このプロジェクトで柏木はWACKネーム“ユキ・レイソレ”としてBiSH、EMPiRE、BiS、豆柴の大群、GO TO THE BEDS、PARADISES、ASPに加入。11月30日にはコラボシングル7作品が同時リリースされる。
MV撮影現場に到着した柏木は「今日は山場ですね、私の」と緊張した様子。MVに登場する大量の椅子は、柏木とBiSHのこれまでの道のりや経験が重なり合うさまを表現しており、リンリンは「BiSHはBiSHとしての自分の今までを思いながら歩きました」と語っている。アユニ・Dは過去のMVでもタッグを組み、今作でもメガホンを取った大喜多正毅監督への熱い思いを語り、その演出について「自分の感情とリンクしている」とコメント。大喜多監督は「(BiSHに入った柏木を)WACKだったらどうやって見せるか?」を考え、「ただのダンスシーンじゃなくて、そこに見えそうで見えない世界が広がっているふうになればいい」と、MV制作の背景を説明した。
ダンスシーンの撮影は振り付けを考えたアイナ・ジ・エンドが主導し、撮影前に場当たりが行われた。柏木とBiSHはMV演出を考慮した振り付けの変更にも柔軟に対応したが、撮影当日まで柏木とBiSHはともに練習する機会がなかった。このため「こんなことは初めて、超不安」とアイナ、セントチヒロ・チッチが思わず口にするほど、緊張感のある撮影となった。しかしアイナは「ぶっかましてくれるんじゃないか、ぶっかまし柏木由紀ちゃん、楽しみにしてます(笑)」と笑う。彼女は柏木のファンの「WACKでどんなことをやらされるんだろう?」という不安を少しでも拭い、「由紀ちゃんらしくいられる空間にしたい」という思いから振り付けを考えたそうで、AKB48の「大声ダイヤモンド」「Everyday、カチューシャ」の振りを取り入れたとのことだ。撮影現場で柏木からAKB48の振りのレクチャーを受けるBiSHメンバーの様子もこのメイキング映像にて公開。中でもチッチは過去にAKB48の振りコピ経験があったこともあり、うれしそうに練習する姿が捉えられている。
撮影終了後、アイナは「終わる直前くらいにやっと、みんなと打ち解けあってる空気感があって、仲良く慣れそうなBiSHと柏木由紀さんだったのに、終わっちゃったんで寂しい」と今回限りのコラボを惜しんでいた。なお撮影は深夜までおよび、日付が変わった撮影現場でモモコグミカンパニーが誕生日を迎えた。柏木とBiSHメンバーがモモコの誕生日を祝福するシーンまで盛りだくさんのメイキング映像となっているので、MVと合わせてチェックしておこう。
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edgar marquez @edmc80
BiSHに加入した柏木由紀はグループに溶け込めたのか?MVメイキング映像公開 - 音楽ナタリー
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