つばさレコーズが新設したつばさ男子プロダクションの一員として、昨年10月より活動を開始したスパフルと世が世。今回のイベントは、スパフルがデビューシングル「チグハグ」を、世が世がデビューシングル「鼓動のFighters」をリリースしたことを受けて行われたもので、会場には彼らの姿を一目見ようと数多くのオーディエンスが詰めかけた。
イベントのトップバッターを務めたのは世が世なら!!!。駆け出すようにステージに現れた彼らは「下剋上、はじめました。」でライブをスタートさせる。30℃を超える気温で直射日光がさんさんと照らす灼熱の中、世が世の6人は汗だくになりながらも元気いっぱいのパフォーマンスでライブを盛り上げる。今年の5月にフェスティバル広場で一度イベントを開催したことのある彼らは、この日のイベントを「リベンジマッチ」と表現。以前のイベント時より何倍も多く集まっている聴衆に、3カ月の努力の成果を見せつけた。
世が世のメンバーの腕には消費カロリーを測定するバンドが巻かれており、彼らは「Mo-Mo-No-Rock」「無理無理無理」といったアッパーチューンで大きく腕を動かしながら何度もジャンプを繰り返すハイテンションなパフォーマンスを展開。ライブでは全力でパフォーマンスを行いながらも、MCや振付指南をする際には随所に“笑い”を仕込み、彼らはグループの“真面目型おふざけ集団”というコンセプトを体現するステージングでオーディエンスを引き込んでいった。彼らが最後に披露したのはデビューCDの表題曲である「鼓動のFighters」。6人は声を合わせて「どんな逆境でも未来は変えられる」というポジティブなメッセージが込められた楽曲を歌い上げる。オーディエンスに感謝の気持ちを述べた彼らは、最後に自身のカロリー消費量を1人ずつ発表しながらステージをあとにした。
続いて登場したTHE SUPER FRUITは自己紹介的なナンバー「Seven Fruits」でライブを開始。スパフルは小田惟真と田倉暉久がメインボーカルを担当しつつ、曲によってもう1人がボーカルに参加する“3ボーカル+4ダンサー”というスタイルでライブを展開しており、マイクを持たない4人のダンサーは両手を使った表現豊かなダンスでステージに彩りを添えていく。「学園天国」のカバーや、オリジナル曲「君はリアコ製造機」でフレッシュなパフォーマンスを繰り広げた彼らは、ミドルテンポのナンバー「Someday」を披露。西日が差し込み、涼やかな風が吹き抜ける中で、清涼感のある歌声を広場に響かせていた。
イベントの最後に彼らはデビューシングルの表題曲「チグハグ」をパフォーマンス。「チグハグ」はリリース前からTikTokを中心に大きな話題となった曲で、この曲が流れ始めると会場に集まったファンのみならず、広場周辺を通りかかる買い物客たちが聴き覚えのあるメロディを耳にして足を止め、スパフルのパフォーマンスに注目した。総勢1000人以上のオーディエンスが見守る中、スパフルは堂々と「チグハグ」を披露し、晴れやかな笑顔でリリースイベントのフィナーレを飾った。
THE SUPER FRUIT×世が世なら!!!デビューシングル発売記念イベント「騒げ! はしゃげ!乗り越えろ!スパ世が初めての夏休み」2022年9月4日 ダイバーシティ東京プラザ フェスティバル広場 セットリスト
世が世なら!!!
01. 下剋上、はじめました。
02. Mo-Mo-No-Rock
03. 無理無理無理
04. Happy Birthday!!!
05. 鼓動のFighters
THE SUPER FRUIT
01. Seven Fruits
02. 学園天国
03. 君はリアコ製造機
04. Someday
05. チグハグ
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