不可能を可能にするフォークデュオさくらしめじ、東京駆けるバスから歌声届けた配信ライブ

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さくらしめじが昨日8月1日に配信ライブ「さくらしめじ東京の街からライブしまーす!!」を実施した。

さくらしめじ(撮影:鈴木友莉)

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6月に行われた結成記念日の配信ライブ以来、2度目の開催となったさくらしめじの有料配信ライブ。「東京の街からライブしまーす!!」というタイトル以外、今回のライブに関する詳細は当日まで明かされていなかった。

ライブバスとさくらしめじ。(撮影:鈴木友莉)

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田中雅功の歌い出しから1曲目の「朝が来る前に」がスタートすると、配信画面は渋谷の街を走るバスの中でギターを鳴らすさくらしめじの姿を映し出した。行先表示器に「#さくらしめじ東京2020」と書かれたバスは渋谷の公園通りを下って渋谷駅方面へ。渋谷駅前のスクランブル交差点でオープニングナンバーを歌い終えると、高田彪我は「渋谷の街の皆さんこんにちはー! 僕らフォークデュオのさくらしめじと申します! ライブバスでライブやっております、どうぞ観ていってくださーい!」と道行く人に思い切り呼びかけた。

通行人に手を振る高田彪我。(撮影:鈴木友莉)

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スクランブル交差点に突入しながら、未来への決意を高らかに歌う「My Sunshine」で力強いハイトーンを響かせた雅功と彪我。彼らの歌声はバスの外にも届いており、曲中には2人に向かって手を振る通行人と楽しそうにコミュニケーションを取る場面も。2曲を終え自己紹介をすると、彪我は「今までライブ内容を一切発表していなかったんですけど、観てもらってわかるでしょう? 僕たち、バスの中でライブしておりまーす!」と改めて視聴者に伝えた。

さくらしめじ(撮影:鈴木友莉)

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3曲目の「ひだりむね」披露時には、この曲のミュージックビデオに出演し、この日2人に同曲のパフォーマンスをリクエストした女優・永野芽郁からのコメントVTRがバスの中の大型ビジョンに映し出された。永野の「笑顔で、元気に!」という要求に応え、雅功と彪我は笑顔でお互いを見合いながら声を弾ませる。続く「かぜだより」ではバスガイドと化した彪我が「右手に見えるのは原宿駅でございます……あ、変わってる。駅が新しくなってる!」と東京案内を披露して、きのこりあん(さくらしめじファンの呼称)を楽しませた。

表参道を進みながら届けられたのは「てぃーけーじー」。いつもは彪我が卵かけご飯(TKG)への愛を叫ぶこの曲も、この日は東京への愛を叫ぶアレンジに。「きみひとすじ」を「東京ひとすじ」と歌い替えた彪我は曲中に「東京の景色はまるでTKG 知れば知るほど味が出る出る」と一句詠み、“東京愛”を爆発させるように思い切りギターをかき鳴らした。

田中雅功(撮影:鈴木友莉)

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さくらしめじの2人にはこの日、永野を含め3組のゲストからの楽曲リクエストがあることが伝えられていた。続いて生電話で配信に登場したのは、2人が大ファンを公言するthe peggies。電話口で初めてthe peggiesと会話した雅功と彪我は彼女たちのサプライズ登場に驚き、雅功は「初めてiTunesで買ったアルバムがthe peggiesさんでした!」と興奮気味に伝える。the peggiesが2人にリクエストしたのは「さんきゅう」で、興奮を落ち着かせた雅功と彪我はこの優しいミドルバラードを丁寧に歌い上げた。

さくらしめじ(撮影:鈴木友莉)

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「さんきゅう」を終えたタイミングで、2人を乗せたバスは東京タワーの真下を通過してゆく。続いて電話がつながったのは前日に入籍を発表したばかりの大石昌良で、雅功と彪我は「ご結婚おめでとうございます!」と大石に祝福のメッセージを贈った。大石のことを尊敬する先輩として慕う雅功と彪我は、大石の東京にまつわるエピソードトークに笑顔で耳を傾けつつ、「スタートダッシュ」のリクエストを受け取る。彪我は流れる車窓に目をやりながら「東京ー!」と叫び、2人は軽快な弾き語りでこの曲をパフォーマンス。そしていつの間にか湾岸エリアに進行していたバスは、「同じ雲の下」でレインボーブリッジを渡った。

さくらしめじ(撮影:鈴木友莉)

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東京タワーを遠く窓越しに見るバスの中、晴れやかな歌声で息の合ったかけ合いを聴かせた雅功と彪我。レインボーブリッジの上、間奏で彪我のほうを向いた雅功は「すごいね」と小さくつぶやいた。「靴底メモリー」でお台場に到着すると、さくらしめじは今回の配信ライブへの思いを語る。「僕的にはすごく感慨深いものがありまして……言ってしまえば、1年前にはこんなライブをするなんて思ってもいなかったじゃないですか」と切り出した雅功は「今回のライブは、一種の決意表明であると思っています。僕らも実際に乗るまではバスの中でライブができるのか半信半疑だったけど、こうしてやることができた。なので、みんなが想像だにしていないようなことを、僕らこれからもどんどん……“不可能を可能に変えるフォークデュオ”さくらしめじとしてやっていきたいと思いますので(笑)、これからもどうぞ楽しみにしていてください!」と力強く誓い、雅功の言葉に彪我も力強くうなずいた。

高田彪我(撮影:鈴木友莉)

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バスはお台場で折り返し、本編ラストの「えそらごと」は再びレインボーブリッジの上から届けられた。「今日はみんな、ホントにありがとう!」と叫びカメラの向こう側へ感謝を伝えた雅功は「嬉しそうに笑顔で はしゃぐ君が隣にいて」と歌いながら隣の彪我に笑顔を向ける。最後までさわやかなハーモニーを響かせて、雅功と彪我は大きく手を振りながらライブ配信を終えた。

さくらしめじ(撮影:鈴木友莉)

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中継は一旦終了するも、Twitterのハッシュタグ「#さくらしめじ東京2020」で盛り上がるきのこりあんのアンコールを受けて2人は再度配信画面に登場した。彪我はライブを振り返り「バスの中でどうやって歌うんだろう?とドキドキしていましたけど、ドキドキを超える楽しさがあったと思います」とコメント。そして2人は、自身で作詞作曲した「風とあるがままに今を歩こう」を最後にパフォーマンスした。暮れゆく窓の外にはライトアップされた東京タワーが顔を見せ、彪我は思わず「おお、後ろに東京タワーが! きれい!」と微笑む。約1時間にわたり、夕暮れの東京ツアーをきのこりあんと楽しんだ2人。雅功は最後に「自分たちが『こうしたいな』と思うものを1個1個実現していって、大きくなりたいと思っております!」ときのこりあんに約束し、配信ライブを締めくくった。

さくらしめじ「さくらしめじ東京の街からライブしまーす!!」2020年8月1日 セットリスト

01. 朝が来る前に
02. My Sunshine
03. ひだりむね
04. かぜだより
05. てぃーけーじー(#さくらしめじ東京2020 ver.)
06. さんきゅう
07. スタートダッシュ
08. 青春の唄
09. 同じ雲の下
10. 靴底メモリー
11. 合言葉
12. えそらごと
<アンコール>
13. 風とあるがままに今を歩こう

※高田彪我の高は、はしごだかが正式表記。

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