DEAR KISS新シングル発売記念パーティで会場中をハッピーに、5月に7周年ライブ2DAYS決定

DEAR KISSが昨日4月10日に東京・Veats Shibuyaでニューシングル「ハッピー」のリリース記念パーティ「DEAR KISS ONEMAN LIVE "DEAREST DREAM♯9"～『ハッピー』release party～＠Veats Shibuya」を行った。

Veats Shibuyaは昨年5月にDEAR KISSのメジャーデビュー後初のワンマンライブが開催された思い出の会場。DEAR KISSがワンマンライブを行うのはひさびさで、会場にはこの日を心待ちにしていたLIPS （DEAR KISSのファンの呼称）が多く集まった。ライブの開幕をカウントダウンで知らせるオープニングムービーが流れたあと、DEAR KISSは最新のアーティスト写真や「ハッピー」のジャケット写真で着用している私服風のポップな衣装でステージへ。「Overture」と観客のクラップに合わせてダンスした5人はさっそくニューシングルの表題曲「ハッピー」をパフォーマンスし、キャッチーな振り付けで場内を心地よい高揚感で満たしていく。さらにライブ序盤のブロックでは「SHINY SHY GIRL」や「B-Myself」、「ハッピー」のカップリング曲「Glaring★Glaring」といったエネルギッシュで躍動感のある楽曲が次々に畳みかけられた。

その後、DEAR KISSは自身のハッピーなエピソードを交えながら笑顔で自己紹介したかと思えば、クールでアグレッシブなムードが漂う楽曲「LOVE ME」「インディビジュアル『A』」を連発。ライブ序盤とは方向性の異なる力強いステージングで幅広い表現力を見せつけ、その勢いのまま踊りだけで魅せるダンスナンバーを披露した。まずは四島早紀、齋藤里佳子、山田まひろの3人がジャジーな音楽をバックに、ステッキを使ったダンスパフォーマンスを息ぴったりに繰り広げる。伊山摩穂とののこは大人びたセクシーな踊りで観客の視線を釘付けにした。ダンスナンバーを経て、深みのある赤と黒を基調とした統一感のある衣装に着替え、再びステージにそろい立った5人は、昨年4月発表のメジャーデビュー曲「ダンスはキスのように、 キスはダンスのように」をパフォーマンス。ディスコファンク調のサウンドや高難易度のハードな踊りで会場内のテンションをより一層上昇させた。

ライブ中盤のMCではメンバーがにぎやかにトークしつつも、「MCで座ってること自体甘えなんだよ！」「MCは休憩じゃないけん！」と勢いよく煽り始める。そこからニューシングルのもう1つのカップリング曲「マジェスティックタイニーガール」や、アップテンポなナンバー「シェキナ」「REIMEI」を間髪いれずに披露し、オーディエンスを目いっぱい踊らせた。そして会場が興奮で包まれる中、5人はライブの人気曲や代表曲である「ずっきゅんらぶ 」「ため息の世界はいらない」、LIPSへの思いを詰め込んだ「World Smile」と続け、息つく暇もなく一気にラストスパートを駆け抜けた。

熱いパフォーマンスで大きな拍手を浴びたDEAR KISSはここで初出しの発表ごとがあることを明かし、5月3、4日に東京・SHIBUYA PLEASURE PLEASUREで結成7周年を記念したライブ「DEAR KISS 7th anniversary "DEAREST DREAM 2Days" DAY1,DAY2!」を開催することを告知。5月3日のDAY1はファン投票ベスト10の楽曲を発表する企画とメンバーのソロ曲を発表する企画の2本立てで、2020年にグループに加入した山田初のソロ曲がお披露目される。一方、5月4日のDAY2はノンストップライブと新曲の披露が見どころ。2日間の通しチケットを購入した人にはメンバーによる感謝状と、DAY2の最後に行われる私服トークショーおよびアンケート回答企画への参加権が与えられる。

うれしいお知らせに胸を高めたLIPSはメンバーがステージから退場したあと、拍手でアンコールを求める。これに応えて再び姿を現したDEAR KISSは「Step and Shout」で勢いよくパフォーマンスを再開。ラストナンバーとして「ハッピー」を英詞にした「ハッピー English ver.」を歌唱し、場内に幸せな一体感を作り出した。ワンマンライブのセットリストとして用意してきた楽曲をすべて披露し終えた5人は、最後にライブの感想やLIPSへの感謝の気持ちを1人ずつ言葉に。「皆さん、今日はハッピーな1日になりましたかー？」と問いかけつつ、「今日すごいハッピーです！」と笑顔を弾けせさせて「ハッピー」のリリース記念パーティを終えた。