MOA大好き！TOMORROW X TOGETHERが2年7カ月ぶりに日本のMOAと再会

TOMORROW X TOGETHERが本日8月30日に東京・六本木ヒルズアリーナにて、日本3rdシングル「GOOD BOY GONE BAD」の発売を記念してショーケースイベントを開催した。

明日8月31日に「GOOD BOY GONE BAD」をリリースし、9月には大阪と千葉で単独公演の開催を控えるTOMORROW X TOGETHER。彼らが来日するのは2020年1月以来、約2年7カ月ぶりのこととなった。今回のショーケースイベントには抽選で選ばれた約1000名のMOA（TOMORROW X TOGETHERファンの呼称）が参加。ひさしぶりにメンバーと対面したMOAはMOA棒（ペンライト）で、彼らを歓迎した。

K-POPファンにはおなじみのMC・古家正亨に呼び込まれると、モノトーンの衣装に身を包んだTOMORROW X TOGETHERが登場。彼らはまずマスコミ向けのフォトコール、ムービーコールに応じた。その後のミニライブはTAEHYUNの美しい歌声から始まる「君じゃない誰かの愛し方（Ring）」でスタート。初披露となるこの曲で5人がロマンチックな歌詞を丁寧に歌い継ぎながら、しなやかなダンスを踊ると、MOAから温かな拍手が湧き上がった。

「君じゃない誰かの愛し方（Ring）」を初披露したことについて古家から「緊張したでしょ？」と聞かれた5人は「そうですねえ」とはにかむ。SOOBINは「今日は一緒に過ごしてくださるMOAの皆さん、メディアの皆さんありがとうございます」と挨拶し、HUENINGKAIは「皆さんおひさしぶりです！ KAIです！ 会いたかったですよ！ ひさしぶりにお会いできてうれしいです！」と人懐っこいキャラクターを見せた。BEOMGYUは「今日は短い時間ですが一緒に楽しめる時間を過ごしましょう」と呼びかけ、YEONJUNは「皆さんお元気でしたか？ こうしてMOAの皆さんと直接会えて感動しています」と目を輝かせる。TAEHYUNは「今日は素敵なパフォーマンスをお見せする予定なので楽しんでください」と声を弾ませた。

2年7カ月ぶりに来日し、日本のMOAと対面したことについてBEOMGYUは「これまでオンラインでコミュニケーションを取っていましたが、今日直接このようにMOAの皆さんにお会いしてコミュニケーションしています。同じ空間を共有できてうれしいです」と大喜び。YEONJUNも「僕もとてもうれしいです。MOAの皆さんにとても会いたかったです。今、一緒にいる時間が信じられませんね」と話し、MOAから大きな拍手を受けた。

新型コロナウイルス感染拡大防止のため、声を出せないMOAたちにTAEHYUNは「拍手をしてMOA棒を振ってくださったので、熱気を感じることができました。MOAの皆さん大きなエネルギーを送ってくださってありがとうございます」とメッセージを送る。HUENINGKAIも「マスクで顔が隠れていても目を見ることができます。目を通じてMOAの皆さんを感じることができることができました」と自身も目を見開いた。古家から「日本では何か日本の料理を食べましたか？」という質問があるとSOOBINは「前に日本の街を散歩しながらたこ焼きとラーメンをおいしく食べました。今回もまた食べたいです」と回答。HUENINGKAIは「僕は和菓子巡りがしたいです」と和菓子好きであることをアピールした。

「君じゃない誰かの愛し方（Ring）」は、メンバーが初めて制作に携わった日本オリジナル曲で、作曲者としてTAEHYUN、YEONJUN、HUENINGKAIの名前がクレジットされている。TAEHYUNは「日本の映画『花束みたいな恋をした』からインスピレーションを受けて作った曲で、美しい愛の物語なので温かい愛を込めました。別れについても書かれているので、切ない気持ちも込められています」と楽曲を説明。HUENINGKAIは「TAEHYUNさんが作業した部分を聴いてよかったので、僕も曲作りに参加しました。先行公開されたのでMOAの皆さんも聴いていただきましたよね？ 気に入っていただけましたか？」とMOAに呼びかけ、MOAは熱い拍手をステージに送った。

「君じゃない誰かの愛し方（Ring）」も収録された日本3rdシングル「GOOD BOY GONE BAD」は、ついに明日8月31日に発売を迎える。YEONJUNは表題曲「Good Boy Gone Bad [Japanese Ver.]」について「初恋が終わったあと、純粋だった少年がワイルドでダークに変わっていく姿を描いています。ダークでありながらエネルギーにあふれる姿を楽しみにしていてください」とパフォーマンスの見どころをを語った。日本語でのレコーディングについて話題が及ぶと、BEOMGYUは「ちょっと難しかったですが、たくさん練習をして単語を理解して曲に込められた意味を伝えることに集中しました」と、苦戦しつつも期待を寄せるMOAのために尽力したことを明かす。「Good Boy Gone Bad [Japanese Ver.]」のミュージックビデオの見どころについては、SOOBINが「傷メイクやタトゥーシールで“Bad”な姿を見せました。スリルあふれるアクションシーンも楽しんでほしい」とコメント。HUENINGKAIは「僕らの表情の演技に注目してください。今回の撮影で僕の新たな才能が発見されて、BEOMGYUさんにも褒めてもらいました」と胸を張った。

トークパートの最後にMOAへのメッセージを求められた5人。TAEHYUNは「いつもMOAの皆さんに感謝しています。遠く離れていても心だけはいつも一緒にいると感じています。これからもいい音楽とパフォーマンスをお見せします」と言葉に力を込め、YEONJUNは「直接（MOAと）お会いできて楽しい時間でした。新しい曲のパフォーマンスをこの場で初めてお見せすることができて意味深かったです。今日のことをずっと忘れません」と思いを語る。BEOMGYUは「MOAの皆さんと過ごせて幸せな時間でした。いつも応援してくださるMOAの皆さん、ありがとうございます。今日はお別れになるので残念ですが、来月はワールドツアーでお会いできるのを楽しみにしています。お元気で、幸せな姿でまた会いましょう！」と9月の公演に言及。HUENINGKAIは「いつものようにMOAの皆さんがエネルギーをたくさん送ってくださったので力が出ました。おかげで今日のステージも楽しくできました。MOAの皆さんに感謝を伝えたいです。愛してますよ」とコメント。SOOBINは「ついに日本でお会いできてうれしかったです。MOAの皆さんも幸せな時間を過ごせたことを願っています。明日発売のシングルもMOAを思いながら準備したので多くの愛をお願いします。愛しています」と述べた。

そして最後にTOMORROW X TOGETHERは「Good Boy Gone Bad [Japanese Ver.]」を披露。昨晩出演した「CDTVライブ！ライブ！夏の4時間スペシャル」にて全貌が明らかになったこの曲では、TOMORROW X TOGETHERらしいキレキレなダンスとパワフルな歌声でMOAを圧倒した。最後の決めポーズまでクールな表情を貫いた5人だったが、曲が終わった途端に安堵の笑顔を見せ、「ONE DREAM！ ここまでTOMORROW X TOGETHERでした！」と声をそろえる。そして「また会いましょう！」「愛してる！」「MOA大好き！」と名残惜しそうにステージを下りた。