MTV「VMAJ」大賞はセカオワ!JO1、INI、BE:FIRST、スカパラ、櫻坂46ら11組パフォーマンス

107

9001

この記事に関するナタリー公式アカウントの投稿が、SNS上でシェア / いいねされた数の合計です。

  • 2382 6592
  • 27 シェア

MTV主催の音楽アワード「MTV VMAJ 2022」の授賞式が11月2日に東京・武蔵野の森総合スポーツプラザで開催された。

SEKAI NO OWARI(撮影:上山陽介)

SEKAI NO OWARI(撮影:上山陽介)

大きなサイズで見る(全33件)

左から岩井勇気(ハライチ)、向井慧 (パンサー)、菅井友香(櫻坂46)。(撮影:田中聖太郎)

左から岩井勇気(ハライチ)、向井慧 (パンサー)、菅井友香(櫻坂46)。(撮影:田中聖太郎)[拡大]

「MTV VMAJ」は年間の優れたミュージックビデオを表彰する音楽アワードで、今年は授賞式とライブを融合したイベントとして有観客で行われた。ライブにはBE:FIRSTBiSHDa-iCEJO1INIマカロニえんぴつ櫻坂46SKY-HITHE RAMPAGE from EXILE TRIBE、東京スカパラダイスオーケストラSEKAI NO OWARIが登場。MCは岩井勇気(ハライチ)、向井慧 (パンサー)、菅井友香(櫻坂46)が担当した。

東京スカパラダイスオーケストラ(撮影:岸田哲平)

東京スカパラダイスオーケストラ(撮影:岸田哲平)[拡大]

まずステージに現れたのは「Free Free Free feat. 幾田りら」で「Best Collaboration Video」を受賞したスカパラ。彼らは熱気あふれるナンバー「TONGUES OF FIRE」で勢いよくイベントの幕を切ったあと、「DOWN BEAT STOMP」を華やかに演奏して会場を盛り上げた。谷中敦(Baritone Sax)は「ここで音楽をやらせてもらえて本当にうれしいです! 今日は皆さん最高の時間を過ごしてくださいね!」とにっこり。そしてペンライトやタオルを掲げるように観客をアジテートしながら「Paradise Has No Border」をにぎやかに披露した。レッドカーペットでは谷中が「ちゃんと紙に書いてきましたよ!」と便箋を取り出し、「Free Free Free」のコラボ相手である幾田りらに賛辞を送る。さらに「この賞は直接は我々とりらさんがいただいてると思うんですけど、これまで我々がコラボレーションさせていただいた数々の優秀なアーティストの方々のおかげでもあると思っています。そして応援してくださったファンの方々もお礼を言わせてください。ありがとうございます」と続け、「30年以上の間、現在も1曲1曲丁寧に仕上げているスカパラのメンバーを僕は本当に誇りに思います!」と笑顔で語った。

THE RAMPAGE from EXILE TRIBEのパフォーマンスの様子。(撮影:岸田哲平)

THE RAMPAGE from EXILE TRIBEのパフォーマンスの様子。(撮影:岸田哲平)[拡大]

THE RAMPAGE from EXILE TRIBEは「Best Choreography」に選ばれた楽曲「RAY OF LIGHT」をパワフルにパフォーマンス。その後16人横並びのフォーメーションが印象的なナンバー「ツナゲキズナ」をさわやかに届け、会場に疾走感のある空気をもたらした。トロフィーを受け取ったあと、川村壱馬は「普段からライブの構成だったり振付もすべて自分たちでやらせていただいているので、こういう賞をいただけてうれしく思っています。こういう賞をいただけたのはファンの皆さんのおかげ。感謝の気持ちを残して帰りたいなと思います」と思いを述べた。

櫻坂46のパフォーマンスの様子。(撮影:上山陽介)

櫻坂46のパフォーマンスの様子。(撮影:上山陽介)[拡大]

「Group of the Year」を受賞した櫻坂46は真っ白な衣装を身にまとって「断絶」を披露。さらにラテン調のナンバー「摩擦係数」で迫力のあるダンスを繰り広げ、観客に強いインパクトを与えた。菅井は「私たち櫻坂46は2年前に改名して、どうにかがむしゃらに走り続けてきました。たくさんの方に応援していただいて、こんなに素敵な賞をいただいて本当にうれしいです。これからも皆さんと喜びや痛みをパフォーマンスを通して共有できるようなグループを目指して奮闘していきたいと思っておりますので、よろしくお願いいたします」と挨拶した。

INI(撮影:上山陽介)

INI(撮影:上山陽介)[拡大]

