「朗読演奏実験空間“新言語秩序”」はamazarashiの楽曲群、言葉が“検閲”される世界を描いた秋田ひろむ(Vo, G)の書き下ろし小説「新言語秩序」、さらに照明や映像が混ざり合ったamazarashiの新たなライブ表現で、今年3月には第23回文化庁メディア芸術祭エンターテイメント部門の優秀賞を受賞した。今回の配信ではスマートフォンを使った舞台演出を再現すべく、ライブで観客が使用したアプリ「新言語秩序」をアップデート。当日のライブに参加できなかった人も小説「新言語秩序」、武道館のライブ写真、ミュージックビデオなどすべてのコンテンツが楽しめる。
ライブ映像の配信後には、この企画のための書き下ろし楽曲「令和二年」を含む3曲を秋田が自宅で弾き語る映像が特別配信される。秋田は配信に際し「この作品を通して、心の中に自問自答や葛藤のようなものが芽生えてくれたら、それが巡り巡ってどこかの誰かの希望になりえるのではないかと、そうであってほしいと願っています」とコメントしている。
また今回の配信企画のためにYKBXが描き下ろしたイラストなどをデザインしたオリジナルグッズの通信販売が、6月4日18:00より数量限定で行われる。グッズの一部は国立国際医療研究センターに寄付される。
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秋田ひろむ コメント
「新言語秩序」は、一般市民同士の相互監視によって言葉が奪われた社会を描いています。
このテーマが時を経て、より深刻に感じられてしまう今の社会のムードが悲しいです。
この作品を通して、心の中に自問自答や葛藤のようなものが芽生えてくれたら、それが巡り巡ってどこかの誰かの希望になりえるのではないかと、そうであってほしいと願っています。
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