ステージには6つの和室を模したセットが作られ、その最上部の中央にある格子ゲートが上がると、和をイメージした純白の新衣装を身にまとったばってん少女隊が登場。メンバーカラーで彩られた和柄の傘を手に持った6人は3月に配信リリースしたお祭りディスコチューン「YOIMIYA」でライブの幕を開け、歌いながらセットの最上段から下へ。全員がそろい、フォーメーションが作られたところで6人による踊りがスタートした。
続いては中毒性の高いメロディや曲調がUSENを中心に話題を呼び、異例のロングヒットを記録した「OiSa」が披露される。しかし、ワンコーラスだけ歌い終わったタイミングで「Killer Killer Smile」のイントロが流れはじめ、観客はいつもと違うアレンジで楽曲が畳みかけられていることに気付く。このブロックは「OiSa」のマッシュアップをブリッジに使用したメドレーコーナーで、計7曲が30分間にわたってノンストップで届けられた。
挨拶を挟んだあとは、「Just mean it!」のイントロに合わせ、メンバーが朱色に各担当カラーのラインが入った衣装に早着替えして登場。すると、和室をイメージしたステージがメンバーカラー6色のLEDに縁取られたセットに一変し、会場が一気にポップな空間に。6人は「わたし、恋始めたってよ!」「Dancer in the night」というややアダルトな雰囲気の曲を連続で披露した。さらに彼女たちは楽屋に届いた九州7県のグルメについてのトークで盛り上がったあと、「おっしょい!」から「6STERS」までアップテンポな楽曲を4曲続けてパフォーマンス。場内のテンションがぐんぐんと上昇する中、6月29日に配信リリースしたRin音提供の新曲「虹ノ湊」をさわやかに歌い上げてステージをあとにした。
その後、ばってん少女隊は鳴り止まないアンコールの拍手に迎えられ、「MILLION SUMMERS」を歌いながら再登場。曲を歌い終えると、「虹ノ湊」が九州7県のFM局で7月度のパワープレイに決定したことと、8月21日に千葉・ZOZOマリンスタジアム&幕張メッセで行われる音楽フェス「SUMMER SONIC 2022」のJ-CULTURE STAGEへの出演が決定したこと、今秋に「OiSa -2021ver.-」「わたし、恋始めたってよ!」「YOIMIYA」「虹ノ湊」などを収録した4枚目のアルバムをリリースすることを発表した。
最後のMCではさまざまな感情が交差する中、メンバーがファンに対する感謝の思いを言葉にしていく。感情を抑えきれずに涙するメンバーもいれば、それにもらい泣きをするメンバーも。客席にも思わず涙ぐむファンがおり、会場全体が温かい空気で包まれた。そして、ばってん少女隊は最後の1曲に「Over」を歌唱。現体制初披露となったバラード曲で結成7周年ライブの幕は閉じた。
ばってん少女隊の次なるワンマンライブは、11月26日に開催される東京・中野サンプラザホール公演。グループにとって過去最大規模の単独公演となる。
ばってん少女隊7周年記念ライブ 2022年7月3日 福岡国際会議場 第2部 セットリスト
01. YOIMIYA
02. OiSa
03. Killer Killer Smile
04. 崇シ増シXXX物語
05. 乙女の手札
06. FORCES
07. MEGRRY GO ROUND
08. 己Myself
09. Just mean it!
10. わたし、恋始めたってよ!
11. Dancer in the night
12. おっしょい!
13. ジャン!ジャン!ジャン!
14. Number Shot
15. 6STERS
16. 虹ノ湊
<アンコール>
17. MILLION SUMMERS
18. Over
ばってん少女隊 中野サンプラザワンマンライブ
2022年11月26日(土)東京都 中野サンプラザホール
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