2008年の「ランプ幻想」では儚く幻想的な美しさを持った世界観を作り上げ、昨年夏に発売されたミニアルバム「八月の詩情」では夏の一瞬を切り取った歌詞でその情景を表現したLamp。今回のアルバムは「八月の詩情」と同時期に並行して制作され、1年半という時間をかけて丁寧に作り上げられた。
本作で彼らは楽曲により強固なリズムアレンジを施し、これまでのサウンドをさらに昇華。「どこかの街のある場所ですれ違う男女の心象風景」をテーマに、冬の冷たさと暖かさ、誰もが一度は経験したことがある懐かしい感覚が描かれている。
ジャケットなどのアートワークには、70年代にマンガ雑誌「ガロ」の黄金期を支えた、代表作「オートバイ少女」などで知られる鈴木翁二のイラストを多数使用。独特の幻想的な絵とLampの音楽が共鳴し合い、ファンタジックな世界を紡ぎあげた。
なおLampは3月11日にワンマンライブ「東京ユウトピア通信」を東京・渋谷duo MUSIC EXCHANGEで開催することも決定している。
Lamp「東京ユウトピア通信」収録曲
01. 空想夜間飛行
02. 君が泣くなら
03. 冷ややかな情景
04. 遠い旅路
05. 君とぼくとのさよならに
06. 心の窓辺に赤い花を飾って
07. ムード・ロマンティカ
08. 恋人と雨雲
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音楽ナタリー @natalie_mu
Lampの新作「東京ユウトピア通信」に鈴木翁二イラスト提供 http://natalie.mu/music/news/43934