ゼロ年代の膨大な菊地成孔ワークスをUSBメモリーに網羅

菊地成孔の2000年代の活動を網羅したUSBメモリースティック作品「闘争のエチカ“L' ethique de la lutte”」上・下巻が10月30日より店頭発売される。

この上・下巻にはメーカーやレーベルを越えて集められた既発CDからの音源、出版社や媒体を超えて集められた既発スチール、未発表の音源やライブ映像、講義のテキスト、そして本作用に書き下ろされた総括的な解説テキストを収録。

2001年に発表されたDATE COURSE PENTAGON ROYAL GARDENの1stアルバム「アイアンマウンテン報告」から、SPANK HAPPYやクインテット・ライブ・ダブ、ぺぺ・トルメント・アスカラール、ダブ・セクステットの楽曲、ソロ作品やプロデュース作品、そして現在放送中のNHK土曜ドラマ「チェイス～国税査察官～」で主題歌として使用されている音源まで、10年間の記録を一度に楽しむことができる。

上巻は既発音源のセレクションを中心にしたビギナー向けの内容。下巻はレア音源やレア映像を中心に構成されたマニア向けの内容となっており、いずれもコンテンツの重複がない独立した作品として制作されている。

USBメモリースティックの素材は銅合金で、ジュエリーケースに収納。本体にはレーザー彫刻によるロゴが描かれている。なおMAC/WINDOWS対応のため、各楽曲のファイルにプロテクトはかけられていない。

オンラインショップewe special products storeでは上下巻セットも用意。先着申し込み500セット限定で、2009年8月11日に代官山UNITで行われた菊地成孔ダブ・セクステットのライブ映像DVD、内田也哉子による「パリのエリザベステイラー（存在しない）」のナレーション部のみを収録した12cmレコードがプレゼントされる。