G-FREAK FACTORY主催「山人音楽祭」群馬愛に満ちた1日目の“上州事変”終了

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G-FREAK FACTORY主催イベント「山人音楽祭2021~LOCAL×RHYTHM~」が本日12月4日に群馬・高崎芸術劇場で行われた。

左から奥野敦士(ROGUE / Vo)、茂木洋晃(G-FREAK FACTORY / Vo)(撮影:青木カズロー)

左から奥野敦士(ROGUE / Vo)、茂木洋晃(G-FREAK FACTORY / Vo)(撮影:青木カズロー)

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「山人音楽祭2021~LOCAL×RHYTHM~」は、恒例の「山人音楽祭」の会場を群馬・ヤマダグリーンドーム前橋から高崎芸術劇場に移して行われたイベント。4日は群馬出身バンドが集う“上州事変”としてG-FREAK FACTORY、FOMARELACCO TOWER、ROGUEがライブを繰り広げた。なお「山人音楽祭2021」は明日12月5日も高崎芸術劇場で行われ、 “関東事変”と題して関東を拠点にするOAU、G-FREAK FACTORY、HAWAIIAN6、MONOEYESが出演する。

アマダシンスケ(FOMARE / B, Vo)(撮影:青木カズロー)

アマダシンスケ(FOMARE / B, Vo)(撮影:青木カズロー)[拡大]

本日のトップバッターを務めたのは、「山人音楽祭」の前身イベント「GUNMA ROCK FESTIVAL」から出演しており、今回も茂木洋晃(G-FREAK FACTORY / Vo)からの出演オファーを二つ返事で快諾したFOMARE。彼らは「君と夜明け」「Frozen」と疾走感のあるナンバーを勢いよく演奏し、気迫に満ちたステージングで今年の「山人音楽祭」の幕開けを華々しく飾った。アマダシンスケ(FOMARE / B, Vo)は「G-FREAKに群馬の意地とか愛とかたくさんのことを教えてもらいました。今度は群馬のFOMAREとして、俺たちが影響を与える番だと思ってます」と意気込む。そしてバンドはエモーショナルな「タバコ」、バラード「長い髪」で観客を魅了。最後に「愛する人」を熱演してステージをあとにした。

LACCO TOWER(撮影:青木カズロー)

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「山人音楽祭」初出演となるLACCO TOWERは、テレビアニメ「ドラゴンボール超」のエンディング曲「薄紅」をパワフルに演奏して冒頭から観客の心を掴んだ。続く「檸檬」ではポップなメロディとリズミカルなビートを響かせる。場内に熱気が立ち込めたところで美しい音色のピアノソロで観客をクールダウンさせた。2013年に「GUNMA ROCK FESTIVAL」に出演したLACCO TOWER。松川ケイスケ(Vo)は当時の思い出やG-FREAK FACTORYへのリスペクトを語ったあと、「あれから8年、声がかからなくて寂しかったけど、今回声をかけてもらえてすげえうれしかったです」と喜ぶ。そして5人は12月8日リリースのニューアルバム表題曲「青春」を披露し、最新のモードを打ち出して次のアクトへとバトンをつないだ。

奥野敦士(ROGUE / Vo)(撮影:青木カズロー)

奥野敦士(ROGUE / Vo)(撮影:青木カズロー)[拡大]

3番手のROGUEはまず楽器隊が登場し、続いて奥野敦士(Vo)が車いすに乗って現れた。バンドは陽気なロックンロールナンバー「MY HONEY」、ロカビリー調の「GOOD TIMES」を連投。奥野は車いすでステージを動き回って力強く歌唱した。MCでは奥野が客席を見渡し、「やっと会えたな。2年も歌ってなかったんだよな。泣きそうになっちゃった」と感極まった表情を見せる。弾むようなビートの「DANCE DANCE」ではステージ脇から現れた茂木が一節を歌い上げる場面も。そんな茂木の粘り強い交渉を受けて、「山人音楽祭2021」へ出演することを決めたというROGUE。香川誠(G, Cho)は「しつこい茂木のおかげでこのステージに上がれました」と笑顔を見せ、ROGUEはスケール感のある代表曲「終わりのない歌」で感動的なムードを作り上げた。

