「チ。―地球の運動について―」は地動説をテーマに、知性や真理を探求する人間たちの生き様を描いた作品。「ビッグコミックスピリッツ」に連載中で、4月に完結を迎えることが発表されている。
今回のプロジェクトは「チ。―地球の運動について―」の作者である
本日23日にはプロジェクトの第1弾作品として、魚豊がアルバム収録曲「1.0」に着想を得て描き下ろしたイラストが特設サイトにて公開された。コミックス第7巻の発売日、および「1.0」の先行配信日となる3月30日には、このイラストをモチーフとしたミュージックビデオが公開される。またコミックス最終巻発売日の6月30日には、「チ。―地球の運動について―」をテーマに秋田ひろむが書き下ろした新曲の公開が予定されている。
今回のコラボレーションに際し秋田は「この作品自体と、登場人物たちの信念と覚悟に気圧され、『ここまでやれる』というゴールラインを遥か彼方に引かれてしまった気持ちです」とコメント。魚豊も「“amazarashi”の音楽に共通して宿る、静謐な信念と、多弁な情報量を、少しでも模倣できればとイラストを描かせて頂いた次第です」とイラストに込めた思いを明かしている。
秋田ひろむ(amazarashi)コメント
「チ。」を読んで打ちのめされて、僕はしばらく落ち込みました。同時に大きな勇気をもらいました。
この作品自体と、登場人物たちの信念と覚悟に気圧され、「ここまでやれる」というゴールラインを遥か彼方に引かれてしまった気持ちです。
時間と情熱の堆積のようなこの作品に、僕らの曲は蛇足かもしれませんが、気持ちを込めて一曲書き下ろしさせてもらいます。
魚豊 コメント
敬愛するamazarashiさんとコラボレーションの機会頂き大変光栄です。
氏のメロディとアフォリズムには、そこにしかない手触りと重みがあり、
それらが演出する鋭利な緊張感は、練磨を重ね、新曲においては、確かな包容力へと変換され出力されていました。
“amazarashi”の音楽に共通して宿る、静謐な信念と、多弁な情報量を、少しでも模倣できればとイラストを描かせて頂いた次第です。
それでは私はいちファンに戻り、今後とも作品を拝聴させて頂きます。
amazarashiを聴く事がきっと、私にとって(勿論、他のリスナーの方々にとっても)0から1への大海原を泳ぐ為の酸素になる筈でしょうから。
関連商品
タグ
J_ROCKNews @J_ROCKNews
amazarashiと「チ。―地球の運動について―」がコラボ、“共通言語”を表現するプロジェクト開始 https://t.co/cMen9KINxX