「キャッツ」の1月24日の日本公開を記念し、東京ミッドタウン日比谷では映画とのコラボイルミネーションを点灯する。点灯式には日本語吹替版で主人公・ヴィクトリア役を務める葵と、作中で華やかなマジックを披露するミストフェリーズ役の森崎が参加し、「キャッツ」の魔法のような世界観を光と音で表現するイルミネーションのお披露目に立ち会った。
広場に特設されたステージに登場した森崎は、自身が演じる役に絡めて「今は寒くて足が震えていますが、ミストフェリーズのマジックで皆さんを温められたらと思います(笑)」と挨拶をする。点灯式は、森崎がその“マジック”でイルミネーションを一旦消すところからスタート。彼が「3、2、1、マジック!」と指を鳴らすと、会場周辺のイルミネーションの光は一瞬にして消えた。
準備が整ったところで、葵と森崎は点灯ボタンに手をかける。葵が「今年は子年ならぬ猫年、日比谷からキャッツカラーに染めていきたいと思います!」と意気込んだのち、2人は「3、2、1、キャッツ!」とボタンを押してカラフルなイルミネーションの光を灯した。点灯成功をガッツポーズで喜び、葵は「『キャッツ』の曲に合わせたイルミネーション、素敵だと思います」と周囲を見渡す。森崎は「イルミネーションを見て、こんなに感動したのは人生初めてかもしれません」と続き、「自分で点灯したっていうのはいいですね。両親に自慢したいと思います!」と笑顔を浮かべた。
点灯セレモニー後には、作品についての思いを語った葵と森崎。本国でのプレミアにも参加した葵は「劇場版でヴィクトリアが主人公という立場になり『どうして主人公に選ばれたんだろう?』と考えながら参加していたんですが、試写を観たときにヴィクトリアは“無色の白猫”だからなんじゃないか、と感じました。カラフルなジェリクルキャッツ(作中に登場する個性豊かな猫たち)を観て、ヴィクトリアと一緒に成長していけるんじゃないかなと感じました。吹替版にどんな印象を持ってもらえるか、ドキドキです」と心境を明かす。また森崎はアフレコを振り返り「声だけで表現することはすごく難しかったです。オリジナル版のキャストさんは猫の動きをすごく訓練して動いていて、僕らはそれをブースの中で表現する。ブースの中で動きながら演じているとドアが大きく感じたりもして、『キャッツ』のマジカルな世界を感じながらやっていました」とコメントした。
また日本語吹替版のキャスト発表会見で森崎がバストファージョーンズ役の秋山竜次(ロバート)から「小魚を食べたほうがいい」と役作りのアドバイスを受けたことについて、司会者から質問が飛ぶ場面も。これについて森崎は「まともに聞いたらマズいなとは思っていたのですが、実はすっかり忘れていました……秋山さんごめんなさい!(笑)」と告白した。最後に「今年起こしたいミラクル」について聞かれると、森崎は「真面目な話になっちゃうんですけど、日本語吹替版も全国の映画館でチケットが取れなくなるくらい、満員御礼を出したいです!」と力強くコメント。これに葵は「イルミネーションも灯しちゃったし、起こせるでしょう!」と反応し、森崎と共に意気込みを見せていた。
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森崎ウィンが“魔法”で点灯式演出、葵わかなと「キャッツ」イルミネーション光らせる https://t.co/GuM7GbVSDM