茂木洋晃(G-FREAK FACTORY / Vo)(撮影:青木カズロー)

茂木洋晃(G-FREAK FACTORY / Vo)(撮影:青木カズロー)[拡大]

トリのG-FREAK FACTORYは多数のアーティストとコラボレーション。冒頭でG-FREAK FACTORYの楽器隊、三味線奏者の上原梅弦、ROGUEの香川がインスト曲を奏でて観客をヒートアップさせる。そこに茂木が合流し、映画「お前はまだグンマを知らない」のエンディング曲「REAL SIGN」を情熱的に歌唱。オーディエンスは三味線の音色とエネルギッシュなバンドアンサンブルの融合を堪能した。さらにG-FREAK FACTORYはROGUEの楽曲「OVER STEP」をカバー。レアな選曲とソウルフルな歌唱でファンを熱狂させた。

アマダシンスケ(FOMARE / B, Vo)と茂木洋晃(G-FREAK FACTORY / Vo)。(撮影:青木カズロー)

アマダシンスケ(FOMARE / B, Vo)と茂木洋晃(G-FREAK FACTORY / Vo)。(撮影:青木カズロー)[拡大]

激しいパフォーマンスで息を切らした茂木はコロナ禍の日々を振り返り、「この2年間、俺たちに与えられた言葉は『耐えろ、だけど絶やすんじゃない』。めちゃくちゃな難題です。ひたすら耐えた。でもこのままじゃ俺たちが絶えてしまうと思って、誰もが無理だという中で年内に『山人音楽祭』をやりますと宣言した。こんな状況の中で来てくれて本当にありがとうございます」と来場者に感謝を述べた。そして「らしくあれと」ではFOMAREのアマダがマイクを握って熱唱し、観客の胸を打つ。アマダを優しい眼差しで見送った茂木は「サンキュー『山人』ありがとう!」と叫んだあと、「ダディ・ダーリン」で自身の思いを訴えかけるように客席をしっかりと見据えて歌唱した。

茂木洋晃(G-FREAK FACTORY / Vo)(撮影:青木カズロー)

茂木洋晃(G-FREAK FACTORY / Vo)(撮影:青木カズロー)[拡大]

アンコールでは、茂木が「明日は空気的にできるメンツじゃないから今日やろうと思って」と「山人音楽祭2019」のアンコールを彷彿させる“鬼”風のファンキーなスタイルに着替えて登場。彼は「群馬のバンドってすげえな、捨てたもんじゃねえな。ローカル圧勝の時代がこれから来るんじゃないかと思います」と誇らしげに語る。そんな彼の周りにこの日の出演者が集結。そしてラストナンバー「日はまだ高く」では開演前の前説を担当したNAIKA MCがフリースタイルラップを披露し、サビでは観客、そして出演者も体を揺らして大いに楽しみ、“上州事変”は大団円を迎えた。

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「山人音楽祭2021~LOCAL×RHYTHM~」2021年12月4日 高崎芸術劇場 セットリスト

FOMARE

01. 君と夜明け
02. Frozen
03. Lani
04. タバコ
05. 長い髪
06. 夢から覚めても
07. 愛する人

LACCO TOWER

01. 薄紅
02. 檸檬
03. 未来前夜
04. 化物
05. 火花
06. 青春

ROGUE

01. MY HONEY
02. GOOD TIMES
03. LIKE A MOON
04. 危険信号
05. DANCE DANCE
06. 終わりのない歌

G-FREAK FACTORY

01. intro
02. REAL SIGN
03. OVER STEP
04. Too oLD To KNoW
05. Fire
06. らしくあれと
07. ダディ・ダーリン
<アンコール>
08. 日はまだ高く

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