ET-KING・KLUTCH大麻所持容疑は不起訴処分に、尿検査は陰性で押収物の検出成分は第三者のもの

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KLUTCH(ET-KING)が大麻取締法違反の容疑で書類送検された件について、不起訴処分になったことが発表された。ET-KINGのオフィシャルサイトでは、書類送検から不起訴処分に至るまでの経緯が説明されている。

ET-KINGとは?

1999年に大阪で結成。5MC+1DJ+1総合司会という異色のメンバー構成で、大阪は通天閣のすぐ近く大国町を拠点に共同生活をしながら活動をスタートさせた。レゲエ、ヒップホップ、テクノ、ロック、さらに歌謡曲や演歌までも取り入れたオリジナルなサウンドと、はっぴを身にまとい「お祭り」をテーマに繰り広げられるエネルギッシュなライブで注目を集める。2007年にシングル「愛しい人へ」とアルバム「LOVE&SOUL」のヒットでブレイク。結成15周年を目前に控えた2014年に全国ツアー「ET-KING 結成15周年記念全国ツアー ~おまえとおったらおもろいわ!~」を開催し、ツアーファイナルを持って“充電期間”と称した活動休止期間に入ることを発表した。同年9月にメンバーのTENNが死去。2015年7月にメンバー6人で活動を再開し、2016年2月に活動再開後初のアルバム「Ideologie」を発売した。2017年8月よりリーダー・いときんが肺腺がんの治療に専念するためライブ活動を一時休止。同年12月に行われた全国ツアーファイナル公演にて復帰したものの、2018年1月に死去した。その後もグループは活動を続け、4月にニューアルバム「LIFE」を、11月に配信シングル「この街の空」をリリース。2019年1月より結成20周年記念の全国ツアー「えびす巡業~やりたい放題やったる年!!~」を行う。

KLUTCHは2月16日に事務所で近畿厚生局麻薬取締部と大阪府警から捜索令状の説明を受け、尿検査を受けたが異常はなかった。事務所からの押収物はなく、自宅の家宅捜索で携帯電話など数点の押収物があったが疑わしいものはなく、逮捕および拘束されることもなかったという。その後3月23日までの間に近畿厚生局麻薬取締部から任意聴取の連絡があり、KLUTCHはそれに応じていた。のちに書類送検されると認識していなかったため、3月25日に書類送検の件が報道されるまで活動を続けていた。なお書類送検された事実については事務所およびKLUTCHが認識しておらず、テレビ局と新聞社からの問い合わせにより判明したとのことだ。

そして3月29日、事務所は再び報道機関から電話を受け、不起訴処分になったことについてのコメントを求められた。KLUTCHに検察庁から不起訴処分の連絡はその時点でなく、報道機関からの問い合わせでその決定を知ることとなった。KLUTCHは一連の騒動について謝罪しつつ、不起訴処分になった件について「尿検査の結果が陰性だったこと、押収物から検出された大麻成分が微量で第三者の物だったこと等を踏まえて、大阪地方検察庁から3月29日に不起訴処分と判断されました」とコメント。続けて「とはいえ自宅に訪れる友人の中にそういった物を持っている人がいたことは事実です。沢山のお叱りについても真摯に受け止め、自身ともっと向き合い、日々の生活や行動をいま一度見つめ直していく所存でございます」とつづり、活動を自粛することを発表した。

メンバーも謝罪の弁を述べつつ、「仲間として叱るべきところは叱り、支えるべきところは一生懸命にサポートしていきたい」「同時に僕達自身の行動についても振り返り、一層気を引き締めていきたい」「KLUTCHが戻ってこれる居場所としても守り続けていきたいと思っています」とコメント。今後の具体的な活動については、改めてアナウンスされる。

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河添 誠 KAWAZOE Makoto @kawazoemakoto

ET-KING・KLUTCH大麻所持容疑は不起訴処分に、尿検査は陰性で押収物の検出成分は第三者のもの(コメントあり) https://t.co/Kp01Z9a5tB

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