実はバンパイアだった浦島坂田船、初の配信ハロパでたっぷり24曲パフォーマンス

浦島坂田船のオンラインライブ「Happy Halloweeeen 浦島坂田幽霊船 ～本気か！MAGIC！マジカルミラクル！きゅるるるるん☆彡 お菓子くなっちゃう♡もうっ//♡やメテオー！CHU♡ﾄﾞｰﾝ！～」が10月31日に開催された。

浦島坂田船がハロウィンライブをオンラインで行うのは今回が初。ライブの模様はStreaming+やZAIKOで日本だけでなく世界に向けて配信された。オープニングムービーに登場したライブのストーリーテラー・パンプキンマンは、今回のライブのテーマが「バンパイア」であり、配信を視聴しているcrew（浦島坂田船のファンの呼称）は“生贄”として集められたことを告げる。そして画面には足元が濃いスモークで覆われた禍々しい雰囲気のステージが。スクリーンのように形作られたLEDパネルの後ろから、ゴージャスな衣装に身を包んだ浦島坂田船が現れると、「Bad Monster」でライブがスタートした。

再びパンプキンマンが画面に現れ、メンバーを紹介。うらたぬきが「バンパイアプリンス」、志麻が「バンパイアドクター」、となりの坂田。が「バンパイアウィザード」と正体を明かされる中、1人だけ「ただの貴族！」と紹介されたセンラは「バンパイアちゃうんかーい！」と全力でツッコむ。間髪入れずに「ゴーン……」と鳴り響いた鐘の音を聞いたパンプキンマンは「扉を開けたら最後……」と不吉な言葉を残して消えた。

4人が扉をノックする振り付けから始まったのは「Happy Halloween」。仮装をしたダンサーも登場し、ステージが一気ににぎわう。人気アプリゲームの主題歌「Ring」は、情熱的に歌い上げられた。次に円形のステージへ場所が移され、「グリムメイカー」のパフォーマンスへ。4人は背中合わせで円の外側を向いて立ち、配信用カメラはステージの周りをぐるりと回りながら彼らの姿を捉えていった。続く「ハロウ！ゴーストシップ」では、曲に合わせてポップなエフェクトと歌詞が画面に映し出され、メンバーもひと際楽しげに歌唱した。

「皆さん盛り上がってますかー！」と呼びかけたうらたぬきは、髪を激しく振り乱しながら挨拶したあと、次の曲「SPOOKY MAGICAL NIGHT」をスタートさせた。この曲は円形のステージを降りて自由に歩き回るメンバーを追いかけるようなカメラワークでcrewに届けられた。

ダンサー紹介を挟み、ライブは後半に突入。アニマル柄や動物の毛皮をあしらった衣装に着替えた浦島坂田船は、「KING」と「Beetle Battle」を続けてパフォーマンスした。次にメンバーが1人ずつステージに立つソロコーナーへ。坂田が「キュートなカノジョ」、うらたが「ボッカデラベリタ」、センラが「爆笑」、志麻が「Oxygen」を披露し、それぞれのカラーを見せた。

ソロコーナーを終えた4人はトークを展開。今回のライブのテーマ「バンパイア」が話題に上ると、坂田がすかさず「こいつだけ違ってたよ」とセンラを指差す。センラは「なんか俺のハロウィンのテーマだけ、キョンシー、キョンシー、貴族、貴族っていう、2年連続やるみたいな流れになってる」とぼやき、メンバーの笑いを誘った。

和やかなMCを終え、ラストスパートをかける浦島坂田船。うらたぬきと坂田のペア楽曲「生涯ライバル」、志麻とセンラのペア楽曲「青空ピカソ」を4人で歌唱し、息の合ったパフォーマンスを見せた。歌詞が刺激的な「ワナビークインビー」ののち投下された「最強Drive!!」では、志麻が配信用カメラを抱え、うらたぬきのソロパートを撮影するひと幕も。そして彼らは12月にファイナルの振替公演を控えている夏のツアーについて言及。「夏のファイナルにつながるような、すてきな最後にしましょう！」と宣言したのち、代表曲「SAILING!!!!!」をハイテンションで披露し今年のハロウィンライブを締めくくった。

YouTubeでは本公演の「SPOOKY MAGICAL NIGHT」のライブ映像が公開されている。