IINIは「Best New Artist Video -Japan-」を受賞。翌3日にデビュー1周年を迎える11人は、成長した姿でデビュー曲「Rocketeer」を広いステージで堂々と踊り、場内の熱気を浴びた。田島将吾の「素晴らしい舞台に立たせていただいて光栄です。いつも応援してくれてるMINI(INIファンの呼称)、そして今日初めて僕らを見てくださった方も、今日が新しい扉を開くきっかけになればいいなと思います」という言葉を経て、INIが届けたのは「Password」。11人は未知なる自分を探していくさまをキレのあるパフォーマンスで表現した。佐野雄大は「今回このような賞をいただけたことをうれしく思います。僕たちは明日でデビュー1周年を迎えるんですが、それぞれがINIというグループを輝かせられるような存在でありたいです」と述べ、松田迅は「INIはこれから2年目に入りますが、より謙虚に、グローバルに活躍できるボーイズグループとして日々精進していきたいと思います」と目を輝かせた。

マカロニえんぴつは「星が泳ぐ」をエモーショナルに演奏。その後彼らが「Best Rock Video」に選ばれた「なんでもないよ、」を演奏し始めると、会場には自然とクラップが湧き起こった。はっとり(Vo, G)は「ロックバンドが今日はそんなにいない中で、ロックバンドとして何か形のあるものを日々残せていることがうれしいなと思います」と感慨深げに語った。

Da-iCE(撮影:岸田哲平)

Da-iCE(撮影:岸田哲平)[拡大]

Dai-CEはスケール感のあるナンバー「Promise」を披露。情感たっぷりの美しい歌声とダイナミックなダンスでオーディエンスを魅了したあと、「MTV Breakthrough Song」に選ばれた「スターマイン」を花火のグラフィックをバックに踊る。トロフィーを受け取り、工藤大輝は「このような光栄な賞をいただきうれしく思っております。まだ我々ももっと“Breakthrough”したいなと思ってます!」と宣言した。

BE:FIRST(撮影:上山陽介)

BE:FIRST(撮影:上山陽介)[拡大]

INIと同じく翌日3日にデビュー1周年を迎えるBE:FIRSTは、「Best R&B Video」に選ばれた楽曲「Betrayal Game」を艶やかにパフォーマンス。そして2ndシングル曲「Bye-Good-Bye」で軽やかにステップを踏み、一体感のあるダンスを繰り広げた。RYOKIは「僕たちは今回『Best R&B Video』を受賞させていただいたんですけど、基本的にはジャンルレスに、概念にとらわれずにさまざまな音楽の形で自分たちの可能性を広げていこうとしています。まずは今回、さまざまなジャンルのうちの1つを評価いただいたのかなと思います」と胸を張って語った。

クリープハイプ(撮影:上山陽介)

クリープハイプ(撮影:上山陽介)[拡大]

イベントには「Best Story Video」を受賞したクリープハイプがサプライズでレッドカーペットに登場する場面も。尾崎世界観(Vo, G)は「今回はこのような素晴らしい賞をいただけて、めちゃくちゃうれしいです」と顔をほころばせ、「今日は偶然にも監督の松居(大悟)くんの誕生日です」と長年の付き合いであり、受賞曲「ナイトオンザプラネット」のMVを手がけた松居監督とのエピソードを述べた。

バルーン(須田景凪)(撮影:田中聖太郎)

バルーン(須田景凪)(撮影:田中聖太郎)[拡大]

また「Daisy Bell Award」を受賞したバルーン(須田景凪)もレッドカーペットに現れ、受賞曲「パメラ」について「めちゃくちゃ暗い曲なんですけど、たくさん聴くとどんどん病みつきになれる曲だと思います。MVもめちゃくちゃ時間をかけて丁寧に作ってきました。映像とともに楽しんでもらえたら曲の解釈が広がると思います」とコメントした。

BiSHのパフォーマンスの様子。(撮影:上山陽介)

BiSHのパフォーマンスの様子。(撮影:上山陽介)[拡大]

「Inspiration Award Japan」を受賞したBiSHはTaka(ONE OK ROCK)とMEG(MEGMETAL)が作曲、KENTA(WANIMA)が作詞を手がけたロックナンバー「サヨナラサラバ」を熱唱。代表曲の1つ「オーケストラ」では6人の伸びやかな歌声がアリーナに響き渡る。2023年にグループが解散することに触れながら、アユニ・Dは「今年は12カ月連続リリースを行ったり、BiSHとしても新しい挑戦をさせていただいて。解散までこの賞を糧に突き進んでいきたいと思います」とまっすぐな眼差しで語った。

