「ENHYPEN WORLD TOUR ‘MANIFESTO’」は、9月17日、18日の韓国・ソウル公演を皮切りに開催された、ENHYPENにとって初のワールドツアー。このツアーの日本公演にあたる「ENHYPEN WORLD TOUR 'MANIFESTO' in JAPAN」では東名阪の3カ所を巡り、約6万人を動員した。
ENGENE(ENHYPENファンの呼称)の期待が会場に渦巻く中、7人は日本デビュー曲「Given-Taken」で最終公演の幕を開ける。会場からのクラップを一身に浴びながら、「Always」「Forget Me Not」「Make the change」などのさわやかな楽曲を次から次へとパフォーマンス。リーダーであるJUNGWONの「全世界にENHYPENのことを知ってもらって、さらにはENGENEと一緒にひとつの声になって『僕たち』の思いを伝えたい」という意気込みを体現するかのように、瞬く間に会場を一体感で包み込んだ。
清涼感あふれるパフォーマンスを繰り広げたENHYPENは、妖艶なムードが漂う「One In A Billion」や「FEVER」で会場の空気を一変させる。その後披露された人気曲「Polaroid Love」では、メンバーたちはステージを降りて客席近くに向けて歩を進め、ENGENEたちのすぐそばに駆け寄ったり四方八方に手を振ったりして時間の限りENGENEとの交流を楽しんだ。
終盤のMCでは、SUNGHOONが「ENGENEと過ごす瞬間のすべてが特別で、いつまでも続いて欲しいです」、JAYが「ENGENEの皆さんが幸せだったら、これ以上何もいらないです」などと語ったように、メンバーたちは日本のENGENEとの別れを惜しみつつ、感謝の気持ちを表明。母国である日本での凱旋公演という夢を叶えたNI-KIは「日本の活動でたくさんの応援や愛をもらえて、大きなエネルギーになりました」と振り返る。なおNI-KIはアンコール後の挨拶の際、「本当に幸せです。今、生まれてきた中で一番幸せな瞬間です」と目を潤ませていた。
「Future Perfect (Pass the MIC) 」で本編を終えたENHYPEN。彼らは、オーディエンスからの鳴り止まないクラップに応えるように、アンコールへ突入。「We back!」というセリフを合図にステージに再び姿を現し、「ParadoXXX Invasion」ですぐさま会場のボルテージを最高潮まで高めた。会場の熱狂を目の当たりにしたメンバー達はパフォーマンス後、感慨深げな表情を浮かべながら会場を一望する。公演を締めくくる挨拶では「ENGENEからの応援があれば、今日一晩中アンコールをしてもいいと思います」と弾けるような笑顔を見せたSUNOOのように、メンバー達は日本ツアーのフィナーレを迎える達成感とENGENEたちへの愛を思い思いに語った。
公演終了後に場内に流れた映像では、今回の「ENHYPEN WORLD TOUR 'MANIFESTO' in JAPAN」の追加公演が2023年1月21日、22日に大阪・京セラドームで行われることが発表された。チケットのファンクラブ会員先行抽選は11月24日まで受付中。
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ENHYPENがENGENEと“ひとつの声”届けた日本ツアー、NI-KIは「生まれてきた中で一番幸せ」と涙 https://t.co/YdjYLv3J7U