「GUMI」の愛称で知られるVocaloid・Megpoidの発売10周年を記念した配信ライブ「【Streaming+】SPACE DIVE !! 2020 -GUMI 10th anniversary LIVE-」が、9月6日に開催された。
Megpoidは中島愛の声を録音して作成された歌声ライブラリを収録した音楽ソフトウェア。この日のライブではこのボカロのイメージキャラクターであるGUMIがステージに立ち、数多くのボカロPたちによって作られた楽曲の数々をパフォーマンスした。
配信が始まると、スクリーンには手を顔で覆ったGUMIの姿が映し出される。楽器の音が鳴り始めると、GUMIは大きくその場でジャンプし「セツナトリップ」でライブがスタートした。ライブ序盤は「モザイクロール」「ケッペキショウ」とアッパーチューンが連投され、GUMIは激しいバンドサウンドに合わせて軽やかにステップを踏みながらダンスを披露。海外のボカロP手がけた「ECHO」では英語詞で楽曲が届けられ、GUMIは日本語の歌詞とは異なる表情のボーカルを会場内に響かせた。
「皆さんこんばんはー!」と大きく手を振ったGUMIは、「これまでたくさんの曲を歌って踊ってきて、幸せいっぱい」と視聴者やユーザーに発売10周年の感謝を述べた。さらに「もっともっと歌って踊りたいのです」と話し、「チェックメイト」でライブを再開させた。「心做し」では楽曲制作者である
ライブ中盤にはスペシャルゲストとしてVocaloidの音街ウナが登場。GUMIに対して10周年の祝福をしたウナはGUMIと一緒に「再演」を歌い始める。アウトロでブザーが鳴り、会場が一瞬暗転するとGUMIがステージから姿を消し、1人ステージに残されたウナはソロで「はやくそれになりたい!」「カンデンさせちゃうぞ」を披露した。その後はサプライズとしてVocaloid・神威がくぽが登場し「ダンシング☆サムライ」をパフォーマンス。GUMIはがくぽの登場に驚きながらもゲストたちの登場に喜びの声を上げた。「天ノ弱」の演奏には
アンコールの1発目は、164が本公演のために書き下ろしたライブのテーマソング「GALAXY(Under my identity)」。GUMIが歌って踊るステージの傍らで楽曲制作者である164はギターを演奏し、彼女のパフォーマンスを支えた。ライブの最後にはニコニコ動画で280万回以上再生されているkemuの「拝啓ドッペルゲンガー」が届けられ、GUMIの10年を振り返るライブは終幕となった。「ありがとう。またみんなに会えることを楽しみにしてるよ!」と呼びかけたGUMIは視聴者に向けて大きく手を振り、スクリーンから姿を消した。
「【Streaming+】SPACE DIVE !! 2020 -GUMI 10th anniversary LIVE-」2020年9月6日 セットリスト
01. セツナトリップ / GUMI
02. モザイクロール / GUMI
03. ケッペキショウ / GUMI
04. ECHO / GUMI
05. チェックメイト / GUMI
06. アイラ / GUMI
07. 心做し / GUMI、
08. 夜もすがら君想ふ / GUMI
09. 告白予行練習 / GUMI
10. 星の唄 [reprise] / GUMI、
11. 会いたい / GUMI
12. フラジール / GUMI
13. 再演 / GUMI、音街ウナ
14. はやくそれになりたい! / 音街ウナ
15. カンデンさせちゃうぞ / 音街ウナ
16. ダンシング☆サムライ / 神威がくぽ
17. 天ノ弱 / GUMI、
18. きょうもハレバレ / GUMI
19. シリョクケンサ / GUMI
20. 十面相 / GUMI、
21. バレリーコ / GUMI
22. 敗北の少年 / GUMI
<アンコール>
23. GALAXY(Under my identity) / GUMI、164
24. だれかの心臓になれたなら / GUMI
25. 拝啓ドッペルゲンガー / GUMI
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GUMIの歴史を振り返るライブで164、蝶々PらボカロPも熱演 https://t.co/fyEdmHyc3Z