アプガ(2)は今年5月から、高萩千夏、鍛治島彩、中川千尋、佐々木ほのか、森永新菜、島崎友莉亜、新倉愛海による7人の新体制となり、夏のアイドルフェスなどで精力的に活動を展開している。新体制後初のCDシングル発売、さらには来年1月4日に東京・Zepp Haneda(TOKYO)での単独ライブ開催が決定するなど、そんな彼女たちの勢いをさらに“アップ”させるべく開催された本イベントには催眠術師 / 催眠療法士の夢幻颯人が出演。メンバーが催眠術をかけられるなど、“キセキ”と“未知の世界”が展開された。
大勢のファンが集まる会場にアプガ(2)が現れ、まずはニューシングルから新曲の「U(2)Zone LINE」を披露すると、彼女たちの熱いステージに観客から大きな拍手が送られた。MCタイムに入るとスペシャルゲストの夢幻が登場。「U(2)Zone LINE」の歌詞に登場する「キセキを起こせる」「未知の世界へ行こうよ」というフレーズになぞらえ、夢幻は「催眠術を使って、“キセキ”と“未知の世界”を皆さんに体験していただこうと思ってます」と語る。催眠術という新鮮な体験に期待あふれるメンバーたち。まずは苦手な食べ物克服ということで、スプーンいっぱいのわさびを高萩と島崎が食べることに。高萩と島崎は「これは無理かも」と心配顔。そんな2人を、夢幻は催眠術で瞬間的に眠らせる。「3、2、1!」の合図で起きた2人はわさびを食べると、高萩は「全然ツンとしない」、島崎は「めちゃクリーム」と完食。その姿にメンバーからは「ほんと?」の声がかかり、高萩は「ほんとに甘いの。じゃあ食べてみて」と反論。森永と中川はわさびを食べるものの、「うわわ」「無理無理無理」と涙を流す。
早々に催眠術のすごさを体感したメンバーたち。続いては鍛治島が苦手な牛乳にチャレンジ。鍛治島は「牛乳は匂いからダメなんです。でも、牛乳が飲めたらいろんな乳製品が食べられるじゃないですか」と自身の葛藤を口にする。苦手な牛乳を目の前に、鍛治島は眉間に皺を寄せる。手強い相手ゆえ、夢幻も「かなり深い催眠をかけます」と渾身の術をかける。1度目は「まだ牛乳の匂いがしますー」と拒否する鍛治島だったが、2回目の催眠をかけられると、あれだけ嫌がっていた牛乳を飲めるまでになる。「まさか自分が牛乳を飲めるなんて」「でもなぜ?」という混乱した表情の鍛治島。完全克服とまではいかなかったものの、彼女の奮闘に観客から拍手が起きた。
夢幻の催眠術はこれで終わりではなかった。「皆さん、ヒューマンブリッジって聞いたことありますか? 椅子と椅子の間に人が横たわって、真ん中の椅子を抜くんですけど、通常は術師がかけるんです。でも今回は、メンバーがメンバーにかけてヒューマンブリッジをやります。催眠業界初です!」と語る。メンバーから「私たちでもかけられるんですか?」と不安な声が上がるものの、夢幻は「いけます!」と太鼓判。術にかかる佐々木は「えー、怖い!」と言いながら3つの椅子の上に横たわる。すると夢幻の指導のもとメンバーが、首、肩、腕、足先、膝、腰に術をかけていく。そして腰の位置にある椅子を夢幻が引き抜くと、佐々木は頭と足元の椅子のみで体を支えられた棒状で体勢をキープしている。彼女は「普通に力入れてないから全然余裕です!」「このまま次の曲いきましょう!」と笑顔でトークを繰り広げる。驚くメンバーに、夢幻は「本人は意識してないけど、筋肉が硬直してるんです」と解説。佐々木は、夢幻が術を解いてもまだ棒人間状態。完全に術を解かれ、起き上がった佐々木は「なんか、ぶわーんって感じでした」と独特の感想を語った。
さらに夢幻は「では、ファンの方に催眠じゃなく暗示をかけてもよろしいでしょうか?」と観客に呼びかける。そして「皆さん目をつぶってください。頭の中であなたの好きなメンバーの顔を思い浮かべてください。皆さんは、この先もずっと彼女たちのファンとして応援したいです。3つ数えて手を叩いたら、もっとメンバーが大好きになってしまいます」と語り、「3、2、1」の合図で観客に暗示をかけて、夢幻のコーナーは終了となった。
「すごかった!」「未知の世界だ!」と催眠術の衝撃を口にするメンバーたち。高萩は「ほんとにキセキが起きたね」、鍛治島は「私、牛乳飲める日が来ると思ってなかったです」と語る。佐々木は「私、雲の上に乗るのが夢だったんですけど、もう夢が叶った感あります。この催眠術の映像、次の『ワイドナショー』に流していただけたらなって思います」と、8月14日のオンエア回に出演したフジテレビ系ワイドショー番組「ワイドナショー」へ熱烈なアピールを送った。
ライブコーナーに戻ると、メンバーはニューシングルから新曲の「恋はアップ(2)Summer」を歌唱。トロピカルフレイバーの爽快なサマーチューンを楽しそうにパフォーマンスする。最後に披露したのは、アプガ(2)のデビュー曲「二の足Dancing」。7人は上を目指して走っていく思いを力いっぱい歌唱する。曲中では、鍛治島の特技・鼻リコーダーも飛び出した。7人が全力のパフォーマンスで楽曲を歌い切ると会場は大きな拍手に包まれた。
最後のMCで、メンバーは現在の思いを口にしていく。鍛治島は「こんな素敵な会場でリリースイベントができてとてもうれしいです。そして今日8月15日はアプガ(2)の1stシングル『Sun!×3 / 二の足Dancing』の発売日で、私たちのデビュー日になります。こうしてデビュー日に12枚目のリリースイベントができているということは、5年間という長い道のりを皆さんと一緒に走ってこれたんだなと思えますし、ほんとにうれしい気持ちでいっぱいです。2022年は“2”がいっぱいの“ニキ”の年ですし、『U(2)Zone LINE』ということで、これからもっとゾーンに入った私たちを見てもらえるようにがんばっていきます!」とデビューからの感謝をファンに伝えた。高萩は「もう1つ大事なことがあります、2023年1月4日に開催されますZepp Hanedaでの単独ライブです」と、新体制アプガ(2)のビッグマッチ、来年1月4日のZepp Hanedaワンマンライブについて語る。「こちらは7人体制で挑むとても大きなライブです。私たちは、会場に来てくださった皆さんを幸せな気持ちにして、最高の笑顔であふれるライブにしたいと思ってます。今回のシングルもそうですが、今のアプガ(2)の勢いを見せるライブにしたいと思ってますので、今日会場に来てくださった皆さん、配信を観てくださってる皆さん、ぜひ1月4日はたくさんの友だちを連れてきてください! 1人でも多くの方に、Zepp Hanedaにお越しいただきたいです。ぜひよろしくお願いします!」と声を上げた。
鍛治島彩😑アップアップガールズ(2) @uug2_kajishima
ナタリーさん😊❤️😊❤️
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