ぜん君。一十三四と凪あけぼのラストライブ「ありがとう以外ないね」

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8月10日に東京・SPACE ODDにてぜんぶ君のせいだ。のワンマンライブが開催された。

凪あけぼの(左)と一十三四(右)。(撮影:関上貴也)

凪あけぼの(左)と一十三四(右)。(撮影:関上貴也)

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ぜんぶ君のせいだ。(撮影:関上貴也)

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7月に東京・中野サンプラザホールにてワンマンライブ「ぜんぶ君のせいだ。単独公演~生鳴兆候(バイタルサイン)~」を開催し、その日の夜にグループが“一時活動休止期間”に入ることを発表したぜんぶ君のせいだ。。さらにグループから凪あけぼのと一十三四が脱退することが発表され、SPACE ODDでのワンマンはあけぼのにフィーチャーした「きら秘夜征服」、四にフィーチャーした「よつ葉のクローバー」の2公演が行われた。

凪あけぼの(撮影:関上貴也)

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左から凪あけぼの、征之丞十五時。(撮影:関上貴也)

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フロアに向けて5人が深くお辞儀をしたあと、それぞれが抱擁を交わしてから「AntiIyours」で第1部「きら秘夜征服」がスタート。会場にはあけぼの推しの患い(ぜんぶ君のせいだ。ファンの呼称)が数多く駆け付け、あけぼのは1曲目から目に涙を浮かべながらも、笑顔を絶やさず歌と踊りを届けていく。「常花」のイントロが始まるとあけぼのは同時期に加入した征之丞十五時に背中を預け、エモーショナルな歌声を響かせた。メンバーの涙にもらい泣きするファンの姿を目にした如月愛海は「患い、まだ始まったばかりだぞ!」とフロアに向けて檄を飛ばし、ましろは患いだけでなく自分たちをも奮い立たせるように「ここから始まっていくぞ!」と呼びかけた。

凪あけぼの(撮影:関上貴也)

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ライブ中、常に気丈に振る舞っていた如月だが「Teardust」の歌唱中には、彼女の目にも涙が。それを見て感極まったあけぼのが歌唱中に言葉を詰まらせると、同期の十五時もそれに釣られて目に涙を浮かべるなど、ライブが進行するにつれて会場内はエモーショナルな空気感に包まれていく。本編最後の楽曲「世界にたった一人ちっぽけな君を」を歌い終えた5人はあけぼのを中心に一列に並び「ありがとうございました」と患いたちに一礼して、ライブ本編の幕を閉じた。

発声を禁止されているフロアの患いたちは、アンコールの代わりに盛大な手拍子でぜん君。たちの再登場を待ちわびる。アンコールでは、あけぼのが自身のソロ曲「秘夜サブリミナル」を熱唱。最後にあけぼのは「ぜんぶ君のせいだ。の凪あけぼのになれて幸せでした。愛してくれてありがとうございました。大好きです」と患いたちにメッセージを贈った。ライブ前日にメンバーに向けて手紙を書いていた彼女は「読み返したら気持ち悪かったから捨てちゃった」と、いたずらっぽい笑顔で謝罪。涙を見せながらも最後まで天真爛漫な笑顔を絶やさず、仲間と共にステージをあとにした。

一十三四(撮影:関上貴也)

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第2部「よつ葉のクローバー」は、四の語りから曲が始まる「Cult Scream」で始まった。「WORLD END CRISIS」「歩兵ディストピア」の2曲では四がすべてを出し切るような渾身のスクリームを会場内に響かせる。彼女が「最後のライブだぞ!」とフロアに向けて叫ぶと、四推しの患いは発声こそできないものの、緑色に光るペンライトを掲げてみせた。ライブが進行しても四の目に涙はなく、曲中にメンバーが思わず涙ぐむと四は逆にそれを茶化してみせ、メンバー同士で笑い合うワンシーンもあった。

左からましろ、一十三四、如月愛海。(撮影:関上貴也)

左からましろ、一十三四、如月愛海。(撮影:関上貴也)[拡大]

「ルーザーごすぺる」では5人がステージ上を駆け回り、メンバーの「手を挙げて!」という呼びかけ、会場内の一体感を高めていく。ライブで何度も披露されてきた「みすふぃっとらう"ぁーず」では、グループ初期から肩を並べてきた如月、ましろ、四の3人がスクリームで激しいかけ合いを披露した。本編最後の楽曲「革鳴前夜」では四が会場に集まった患いたちの顔をじっくりと見つめ、名残惜しそうにしながら一人ひとりと視線を合わせていた。

一十三四(撮影:関上貴也)

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一十三四(撮影:関上貴也)

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アンコールでステージのセンターに立った四は「一十三四、ありがとうございました」という挨拶から自身のソロ曲「リコリスアイロニー」「Coquetry Biting」を患いたちにプレゼント。4人がステージに合流すると2ndシングルの表題曲「僕喰賜君ノ全ヲ」のパフォーマンスへ。あけぼのと四は、ぜん君。として歌う最後の楽曲の歌詞を噛みしめるように歌い上げた。すべての楽曲を披露し終え、コメントを求められた四は「これまでのライブで伝えたいことはすべて伝えてきた」と話し、「ありがとう以外ないね」と弾けるような笑顔で感謝の言葉を述べた。多くを語らない四の代わりに如月は「ぜんぶ君のせいだ。の一瞬をこの5人で走れたことがうれしかったし、楽しかったよね」と現体制での活動を振り返った。最後に如月は「言いたくないけど、これから一時活動休止に入ります」と、改めて患いたちにグループが休止期間に入ることを伝えて「ぜん君。を待っていてください」と呼びかけ、現体制最後のライブをフィナーレに導いた。

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ぜんぶ君のせいだ。「緊急ワンマン2部制」2020年8月10日 SPACE ODD セットリスト

きら秘夜征服

01. AntiIyours
02. Greedy Survive
03. 常花
04. あおはる
05. When you 2 WANT
06. みすふぃっとらう"ぁーず
07. ルーザーごすぺる
08. Synesthesia
09. Teardust
10. whiny melty whiny
11. 唯君論。
12. 世界にたった一人ちっぽけな君を
<アンコール>
13. 秘夜サブリミナル
14. 無題合唱
15. ぜんぶ僕のせいだ。

よつ葉のクローバー

01. Cult Scream
02. WORLD END CRISIS
03. 歩兵ディストピア
04. When you 2 WANT
05. Sophomore Sick Sacrifice
06. キミ君シンドロームX
07. オルタナティブメランコリー
08. メスゲノムフェノメノン
09. ネガねおじぇらすめろかおす
10. 痛カルマバ◯ス
11. みすふぃっとらう"ぁーず
12. 革鳴前夜
<アンコール>
13. リコリスアイロニー
14. Coquetry Biting
15. 僕喰賜君ノ全ヲ

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