォーマンスに参加していなかった山田杏佳が歌のみでライブに加わり、メンバー全13人が横一列に並んで優しい歌声を響かせた。歌唱後、山田は「メンバーみんなと目を合わせながら歌えて、お客さんのお顔も見ることができて本当に幸せでした。舞台袖からみんなのがんばっている姿を見て、私もうれしかったです」とコメント。感極まった様子を見せるメンバーもいる中、13人は手を振りながらステージをあとにした。

「≒JOY特別公演」の様子。(c)YOANI

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観客と記念撮影する≒JOY。(c)YOANI

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鳴り止まない拍手に応え、≒JOYは白のTシャツに着替えて再びステージへ。楽曲の雰囲気を呼応した赤い照明に照らされながら、ハードなロックサウンドが特徴の最新曲「超孤独ライオン」をクールかつパワフルにパフォーマンスし、ライブの経験が少ないにもかかわらず、すでに幅広い表現を身につけていることを見せつけた。そして本日2回目となる「≒JOY」「笑って フラジール」が披露され、会場の盛り上がりが最高潮に達したところで≒JOY初の単独公演は終了。「笑って フラジール」の歌唱前には江角が「この曲が、そして≒JOYというグループが、日々がんばっている皆さんの背中を少しでも後押しできるような、そんな存在になれたらいいなと思っています」と意気込みを語っていたが、グループの未来に大きな期待を抱かせるような前向きなムードが会場全体に広がった。最後の挨拶では学業に専念するため12月4日をもって活動を休止する福山が「お休みの前に、皆さんの前でパフォーマンスをできたことをとっても幸せに思います」と自身の思いをしっかりと言葉にしてファンに伝えた。

本公演の生配信を行ったFanStreamでは、12月5日18:00から12月11日23:59までアーカイブ映像を配信。2月22日にリリースされる=LOVEの13thシングルには、≒JOYの新曲がカップリング曲として収録される。

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≒JOY「≒JOY特別公演」2022年11月30日 山野ホール セットリスト

01. ≒JOY
02. スタート!
03. 届いてLOVE YOU♡
04. 「部活中に目が合うなって思ってたんだ」
05. Sweetest Girl
06. ぐるぐるカーテン
07. あの子コンプレックス
08. P.I.C.
09. 手遅れcaution
10. いらない ツインテール
11. ポニーテール キュルン
12. 探せ ダイヤモンドリリー
13. 愛を知る
14. まほろばアスタリスク
15. 笑って フラジール
16. 「次に会えた時 何を話そうかな」
<アンコール>
17. 超孤独ライオン
18. ≒JOY
19. 笑って フラジール

※高橋舞、高松瞳の「高」は、はしご高が正式表記。

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