4年目もお願いします!B.O.L.T、ツアーファイナルで1st EPの新曲を惜しみなく披露

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B.O.L.Tのワンマンライブ「B.O.L.T 3rd ANNIVERSARY LIVE & Early Summer Tour 2022 FINAL」が、結成3周年記念日である7月15日に東京・KANDA SQUARE HALLで開催された。

「B.O.L.T 3rd ANNIVERSARY LIVE & Early Summer Tour 2022 FINAL」の様子。(撮影:笹森健一)

「B.O.L.T 3rd ANNIVERSARY LIVE & Early Summer Tour 2022 FINAL」の様子。(撮影:笹森健一)

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B.O.L.Tはこの公演をグループの結成3周年を記念したライブ、そして5月より東京、大阪、宮城、愛知の4都市で行ってきた2回目のツアー「B.O.L.T Presents Early Summer Tour 2022『RE; B.O.L.T』」のファイナルとして実施。ツアーの集大成を見せつつ、8月10日にリリースする1st EP「Weather」収録の新曲を惜しみなく披露した。

「B.O.L.T 3rd ANNIVERSARY LIVE & Early Summer Tour 2022 FINAL」の様子。(撮影:笹森健一)

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「Weather」は天気のように移り変わるさまざまな感情を表現した作品。ライブ当日の天気はあいにくの大雨となったが、チケットが完売した本公演には結成3周年の特別な時間をメンバーと共有しようと多くのファンが来場した。開演時刻になると、B.O.L.Tは1970年代のパンクスタイルを現代風にアップデートしたツアー衣装でステージに登場し、まずはツアーのハイライトを凝縮したブロックでライブの幕を開ける。スクリーンにグループのロゴが大きく映し出される中、1stシングルの表題曲「Don't Blink」のイントロが豪快に鳴り響き、白浜あやが「ツアーファイナル始まったよー! 3周年ということでクラップ!」と叫ぶと、観客はその言葉に応えるように万雷の拍手でメンバーを迎えた。序盤からトップギアで歌と踊りを届け、会場全体を踊らせた4人はさらに「夜更けのプロローグ」や「Reborn」を立て続けに披露。「SLEEPY BUSTERS」では高井千帆の「今日はみんなで最高の時間を過ごしましょう!」という言葉を皮切りに、メンバーそれぞれが自己紹介とライブの意気込みを口に。青山菜花は「今日は7月15日、”B.O.L.Tの日”! 皆さんパワーを出してがんばりましょう!」と呼びかけ、ファンとともに力いっぱい腕を掲げた。

「B.O.L.T 3rd ANNIVERSARY LIVE & Early Summer Tour 2022 FINAL」の様子。(撮影:笹森健一)

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ライブの幕開けと同時にアクセル全開のステージを繰り広げたB.O.L.Tは、その後も勢いを緩めることなく、アッパーチューンの「BON-NO BORN」「Yummy!」を畳みかける。このMCなしのノンストップパフォーマンスは今回のツアーの見どころの1つで、B.O.L.Tは「未完成呼吸」「Hear You」といったじっくりと歌い上げる楽曲も挟みつつ、観客の心をしっかりとつかんでいった。「まわりみち」のイントロでは、高井が「今日は来てくれてありがとう! このツアーが終わっても一緒に“まわりみち”しながら道を歩んで行こうね!」と語り、今後もツアーで全国のファンを巻き込みながら前進していくことを約束。4人は冒頭から9曲をノンストップで駆け抜け、「サンキュー」という言葉を残して一旦ステージから立ち去った。

「B.O.L.T 3rd ANNIVERSARY LIVE & Early Summer Tour 2022 FINAL」の様子。(撮影:笹森健一)

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今回のツアーや「Weather」のリリース記念イベントなど、初夏のB.O.L.Tの活躍を振り返る映像が流れたあと、メンバーはY2Kファッションとギンガムチェックを組み合わせたスポーティな衣装に着替えてステージへ。ここから「Weather」の新曲を次々に届けていく。最初に4人は内藤るなの「みんな、B.O.L.T4年目も駆け上がっていくよー!」という掛け声を合図に、疾走感あふれるナンバー「One Life」「D.T.F.」をパフォーマンス。KNOCK OUT MONKEYの提供曲「D.T.F.」は雲に乗って飛んでいるような振り付けが印象的で、この日が初披露ながら会場のファンは思い思いに盛り上がってメンバーの歌と踊りを楽しんだ。

「B.O.L.T 3rd ANNIVERSARY LIVE & Early Summer Tour 2022 FINAL」の様子。(撮影:笹森健一)

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「D.T.F.」の歌唱を終えると、メンバーはようやくこの日初のMCを開始。「3周年やってきたぞー!」と声を弾ませ、メモリアルな日を迎えた喜びをファンと分かち合ったほか、「ルーズソックス!」「お腹出しちゃいました!」と「Weather」の衣装のお気に入りポイントを無邪気にアピールした。天真爛漫なトークで会場に和やかな空気が流れたあと、ライブは再び「Weather」のブロックへと戻り、現在放送中のテレビドラマ「ちょい釣りダンディ」のエンディングテーマ「雨のち晴れ」、秋田県で結成された女性ボーカルのポップパンク / イージーコアバンドのHold Out Hopeが制作した「BY MY SIDE」、「やりたくないことは先延ばしにしちゃえ。やりたいことをやろう!」というメッセージが込められたどついたるねんの提供曲「New Day Rising」が立て続けに披露される。4人はバラード曲である「雨のち晴れ」でしっとりとした歌声を響かせたかと思えば、「BY MY SIDE」「New Day Rising」でエネルギッシュなステージングを展開し、3年の間に培った幅広い表現力を見せつけた。そして高井の「4年目も新たな気持ちで走っていけるように、今日はしっかり最後まで曲に思いを乗せて届けたいと思います」という語りを経て、ライブ本編はBACK LIFTが提供した楽曲「夜を抜け出して」で終了。迫真のパフォーマンスによって心の葛藤と力強い決意をつづった歌詞に大きな説得力が生まれた。なお「Weather」の新曲のうち、「BY MY SIDE」が7月22日に先行配信されることが高井より告知された。

