10-FEET・TAKUMA感動！「NEXUS」でSIONと念願競演

11月13日に新木場STUDIO COASTにて、社団法人・音楽制作者連盟が企画するライブイベントシリーズ「NEXUS」2日目の公演が開催された。

「ロックの階段を昇ろう」と銘打たれたこの日は、10-FEET、SION、Pay money To my Painの3組が出演。トップバッターを務めたPay money To my Painは、ラウドチューンを連発しフロアの熱気を高めていく。ラストの「Pictures」まで駆け抜けるようなステージで、ライブバンドとしての底力を見せつけた。

続いてSIONは、実力派バンドを従えて登場。歌詞に込めた力強いメッセージを圧倒的なボーカルで歌い上げ、フロアの空気を変えていく。「マイナスを脱ぎ捨てる」を披露するときには、被っていた帽子を脱ぎ、髪を振り乱しながらパフォーマンス。その姿にオーディエンスは喝采を送った。

そしてこの日のトリを務めたのは10-FEET。イベント自体がTAKUMA（Vo,G）とSIONの対談がきっかけで実現したこともあり、メンバーの気合は十分。序盤から「JUST A FALSE! JUST A HOLE!」「Freedom」とポジティブなメッセージが込められたアッパーチューンを投下し、オーディエンスを熱狂させていった。

最後はTAKUMAが「夢がかないました。ありがとう」と、SIONと競演できたことを感謝。満足気な表情でステージを去る彼を、オーディエンスは笑顔で見送った。