3月9日にシングル「ハリネズミ」でデビューした
これまでメディアには顔出しをしない方針で活動してきたAZUMA HITOMI。そんな彼女がデビュー後初めてファンの前に姿を現すということで、会場は超満員となった。ネットレーベルMaltine Recordsを主宰するtomadのDJに迎えられた観客は、ステージ上の異様なセッティングを目撃する。ステージ中央にはシンセやコンピュータなどの機材に囲まれた、AZUMA HITOMIの立ち位置となる空間。その横に本人用のタムドラムがあり、ウインドチャイムも高くそびえる。一際異彩を放つのはステージ後方で、中空に4個のバスドラムが横一列に並んでいる。
電子ノイズのSEとシンクロした挑発的なLEDの明滅の中、まずドラムの城戸紘志(
緊張感あふれるハードな1曲目に続いて演奏されたのは、Maltine Recordsからリリースされた「無人島」。鍵盤ハーモニカを演奏し、伸びやかな歌声で観客を魅了する。さらに「今日はいっぱい実験道具を持ってきたので、何が起こるか目撃してください」という挨拶を経て「east」を披露。シングル「ハリネズミ」のカップリング曲「おなじゆめ」ではトライアングルを持ち、さらに「太陽をみていた」へのつなぎではポエトリーリーディングをカオティックにループさせた。
「ハリネズミ」ではステージ背面を埋めるLEDスクリーンに山口崇司(
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- AZUMA HITOMI
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音楽ナタリー @natalie_mu
AZUMA HITOMIデビュー後初のステージで顔出し実験ライブ http://natalie.mu/music/news/47633