公益財団法人全日本スキー連盟によるイベント「LIVE SNOW & SNOW JAPAN PRESS CONFERENCE 2019」が本日11月5日に東京・恵比寿ガーデンプレイス シャトー広場で行われ、
「LIVE SNOW & SNOW JAPAN PRESS CONFERENCE 2019」はウィンターシーズンのスタートアップイベント。冬の競技のトップアスリートが登壇し、今シーズンに向けて意気込んだ。
ライブパートはプロジェクションマッピングによる華やかな演出と共に進行。大歓声の中ステージに現れたユーミンは、ストリングスやコーラス隊を交えた優美な演奏をバックに「恋人がサンタクロース」を楽しげに歌い上げた。さらにユーミンは最初に作った雪の歌だという「雪だより」をしっとりと歌唱。「毎年苗場スキー場でライブをやっています。その期間は特別総支配人なので、何か困ったことがあったら、なんでも言ってください!」とチャーミングな笑顔を見せ、「来年2月に40回目を迎えます。お祭りにしなきゃ!」と目を輝かせる。その後の「ロッヂで待つクリスマス」ではプロジェクションマッピングによって雪が降る美しい光景が描かれ、観客はその世界観にじっくりと浸っていた。
ここでスキージャンプのワールドカップで総合優勝に輝いた小林陵侑選手がステージに登場。ユーミンは興味津々にジャンプ台に登る際や飛ぶときの心境について次々と質問し、選手との交流を楽しんだ。最後には新曲「NIKE」を初披露するサプライズも。「今までスポーツの曲をいっぱい作っているんですが、今回は選手の気持ちを考えながら作りました。歌の中に出てくる“君”は勝利の女神のことです」と楽曲に込めた思いを明かし、勝負に挑む選手の思いを歌い上げた。
続いてステージに登場したゴスペラーズは、10月30日にリリースしたばかりの「VOXers」を歌唱。軽やかなリズムに合わせて観客のハンドクラップが鳴り響き、場内に温かな空気が広がった。ゴスペラーズは「冬物語」を優しく届けたあと、ノルディックコンバインドで活躍する渡部暁斗選手をステージに迎え入れる。村上てつやは「いつもは寒いところで競技している渡部選手を、今日は温かいもので包みたいなと思って。一緒にハモってみません?」と渡部選手に提案。緊張する渡部選手と共に「ひとり」をワンフレーズ歌い、美しいハーモニーを響かせて大喝采を浴びた。
その後ゴスペラーズは「ヒカリ」をパフォーマンス。そしてプロジェクションマッピングで映し出される歴代の選手たちの写真をバックに、「永遠に」を伸びやかに歌い上げた。最後にはユーミンをステージに呼び込み、スキーをテーマにした彼女の楽曲「BLIZZARD」を6人で披露。最後にユーミンが「今日が素晴らしいウィンターシーズンの幕開けになりますように。そして競技に旅立っていく選手たちにとって、素晴らしい門出になりますように」と願いを述べ、全員で「また来年!」と手を振ってイベントを締めくくった。
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リンク
- 公益財団法人全日本スキー連盟
- Yumi Matsutoya Official Site 松任谷由実 オフィシャルサイト
- ゴスペラーズ | ソニーミュージック オフィシャルサイト
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【イベントレポート】ユーミン&ゴスペラーズがウィンターソング歌唱、冬の幕開け彩る(写真19枚) https://t.co/CFqZ1mQk31