ピンクのキラキラとした衣装をまとって登場した4人はまず、モーニング娘。が2001年にリリースしたヒット曲「ザ☆ピ~ス!」をハローキティと一緒にパフォーマンス。曲中のセリフはハローキティがキュートに決めてみせた。ハローキティとコラボした感想を、福田は「かわいいキティちゃんと一緒に笑顔いっぱいでパフォーマンスできて、本当に幸せで夢のような時間でした!」と語り、河西は「まさかキティちゃんとコラボできると思ってなかったのでうれしかったです。また一緒にやりましょう!」とハローキティへ微笑みかける。そして豫風は「キティちゃんと一緒にピカピカキラキラと輝けてうれしかったです。オーラがすごく伝わってきました。ありがとうございました!」と笑顔を弾けさせ、八木は「小さい頃、朝はキティちゃんの時計に起こしてもらっていたんです。そんなキティちゃんとステージに上がれてとてもうれしかったです」と、思い出とともに喜びを明かした。
続いてつんく♂がハローキティのために書き下ろした楽曲「Hello! 生まれた意味がきっとある」について紹介され、つんく♂から届いた手紙を司会が代読。つんく♂は幼少期にサンリオショップの横を通ったときや、自身の子供たちとサンリオピューロランドに訪れたときにはドキドキしたという思い出を明かしつつ、「あのドキドキワクワクをどうやったら曲にできるだろうか?と考えながら作りました!」と楽曲を制作するうえで込めた思いを手紙で伝えた。そしてハローキティは「Hello! 生まれた意味がきっとある」をパフォーマンス。その横ではつばきファクトリーの4人が、元気いっぱいにエールを送っていた。
ステージ終了後には囲み取材も実施。ハローキティと息ぴったりのパフォーマンスを見せていた4人だが、リハーサルは2回のみだったという。福田は「初めてキティちゃんに会ったときからメロメロで、楽しいリハーサルでした。キティちゃんが1回目のリハーサルから踊りも歌も完璧にしてくれていたので、私たちも見習いたいところがたくさんあると思いました」と尊敬の気持ちを語った。また好きなサンリオキャラクターを問われると、河西は「ハンギョドンさんが一番好きです。小さい頃はウサハナさんのお弁当箱を持っていて、いつもごはんの時間にあけるのが楽しみでした。今も実家にあります」と思い出とともにコメント。八木は「(この日発表された「サンリオキャラクター大賞」で)38位だったおさるのもんきちとその仲間たちです。小さい頃にお母さんのパソコンでサンリオのゲームを遊んでいて、そこで名前を覚えました。もんきちが有名ですけど、ももちゃんやうーくん、大吉などなど、個性豊かな仲間がいるんです。イチオシです!」と熱っぽく語った。
6月29日に9枚目のシングル「アドレナリン・ダメ / 弱さじゃないよ、恋は / アイドル天職音頭」をリリースするつばきファクトリー。八木はニューシングルについて「3曲とも全然雰囲気が違うので、いろんなつばきファクトリーを見られるんじゃないかと思っています。『アドレナリン・ダメ』のミュージックビデオが先日100万回再生を超えまして、とてもうれしく思っています!」とアピールした。
イベント内でハローキティが披露した楽曲「Hello! 生まれた意味がきっとある」について、つんく♂はnoteに公開しているセルフライナーノートで「『つんく♂節濃いめ』で『リズムも速め』で『ビートも強い』んです」と説明していた。ハローキティのつんく♂楽曲の表現について、福田は「この曲にはいろんな展開がある気がして。ちょっとさみしい、悲しい部分もあったり、最後は楽しい気持ちがあったり。キティちゃんはすべてのそういう表現をいろんな表情で見せてくれて。楽曲に合ったパフォーマンスをキティちゃんらしくしていて、すごいなと思いました」と感嘆した様子。豫風も「キティちゃんがすごくつんく♂さんっぽい歌い方をしていて。私たちも普段からよく言われるんですけど、16ビートをハメた歌い方とか、ハロー!プロジェクトらしい歌い方をキティちゃんがしているなって。私たちももっとキティちゃんみたいに歌おうと思いました」と語っていた。
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