ベッド・イン、マンを持した有観客おギグで“心のバブル”を絶やさぬ決意

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ベッド・インのワンマンおギグ「“THIS IS ROCK” 特別公演 ~スペシャル☆バブルナイト~」が11月22日に東京・TSUTAYA O-EASTで開催された。

ベッド・イン(撮影:にしゆきみ)

ベッド・イン(撮影:にしゆきみ)

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ベッド・イン「“THIS IS ROCK” 特別公演 ~スペシャル☆バブルナイト~」の様子。(撮影:にしゆきみ)

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最新ミニアルバム「ROCK」を携え、3月から5月にかけてレコ発ツアーを実施する予定だったが、新型コロナウイルス感染拡大の影響により全公演が中止となっていたベッド・イン。コロナ禍以降はナマ配信おギグやYouTubeでのトーク企画「公開テレワーク」など、“パソコン通信”を駆使した活動を展開してきた。会場に性徒諸クン(ベッド・インのファンの呼称)を迎えてワンマンおギグを行うのは、昨年9月のツアー「男女6人秋物語」東京・神田明神ホール公演以来1年2カ月ぶりとなった。

益子寺かおり(Vo)(撮影:にしゆきみ)

益子寺かおり(Vo)(撮影:にしゆきみ)[拡大]

今回の公演は有観客と配信の両方で行われ、クラウドファンディングによって集めた資金で制作するライブDVDの映像収録も実施。映像キャメラマンが多数参加する“ハメ撮り”スタイルでのおギグとなった。ミニアルバム「ROCK」の作風に合わせ、ステージにはスタジアム風のセットを用意。コロナウイルス感染対策のため声援が上げられない状況の中、ハードなロックチューン「We Are "BED・IN"」でおギグの火蓋が切って落とされると、客席はジュリ扇を掲げる人たちでいっぱいになった。

中尊寺まい(Vo, G)(撮影:にしゆきみ)

中尊寺まい(Vo, G)(撮影:にしゆきみ)[拡大]

数多くのイベントでフロアを沸かせてきたナンバー「♂×♀×ポーカーゲーム」「『男』」の演奏を終えると、益子寺かおり(Vo)と中尊寺まい(Vo, G)は「おひさしブリーフでございまーす!」「おナマ、気持ちいいー!!」と“WON'T BE LONG”なお預け状態となっていた有観客おギグの快感に絶叫。ソーシャルディスタンスの確保、声援の自粛といった規制に対しても「声出しちゃいけないって一番興奮するプレイだよね?」「マスク越しでもHow many いい顔、見えてるぞー!」とポジティブに捉えて性徒諸クンを歓迎した。

左からポリネシアン・キヨII世(G)、舐める派JAPAN(Key)。(撮影:にしゆきみ)

左からポリネシアン・キヨII世(G)、舐める派JAPAN(Key)。(撮影:にしゆきみ)[拡大]

マンを持してのナマおギグ初演奏となった新曲「悔しいくらい愛してたあなたにSAYONARA」、アン・ルイス「あゝ無情」のカバーをプレイしたあとには、バックバンド・パートタイムラバーズの面々による恒例のカバーコーナーへと突入。彼らは今回BOOWY「NO. NEW YORK」をセレクトし、メインボーカルを務めるポリネシアン・キヨII世(G)は間奏に入ると、布袋寅泰をオマージュした足上げステップを行い本家へのリスペクトを表現した。

「Everybody 無敵!」演奏中の様子。(撮影:にしゆきみ)

「Everybody 無敵!」演奏中の様子。(撮影:にしゆきみ)[拡大]

中盤ではYouTubeのトーク企画「公開テレワーク」内で性徒諸クンから歌詞を募集して作り上げた新曲「GALAXY POLICE ~夜を飛び越えて~」を初披露。かおりが「“小宇宙(コスモ)”を感じて欲しい!」と説明したこのナンバーでは、まいが電気マッサージ器を使ってギターを演奏する“電マ奏法”も飛び出した。続く「Everybody 無敵!」では、クラウドファンディングの支援者がバックダンサー・ベッドメイキングガールズとして登場し、ベッド・インのステージングを盛り上げた。さらに「Conscious ~闘う女たち~」演奏前の生着替えタイムでは、性徒諸クンの代わりにパートタイムラバーズが“クンピ色”懇願コールを行うという貴重な一幕も。まいとかおりが着替えたハイレグ水着には、クラウドファンディング支援者の名前が各所にプリントされていた。

涙を浮かべる益子寺かおり(Vo)。(撮影:にしゆきみ)

涙を浮かべる益子寺かおり(Vo)。(撮影:にしゆきみ)[拡大]

ベッド・イン「“THIS IS ROCK” 特別公演 ~スペシャル☆バブルナイト~」の様子。(撮影:にしゆきみ)

ベッド・イン「“THIS IS ROCK” 特別公演 ~スペシャル☆バブルナイト~」の様子。(撮影:にしゆきみ)[拡大]

ベッド・インたちは「C調び~なす!」「SHOW ME POWER」といったご機嫌なナンバーで本編を締めくくった一方、“マンコール”に入ると、かおりはコロナ禍で活動ができなくなってしまった際のつらい心境を明かし、自粛期間中に「天国に行ってしまった」性徒諸クンについても語った。彼はこの日、ベッドメイキングガールズとしてステージで一緒に踊る予定だったという。かおりは涙を浮かべ、言葉を詰まらせつつ「この期間中、性徒諸クンたちみんながどれだけ支えになっていたことか……性徒諸クンたちは、本当に心から大事MANな存在です」「まだまだ不安なこともあるけど、みんながいれば絶対乗り越えていける。心のジュリ扇振って、心にバブルさえあれば乗り越えていける! そう思ってます!!」と力強く宣言。そんな性徒諸クンへの感謝の思いを込めた「離れていても…」、そしてこの日2回目の演奏となった「We Are "BED・IN"」をフルパワーで届け、“心のバブル”を絶やさぬ覚悟を熱いパフォーマンスで示した。

現在Streaming+では「“THIS IS ROCK” 特別公演 ~スペシャル☆バブルナイト~」のアーカイブ映像を配信中。 チケットは11月28日23:59まで販売されており、購入者は11月29日23:59まで視聴できる。

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ベッド・イン「“THIS IS ROCK” 特別公演 ~スペシャル☆バブルナイト~」2020年11月22日 TSUTAYA O-EAST セットリスト

01. We Are "BED・IN"
02. ♂×♀×ポーカーゲーム
03. 「男」
04. 悔しいくらい愛してたあなたにSAYONARA
05. ZIG ZAG ハートブレイク
06. CO・CO・RO グラデーション
07. あゝ無情
08. NO. NEW YORK(オリジナル:BOOWY / パートタイムラバーズ)
09. GALAXY POLICE ~夜を飛び越えて~
10. Everybody 無敵!
11. LIFE DANCE~人生を踊れ!~
12. 劇場の恋
13. GOLDの快感
14. Conscious ~闘う女たち~
15. C調び~なす!
16. SHOW ME POWER
<マンコール>
17. 離れていても…
18. 男はアイツだけじゃない
19. ジュリ扇ハレルヤ
20. We Are "BED・IN"

※「BOOWY」の2つ目のOはストローク符号付きが正式表記。

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