あいくれからヒロクサマ脱退、バンドは5月に活動休止

あいくれからヒロクサマ（B）が脱退し、これに伴いバンドが活動休止することが発表された。

2019年9月にあいくれに加入したヒロクサマは、脱退の主な理由について「僕自身の人生を考えたとき『音楽を1番に置きながら生きていくことが僕の中で正解ではないのかもしれない』と思ってしまったこと」とコメント。一方、バンドの活動休止についてゆきみ（Vo）は「4人それぞれにとっても、あいくれというバンドにとっても、最善の道がこの決断の先にあると確信しています」と述べている。

なお、あいくれは2月から5月にかけて4カ月連続コンセプトライブを実施中。現体制ラストライブは5月1日に東京・Mt.RAINIER HALL SHIBUYA PLEASURE PLEASUREで行われる結成11周年記念ワンマンとなる。

あいくれは当時同じ高校に通っていた同級生のゆきみ（Vo）、こめたに（Dr）、小唄（G）が2009年5月1日に結成したロックバンド。2019年5月に結成10周年を迎え、同年9月に新メンバーとしてヒロクサマ（B）が加入した。

あいくれ コメント

ヒロクサマ（B）

まず始めに突然このような発表になってしまいいつも応援してくださる方々、関係者の方々へ本当に申し訳ない気持ちでいっぱいです。

脱退へ至った理由はいくつかあるのですがまず第一にメンバーとの不仲ではないです。サポートとして3年、メンバーとしては1年経ってないけれど3人には心の底から感謝しています。

1番の理由はこれから先、僕自身の人生を考えたとき「音楽を1番に置きながら生きていくことが僕の中で正解ではないのかもしれない」と思ってしまったことです。

その感情を抱えながら続けていくことは応援してくださる皆さんに失礼だと思ったこと、そして前へ進もうとしているメンバーの足を引っ張りたくないと思ってしまったことが1番大きな理由です。

これから先のことはまだ何も決めてません。ただ一度いろんなことをリセットしてゆっくり考えたいと思っています。

まずは5/1のコンセプトワンマンのファイナルまで全力で駆け抜けていく所存ですのでご都合の合う方は遊びにきていただけたらと思っています。

ゆきみ（Vo）

Ba.ヒロ クサマとは別の未来を目指すことになりました。そしてあいくれはしばらくお休みすることにしました。4人それぞれにとっても、あいくれというバンドにとっても、最善の道がこの決断の先にあると確信しています。

クサマ脱退とバンド活動休止はどこかで関連しているのかもしれませんがわたしの中では殆ど独立した事柄です。続けることも出来たかもしれませんが、続けてきたから続けるのでは駄目だと思ったんです。このままでは駄目だ。現状維持では嫌だ。これまでの延長線上になんとなく立つのではなく、最高のあいくれでステージに立ちたい。それには幾らかの時間が必要でした。

10年以上生活の中心にあったあいくれをしばらくの間手放すのは寂しいけれど、止まらないことは進むことと同義ではないし、休むことは進まないことではないと、今はそう思っています。わたしにとって音楽は命そのもので、あいくれは人生そのものです。今はまだ終われないよ。5月1日まで今のあいくれの全てを尽くして、そしていつか最高のあいくれで戻ってきます。このことを伝えられるあなたが居たことでわたしがどれだけつよくなれたか。出会ってくれて本当にありがとう。

小唄（G）

生活の大半を占めていた、あいくれという僕にとって大切な居場所、そして家族同然のメン
バーと沢山話して、今後続けていくために、今活動をお休みするという決断をしました。

11年間ルーティーンになってたスタジオとか少しみんなと会う頻度は少なくなっちゃって寂しいけど！

一生会えない、やらないというわけではないので多くは語らずまたどこかで会えたら今よりもカッコよくなってるあいくれを見てください。

ばい

こめたに（Dr）

あいくれ を応援してくださっている皆様へ

突然の報告となってしまいましたが、あいくれは5/1(金)渋谷PLEASURE PLEASUREでの結成11周年ワンマン公演をもって無期限の活動休止が決定しました。

高校1年生の結成時からバンドのリーダーとして10年以上やらせてもらい、ここまでいろんなことをメンバーと決断してきました。苦しい事も嬉しい事もたくさんありました。めちゃくちゃあった。今までの選択のおかげであいくれを好きでいてくれている、関わってくれている人がいます。今回とったこの決断は、少し先の未来により良いあいくれを届ける為の選択です。一ミリも間違ってないと思ってます。休止中もこれからも沢山の選択肢があると思いますがまた最高の状態であいくれとして次のフェイズに行けるような、また皆に会えるような選択をして行きたいと思ってます。