ZORNとKREVAが自転車2人乗り、夢のコラボが実現

2020年8月18日 21:00 3348 8 音楽ナタリー編集部

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ZORNが客演にKREVA、プロデューサーにBACHLOGICを迎えた新曲「One Mic feat. KREVA」のミュージックビデオがYouTubeで公開された。

ZORNとは？

東京下町、葛飾区出身のラッパー。「ULTIMATE MC BATTLE」や「B-BOY PARK」などのMC BATTLEで好成績を残し、ZONE THE DARKNESS名義で自主制作1stアルバム「心象スケッチ」、2ndアルバム「The N.E.X.T.」、EP「ロンリー論理」、3rdアルバム「DARK SIDE」をリリース。2014年に般若率いる昭和レコードに加入し、ZORNと名を改めて4thアルバム「サードチルドレン」を発表した。2015年に5thアルバム「The Downtown」、2016年に6thアルバム「生活日和」、2017年に7thアルバム「柴又日記」をリリースし、2018年には昭和レコードの盟友・般若、SHINGO★西成とのアルバム「MAX」を発表。2019年に8thアルバム「LOVE」リリースし、地元・葛飾のかつしかシンフォニーヒルズでワンマンライブを成功させる。ツアー終了とともに昭和レコードを脱退すると、MACCHO（OZROSAURUS）、ANARCHY、KREVAらとのコラボ曲を次々に発表。2020年10月に独立後初のアルバムとなる「新小岩」をリリースし、2021年1月に東京・日本武道館でワンマンライブ「My Life at 日本武道館」を行った。同年9月に神奈川・横浜アリーナでワンマンライブ「無題」を開催する。

KREVAとは？

1976年生まれ、東京都江戸川区育ち。BY PHAR THE DOPEST、KICK THE CAN CREWでの活動を経て2004年にシングル「音色」でソロデビューを果たす。2006年2月リリースの2ndアルバム「愛・自分博」はヒップホップソロアーティストとしては初のオリコンアルバム週間ランキング初登場1位を記録し、2008年にはアジア人のヒップホップアーティストとして初めて「MTV Unplugged」に出演した。2012年9月08日に主催フェス「908 FESTIVAL」を初開催。“9月08日”は“クレバの日”と日本記念日協会に正式認定されている。さまざまなアーティストへの楽曲提供やプロデュース、映画出演など幅広い分野で活躍しており、2011年には初の著書「KREAM ルールなき世界のルールブック」を刊行。2024年にソロデビュー20周年を迎えた。4月に事務所を独立後、小林賢太郎氏を脚本・演出に迎え、“授業型エンタテインメント”「KREVA CLASS -新しいラップの教室-」を全12公演開催。6月にソロ20周年イヤー突入と同時にビルボードライブツアーを東京、大阪で開催。2025年2月には10thアルバム「Project K」を発表、3月から6月まで「BACK TO BASICS」をテーマに19都市21公演の全国ツアー「KREVA LIVE 2025『Project K Tour』」、9月8日の“クレバの日”には「908 ON THE DAY」を東京・東京ガーデンシアターにて開催。作詞、作曲、トラックメイク、ラップ、さらにはプロデュースをすべて自身で行うなど各方面で才能を発揮している。

左からZORN、KREVA。

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ZORN「One Mic feat. KREVA」配信ジャケット［拡大］

昭和レコード脱退後、MACCHO（OZROSAURUS）、NORIKIYO、AKLO、ANARCHY、AK-69とのコラボ曲を次々に発表しているZORN。今回はZORNからの熱いラブコールに応える形でKREVAが客演を務め、ZORNと2人で“One Mic”をテーマにスキルフルかつスムーズにマイクを回している。ZORNの最新アルバム「LOVE」にも参加したBACHLOGICがメロウで心地よいトラックをプロデュースした。

MVのディレクションはZORNの盟友である映像作家の飛沫（しぶき）が担当。ZORNが東京都葛飾区新小岩出身、KREVAが江戸川区葛西育ちであることにちなんで、撮影は東京の下町を中心に行われており、自転車に2人乗りするZORNとKREVAの姿も観ることができる。

また、この曲は明日8月19日にiTunes Storeほかで配信リリースされる。配信ジャケットのアートワークはKenji.87、タイポグラフィはDOPEが手がけた。