「B.O.L.T 3rd ANNIVERSARY LIVE & Early Summer Tour 2022 FINAL」の様子。(撮影:笹森健一)

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アンコールを求める拍手に応えて再びステージに姿を見せたB.O.L.Tは、結成3周年記念のライブ Tシャツを着用して「POP -Look-back on the day medley-」を展開する。「POP -Look-back on the day medley-」は1枚のアルバムで1日を表現することをコンセプトにしたメジャーデビューアルバム「POP」の楽曲をつなげたメドレーで、4人が繰り広げる怒涛のパフォーマンスによって会場の熱気はより一層上昇。「POP」の最後を飾るナンバー「寝具でSING A SONG」ではファンが持つペンライト「B.O.L.T THUNDER STICK」が暗転した場内できらめき、その光に照らされた4人が眠りにつくポーズで“就寝”を表現した。

左から白浜あや、青山菜花。(撮影:笹森健一)

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アンコールのMCでは、メンバーが結成3周年を迎えた心境やファンへの感謝の思いを順番に語っていく。白浜は「3年間を振り返ってみると本当にあっという間で、たくさんライブをさせていただいて、いろんな景色を見させていただいて。いい経験をたくさんさせていただいた3年間でした。皆さんの楽しそうな姿を見ていつも元気をもらっていて、本当に感謝しています」「今日のライブの景色が忘れられなくて。4年目もいっぱい思い出ができると思うんですけど、その中でもこういう忘れられない思い出を作っていけたらいいなと思います」と笑顔を見せ、青山も「ツアーで経験を積み重ねていくごとに、自分の課題や見えてきたり、苦手な部分がうまくいくようになったりして。今も苦手だなと思うことはあるんですけど、これから4周年に向けてどんどんクリアしていきたいと思いますし、4周年、5周年、6周年、7周年、8周年と重ねていくうちに、皆さんと一緒に一体感のあるB.O.L.Tを作っていきたいです」「皆さんに『B.O.L.Tって大好き!』と思っていただけるようにいっぱいがんばっていきます!」と意気込んだ。

左から内藤るな、高井千帆。(撮影:笹森健一)

左から内藤るな、高井千帆。(撮影:笹森健一)[拡大]

内藤は「私はライブがめちゃくちゃ大好きだな、チームB.O.L.Tのこと、皆さんのことがすごく大好きだなと改めて感じました」「ふと日常でB.O.L.Tのことを思い出したときに心が軽くなって、『あのとき幸せだったな、楽しかったな』と思えるような、皆さんの心が幸せになる瞬間をこれからも届けていきたいと思います。B.O.L.Tは4年目も歌い続けていきます」と宣言。高井は「初めて来てくれた方の『B.O.L.Tのライブはびっくりしちゃうくらい温かくて本当に優しいね』という声をツアー中にたくさん聞いて、皆さんは私にとって本当にかけがえのない自慢の大好きな存在です。結成日にみんなで笑って過ごせているのも、今日ここに来られなかった方も含めたファンの皆さん、チームB.O.L.Tのスタッフさん、そしてメンバーみんなのおかげです。家族よりもいる時間が長いくらい、チームB.O.L.Tで過ごす時間が年々増えているし、いつもお仕事させていただく方も愛にあふれていて。だからこそ、4年目ももっともっとたくさんの方に愛していただけるグループになっていきたいです」と頼もしい言葉を述べた。

「B.O.L.T 3rd ANNIVERSARY LIVE & Early Summer Tour 2022 FINAL」の様子。(撮影:笹森健一)

「B.O.L.T 3rd ANNIVERSARY LIVE & Early Summer Tour 2022 FINAL」の様子。(撮影:笹森健一)[拡大]

1人ずつ自身の思いを伝え終えたB.O.L.Tは高井の「私たちにしか出せない色でみんなと一緒にいろんな景色を見ていきたいと思います!」という曲振りをきっかけに、「OUR COLOR」を熱唱。そして「4年目のB.O.L.Tもお願いします」というメッセージを込め、ラストナンバーとして「Please Together」を歌唱した。4人はライブを通してグループの勢いをもう一段階加速させることに成功し、結成4年目の好スタートを切った。

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B.O.L.T「B.O.L.T 3rd ANNIVERSARY LIVE & Early Summer Tour 2022 FINAL」2022年7月15日 KANDA SQUARE HALL セットリスト

01. Don't Blink
02. 夜更けのプロローグ
03. Reborn
04. SLEEPY BUSTERS
05. BON-NO BORN
06. Yummy!
07. 未完成呼吸
08. Hear You
09. まわりみち
10. One Life
11. D.T.F.
12. 雨のち晴れ
13. BY MY SIDE
14. New Day Rising
15. 夜を抜け出して
<アンコール>
16. POP -Look-back on the day medley-
17. 寝具でSING A SONG
18. OUR COLOR
19. Please Together

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