Ilie、念願の初ライブで誓った思い「みんなに寄り添って歌っていきたい」

Ilieのワンマンライブ「Ilie first live」が昨日8月10日に東京・LIQUIDROOMで開催された。

7月に活動開始をアナウンスし、同月に初のオリジナル曲「aimai」を発表したばかりのIlie。今回のワンマンは彼女にとって初のライブとなり、サクライケンタ（G, Manipulate）、小島剛広（B）、森谷優里（Key）、YOUTH-K!!!（Dr）を演奏メンバーに迎えたバンド編成でパフォーマンスが繰り広げられた。

まずIlieは幻想的なムードの「shukufuku」「not」を続けて歌唱。ステージ上には光輝く波、都会の街中などの映像が投影され、各楽曲の世界観を視覚的に彩った。この2曲を終えると、Ilieは「早くみんなに会いたくてしょうがなくて。こうしてスタートできてうれしく思います」と一言。バンドメンバーと談笑しつつ、リラックスした様子でオーディエンスに語りかける一幕もあった。さらにIlieはライブ終了後にミュージックビデオも公開された「fukashigi」、スローバラード「重力の虹」ではのびやかな歌声をフロアに響かせ、穏やかなひとときを演出した。

最後にIlieはコロナ禍に入ってからの1年半を振り返り、「みんなが一番自分らしくいられる場所はどこですか？ 私が一番いたい場所はみんなの前だなって実感しました」「みんなの気持ちに寄り添って歌っていきたいです」と語り、これからの活動に向ける決意を示した。そしてラストナンバーとして、変拍子を前面に押し出したサウンドが特徴的な「aimai」を披露。Ilieは名残惜しそうな様子を見せつつ、集まった観客たちと再会を誓い、ステージをあとにした。

Ilieは9月30日に東京・TSUTAYA O-WESTで2回目のワンマンライブ 「Ilie oneman live "syukufuku"」を開催。チケットの詳細は後日アナウンスされる。