the telephones有明2日目、松本誠治が本物のアフロに

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昨日12月10日、the telephonesがワンマンライブ「SUPER DISCO Hits 4!!! ~THE FINAL DISCO!!!~」を東京・ディファ有明にて開催した。このライブは8日開催の「SUPER DISCO Hits 3!!!」に続いて開催されたもの。センターステージ形式で行われた8日公演とは異なり、10日のライブは通常通りのステージスタイルで行われた。

「SUPER DISCO Hits 4!!!」の模様。松本はアフロヘアにするにあたり「社長から1万円もらった」とのこと。(撮影:河本悠貴)

「SUPER DISCO Hits 4!!!」の模様。松本はアフロヘアにするにあたり「社長から1万円もらった」とのこと。(撮影:河本悠貴)

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「SUPER DISCO Hits 4!!!」の模様。懐かしい曲を3曲連続で披露した石毛は「昔のほうが声が低かったなって気づきました(笑)」と語った。(撮影:河本悠貴)

「SUPER DISCO Hits 4!!!」の模様。懐かしい曲を3曲連続で披露した石毛は「昔のほうが声が低かったなって気づきました(笑)」と語った。(撮影:河本悠貴)

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「SUPER DISCO Hits 4!!!」の模様。フロア上方とステージ上には大きなミラーボールが輝いた。(撮影:河本悠貴)

「SUPER DISCO Hits 4!!!」の模様。フロア上方とステージ上には大きなミラーボールが輝いた。(撮影:河本悠貴)

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フロアが暗転すると、ステージ上のスクリーンには昨年の「SUPER DISCO Hits 2!!!」と同じく、楽屋で過ごすメンバーの様子が映し出される。楽屋を出てアフロのウィッグをかぶる4人だが、松本誠治(Dr)に向かって他のメンバー3人が「何かが違う!」「何か忘れていないか?」とジェスチャー。フロアのオーディエンスも不思議そうに見つめていたが、そのまま「happiness, happiness, happiness」が流れ始め、メンバー4人がステージに現れた。

ステージに登場した松本は先程の映像とも8日の様子ともまったく異なる、本物のアフロヘア。場内から驚きの声と爆笑が起こる中、石毛輝(Vo,G,Syn)の「カモン、有明!」という声から1曲目「A.B.C.DISCO」が始まった。

序盤は「My Girl」「oh my DISCO!!!」「I Wanna Die」など、最新アルバム「We Love Telephones!!!」の収録曲を中心に展開。「oh my DISCO!!!」では岡本伸明(Syn)が持ち前のフリーダムさを存分に発揮し、「I Wanna Die」では軽やかなギターとスピード感あふれるリズムに大歓声が沸き起こった。

MCで石毛は松本を振り返り「2010年を締めくくるにあたってこういう髪型もアリなんじゃないかと(笑)」と、見事なアフロヘアを見上げる。そして「これ、POLYSICSのハヤシさんからもらったアイデアなんですよ。『お前には言いたいことがありすぎる。まず髪型がひどい!アフロにしろ!』って言ってて、その場にいた全員が大賛成して(笑)」と、イメチェンの真相を明かしていた。

アゲアゲで展開した前半から一変し、中盤では「Homunculus」「2010」など、彼らのメッセージがしっかりと伝わるナンバーを次々と披露していく。その後石毛は「いつまでもディスコディスコ言ってられない、音楽的なこともやっていこう、そう思って作ったアルバムが『We Love Telephones!!!』でした。でも今日は『SUPER DISCO Hits』なんで、普段やってない昔の曲もやろうと思います」と話し、「panic disorder」「I and I」「with one」と懐かしのナンバーを3曲演奏。最近の楽曲とは異なる味わいでオーディエンスを酔わせた。

後半戦では「まだまだ踊り足りないでしょ? 自由に踊ってください!」という言葉を皮切りに、定番のディスコチューンを惜しげもなく繰り出してフロアを熱狂の渦に叩きこむ。「D.A.N.C.E to the telephones」ではよりエモーショナルになったバンドアンサンブルを聴かせ、「Urban Disco」では岡本がフロアにダイブ。「Monkey DISCOOOOOOO」のイントロでは銀テープが宙を舞った。本編ラストを飾ったのは「I Hate DISCOOOOOOO!!!」。松本の踏むバスドラと長島涼平(B)のグル―ヴィーなベースラインが、ディファを大きく揺らしていた。

アンコールの挨拶では興奮気味の岡本が「今世紀で一番最高のライブだったって、家族とか友達とかみんなに言っておいて! 言ってくれたら俺が宝くじ当たったときに全員に1万円ずつあげるから!(笑)」と語り、石毛から「それだとあと90年ぐらい最高のライブがないってことよ? もうちょっとがんばろうよ(笑)」と笑われるシーンも。そんなやりとりを挟みつつ「来年はもっとイケイケで! そんな感じで新曲をやりたいと思います」と、新曲「Punk Is Not Heavy Metal」を披露。ハネたリズムから複雑に展開していくナンバーでバンドの新たなモードを提示するが、石毛は「Punk Is Not Heavy Metal……そりゃそうだよねー(笑)」と自身のつけた曲タイトルに苦笑いしていた。

「最後はやっぱり愛だよね! 世界で一番ハッピーな場所、ディファ有明で愛とディスコって叫ぼうぜ!」という石毛の言葉の後、アンコール最後に披露されたのは「Love&DISCO」。曲が始まると同時にフロアには白い巨大バルーンが投げ込まれ、それが割れると今度は中から色とりどりのハート形の風船が飛び出す。アンコールが終わった後も会場の手拍子は止まず、4人は再度ステージに現れた。

石毛は「いろいろ言いたいことはありますが、今日はすごくハッピーなんで音で伝わると思います」と語り、ラストナンバー「Drums, Basses, Guitars, Keys, And Your Love And Voice」を演奏。両手を挙げて合唱するオーディエンスの姿はステージ上のスクリーンにも映し出され、会場が一体感に包まれたまま今年最後のワンマンライブが終了した。

the telephones「SUPER DISCO Hits 4!!! ~THE FINAL DISCO!!!~」(2010/12/10)セットリスト

01.A.B.C.DISCO
02.My Girl
03.oh my DISCO!!!
04.Shit! Shit!! Shit!!!
05.electric girl
06.I Wanna Die
07.kiss me, love me, kiss me
08.Homunculus
09.2010
10.My Final Fantasy
11.Re:Life
12.panic disorder
13.I and I
14.with one
15.SAITAMA DANCE MIRROR BALLERS!!!
16.RIOT!!!
17.D.A.N.C.E to the telephones!!!
18.Urban Disco
19.HABANERO
20.Monkey Discooooooo
21.I Hate DISCOOOOOOO!!!
<アンコール>
22.Punk Is Not Heavy Metal
23.FREE THROW
24.I'll Be There
25.Love&DISCO
26.Drums, Basses, Guitars, Keys, And Your Love And Voice

※記事初出時、ライブタイトルに一部誤りがありました。訂正してお詫びいたします。

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the telephones有明2日目、松本誠治が本物のアフロに http://natalie.mu/music/news/41928

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