音楽事務所WACK所属の新グループ・
ASPは3月に行われた合宿型オーディション「WACK合同オーディション2021」の最終日に突如お披露目された、ユメカ・ナウカナ?(ex.
開演時間になり、ライブビューイング会場にはサプライズでWACK代表・
ASPは中野heavy sick ZEROの狭いステージに並び、「拝啓 ロックスター様」でライブをスタートさせた。メンバーはヘッドバンギングや足を蹴り上げるような激しい振り付けを見せ、続くエモーショナルなアルバムリード曲「A Song of Punk」でエネルギッシュな歌声を届けた。109シネマズ川崎に届くライブ映像はシネマティックな質感になっており、スクリーンの中では4人が汗を流しながら、全力のパフォーマンスを繰り出している。映像はリアルタイムのものながら、その質感から生配信であることを忘れさせるような、ノスタルジックな雰囲気も帯びていた。
ライブ後半のMCでは、4人が順番に挨拶。ユメカは「私の夢は宇宙一のアイドルになること。ずっとそう言ってきました。でもそれがなんなのか具体的にはよくわからないままでした。だけど、私の中で宇宙一のアイドルは、間違いなくいつでもワクワクする気持ちを届けてくれるものだと思っています。だから私はそういうワクワクのあるWACKが好きで、WACKに入りました。みんなにワクワクドキドキを届けたいし、私はそれを全力で楽しみたいと思っています。今日も目一杯、楽しませてもらいます。ASPの始まりです。皆さん、最後の最後まで楽しんで行ってくださーい!!」、ナアユは「私はずっと自分を信じることができませんでした。自分の全部を信じることができなくて、何もかも自信を持てなくて、そんな自分が大っ嫌いでした。でもASPに入るとき、私は弱い自分のことも受け入れて、信じて、もう自分に嘘を付かないって決めました。今、こうやってステージに立ってライブをして、歌う自分とASPがより好きになれました。こうやって皆さんと直接目を合わせてライブができること、すごく力になります。私が皆さんから力をたくさんもらったように、今度はASPとして、皆さん1人ひとりの世界を今よりも生きたいって思える世界に、私が変えます。ASP、これからどうぞよろしくお願いします」とそれぞれ語った。
ナ前ナ以は「WACK合同オーディション2021」の応募者ながら、合宿参加前に合格をもらったという経歴を持つミステリアスなメンバー。彼女は「はじめまして、ナ前ナ以です。私はすごく運がいいんです。運がよくて、努力しなくてもがんばらなくても、ほしいものを手に入れてきました。現に今、ASPに加入しています。けれど、ASPに加入してから、もっともっとほしいものができました。それは努力しないと、がんばらないと手に入れられないってことに気が付きました。だから私はASPで人生をやり直して、新しい人生を始めます。今、ここにいてくださっている皆さんと、(ライブビューイングを)観てくださっている皆さんとも新しい人生を始めたいです。これからもよろしくお願いします」と自身の思いを言葉にした。最後にモグ・ライアンはWACK加入を決意してから、紆余曲折を経てついにASP加入を掴み取った人物だ。彼女は「はじめまして。モグ・ライアンです。私は檻をぶっ壊して、自由を求めて、ここにやってきました。今、ASPっていう自分の生きる場所を手に入れることができて、初めて仲間ができて、毎日初めて知ることや感じることがたくさんあります。生きてる実感のある日々は苦しいこともあるけど、すっごい楽しいです。だから、もう過去の自分は捨て去ります。どんなことがあっても、何があっても、ユメカ、ナアユ、ナ前ナ以、そして皆さんと一緒に、ASPを続けていきたいです。今日はライブに来てくださって、本当にありがとうございます」と決意を表明した。
MCのあと「The Emperor's New Clothes」を披露したASPは、引き続き「ANAL SEX PENiS」の収録曲を順番に披露していく。最後のMCではユメカが「これからASPが始まります。どんなことがあってもなんでもできるの精神でやっていこうと思っています。どんなに苦しいことがあっても、ずっと続くことはないし、もし間違えてしまってももう1回やり直せば大丈夫だと思っています。これからいろんなことが待ち受けていると思います。だけど、“な・ら・ず・も・の”のみんなと一緒に手を取り合って、進んで行けたらうれしいです」とASPとしてのスタンスを示し、疾走感のあるメロディックパンクチューン「レリゴ」をラストに投下。ASPは全13曲のアルバム収録曲を全力でパフォーマンスし、ステージをあとにした。
拍手が沸き起こる中、ASPは再びステージへ。ユメカがハイテンションに「アンコールありがとうございます! 今からアルバム収録曲をもう1回全曲やります! 覚えてる人は振り付けも一緒にやりましょう! 最後まで楽しんでいきましょう!」と呼びかける。思わぬ展開に驚く観客をよそに、ASPは再び定位置へ。そしてアルバムの1曲目を飾るナンバー「拝啓 ロックスター様」を再びパフォーマンスし、アンコールに突入していった。
アンコールはMCなしのストロングスタイルだった。ASPは2度目のラストナンバー「レリゴ」を披露し、初のワンマンライブを締めくくった。去り際には「ASPは初のツアーを開催しまーす! 東名阪ツアーでございます。ツアーの名前は『ASP's on FiRE TOUR』です! ということで、皆さん熱くなっていきましょうね」とユメカが初ツアーの開催を発表。チケットの販売方法などは追って発表される。今後の活動や続報に注目だ。
「これはASPのワンマンです。」2021年5月30日 東京・中野heavy sick ZERO(ライブ) / 神奈川・109シネマズ川崎(ライブビューイング)セットリスト
01. 拝啓 ロックスター様
02. A Song of Punk
03. BE MY FRiEND
04. 被害者ぶるな
05. WAiT and WASTE
06. NOW or NEVER
07. DiVE
08. GO STRAiGHT
09. The Emperor's New Clothes
10. WARRiES
11. TRUST MYSELF
12. SAKEBE
13. レリゴ
<アンコール>
14. 拝啓 ロックスター様
15. A SONG OF PUNK
16. BE MY FRiEND
17. 被害者ぶるな
18. WAiT and WASTE
19. NOW or NEVER
20. DiVE
21. GO STRAiGHT
22. The Emperor's New Clothes
23. WARRiES
24. TRUST MYSELF
25. SAKEBE
26. レリゴ
ASP's on FiRE TOUR
2021年6月19日(土)大阪府 LIVE SQUARE 2nd LINE
2021年6月20日(日)愛知県 DAYTRIVE
2021年7月4日(日)東京都 下北沢SHELTER
よはねこ🎧️🧳🕯️ @Ivan_Ivanovitch
ASPが“聖地”中野heavy sick ZEROで初ライブ開催、アンコールはまさかの13曲
https://t.co/hbMVgS2b0N
Wack系はアイドルの中で一番嫌い(というか渡辺Pが邪悪に感じて嫌い)だけど、こういう発想を実行するのは尊敬してる