JO1のパフォーマンスの様子。(撮影:岸田哲平)

JO1のパフォーマンスの様子。(撮影:岸田哲平)[拡大]

「Best Live Performance」を獲得したJO1は「SuperCali」でその賞にふさわしい研ぎ澄まされたパフォーマンスを披露。パワフルなダンスで魅力を発揮したあと、「With Us」ではさわやかなダンスと優しい笑顔で観客の心を鷲掴みにする。トロフィーを手にし、與那城奨は「なかなかライブができない時期が続いていたんですが、今年はライブツアーができました。JO1一同もっともっとパフォーマンスを高めていって、どんどん進化したグループになっていけたらなと思っております」と意気込んだ。

SKY-HI(撮影:岸田哲平)

SKY-HI(撮影:岸田哲平)[拡大]

SKY-HIは「Best Hip Hop Video」に選ばれた「JUST BREATHE」で熱いリリックを投げかける。そしてBE:FIRSTが誕生したボーイズグループオーディション「THE FIRST」のテーマソング「To The First」を届けて観客を喜ばせた。トロフィーを手にしたSKY-HIは「正直今年はもっと自分よりこの賞にふさわしいんじゃないかという友達もいるんですけど、『受賞おめでとう』と言われたときに『マジがんばりました! ありがとう!』と言えるような生き方がも今後もしていきたいなと思います」と述べた。

レッドカーペットを歩くSEKAI NO OWARI。(撮影:岸田哲平)

レッドカーペットを歩くSEKAI NO OWARI。(撮影:岸田哲平)[拡大]

イベントの終盤にはシークレットゲストとして「Best Dance Video」を受賞したSEKAI NO OWARIが登場。どよめく観客を前に、SEKAI NO OWARIは中毒性の高い振付が今年話題となったナンバー「Habit」をダンサーを引き連れて披露した。最後にはもっとも優れた作品に贈られる賞「Video of the Year」の受賞者としてSEKAI NO OWARIの名前が読み上げられ、4人がレッドカーペットに登場。Fukase(Vo)は「このミュージックビデオは僕たちだけじゃなくて、監督の池田大さん、振付のパワーパフボーイズの3組で作った作品です。夜中にスタジオでみんなでダンスの練習をしたり、『振付はこうしたほうがいいんじゃないか』って話してたときには、こんな素晴らしい賞をいただけるとは夢にも思っていませんでした。このミュージックビデオは僕たちを新しいステージに連れて行ってくれたなと思います」とスピーチしてイベントを締めくくった。

この記事の画像(全33件)

「MTV VMAJ 2022」2022年11月2日 武蔵野の森総合スポーツプラザ セットリスト

東京スカパラダイスオーケストラ

01. TONGUES OF FIRE
02. DOWN BEAT STOMP
03. Paradise Has No Border

THE RAMPAGE from EXILE TRIBE

01. RAY OF LIGHT
02. ツナゲキズナ

櫻坂46

01. 断絶
02. 摩擦係数

INI

01. Rocketeer
02. Password

マカロニえんぴつ

01. 星が泳ぐ
02. なんでもないよ、

Dai-CE

01. Promise
02. スターマイン

BE:FIRST

01. Betrayal Game
02. Bye-Good-Bye

BiSH

01. サヨナラサラバ
02. オーケストラ

JO1

01. SuperCali
02. With Us

SKY-HI

01. JUST BREATHE
02. To The First

SEKAI NO OWARI

01. Habit

全文を表示

読者の反応

JO1情報更新 @JO1_JAM_info

3

✒️『VMAJ 2022』関連記事 JO1

音楽ナタリー
✔︎ https://t.co/9kRF8WQRxH
モデルプレス
✔︎ https://t.co/4W38aQyJgD
✔︎ https://t.co/iAcOsCzLfH

📱『&JO1』動画 JO1

🦊
✔︎ https://t.co/WA6IJmIN46
✔︎ https://t.co/uyN2d5DNNk

コメントを読む(107件)

リンク

このページは株式会社ナターシャの音楽ナタリー編集部が作成・配信しています。 SEKAI NO OWARI / BE:FIRST / BiSH / Da-iCE / JO1 / INI / マカロニえんぴつ / 櫻坂46 / SKY-HI / THE RAMPAGE の最新情報はリンク先をご覧ください。

音楽ナタリーでは国内アーティストを中心とした最新音楽ニュースを毎日配信!メジャーからインディーズまでリリース情報、ライブレポート、番組情報、コラムなど幅広い情報をお届けします。