DIY HEARTSに篠原ともえ、Dorian、勝井祐二バンド曲提供

東日本大震災の義援金募集サイト「DIY HEARTS」に、篠原ともえ、サラーム海上、Dorian、Phase（勝井祐二×成井幹子）の作品が追加された。

篠原ともえは自ら自宅録音した楽曲「桜の咲くまで」のMP3を提供。歌、作詞、作曲、編曲、デザインワークをすべて篠原が手がけ、自身の声を70チャンネル重ねて制作された。

音楽ライターのサラーム海上が提供したのは、インドのラージャスターン州で録音してきた、砂漠の楽師たちによる故ヌスラット・ファテー・アリー・ハーンの十八番「Allah Huu」。MP4ファイルのボーナス映像なども同梱される。

Dorianの配信作品は、このプロジェクトのために書き下ろされた新曲「still alive」。Dorianならではのアーバンなダンストラックを高音質なWAVファイルで購入することができる。

Phaseは勝井祐二（ROVO）と成井幹子（sgt.）というエレクトリックバイオリン奏者2名によるドローンユニット。震災直後の3月19日に秋葉原GOODMANで、余震に見舞われながらこの企画のために演奏された音源を聴くことができる。

「DIY HEARTS」は、七尾旅人とTUNKの共同開発による配信システム「DIY STARS」を活かした募金サイト。購入者が複数の価格帯から自由に金額を選べる“投げ銭”方式で、手数料を除く売り上げの全額が東日本大震災義援金として寄付される。