初のBLITZワンマン大成功!ネクライトーキー、新旧織り交ぜた21曲にファン熱狂

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ネクライトーキーが昨日9月23日に東京・マイナビBLITZ赤坂でワンマンツアーの追加公演「ネクライトーキー ワンマンツアー 2019“ゴーゴートーキーズ! 全国編『〆』”」を開催した。

ネクライトーキーのライブの様子。(Photo by Kana Tarumi)

ネクライトーキーのライブの様子。(Photo by Kana Tarumi)

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左から藤田(B)、朝日(G)。(Photo by Kana Tarumi)

左から藤田(B)、朝日(G)。(Photo by Kana Tarumi)[拡大]

自身初となるワンマンツアーのチケットが各公演ソールドアウトしたことを受け、バンド史上最大キャパの会場であるマイナビBLITZ赤坂で追加公演を行ったネクライトーキー。メンバーが1人ずつ定位置に着いてから一斉に音を鳴らし、「ゆるふわ樹海ガール」で勢いよくライブをスタートさせた。演奏開始と同時にフロアを埋め尽くす観客がステージに向かって押し寄せると、藤田(B)がお立ち台に乗って手拍子を求めたり、朝日(G)がステージ前方に立ってギターをかき鳴らしたりと序盤からハイテンションにオーディエンスを盛り上げる。続く「ジャックポットなら踊らにゃソンソン」ではもっさ(Vo, G)がお立ち台に乗ってカッティングを奏で、縦ノリのビートでフロアを大きく揺らした。間髪入れずにカズマ・タケイ(Dr)がビートを刻んで「ロック屋さんのぐだぐだ毎日」が始まり、朝日のアグレッシブなギタープレイから、中村郁香(Key)、藤田、もっさ、タケイによるソロ回しが展開された。

もっさ(Vo, G)(Photo by Kana Tarumi)

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熱気のあまり眼鏡がすっかり白く曇ってしまったという朝日が「ネクライトーキーのライブをぶち上げる曲を!」と宣言し、アップテンポのポップロックチューン「レイニーレイニー」を投下。場内の一体感を一段と高めてからポップな魅力たっぷりの「めっちゃかわいいうた」につなげ、「かわいいうた!」というフレーズで盛大なシンガロングを誘った。「こんがらがった!」では中村の奏でる印象的なメロディに冒頭から大きな歓声が沸き起こり、楽しそうに演奏しながら朝日が絶叫する場面も。「サンデーミナミパーク」がムーディにプレイされたあと、MCではもっさが「気分が悪かったりしたら言ってくださいね。今日はだって、ソールドアウトですから」、朝日が「全員に気分よく帰ってもらいたいもんな。今日は初めて1000人を超えるキャパで。夏フェスにもたくさん出て、野外だとこれ以上のお客さんがいることもあったけど、今日のほうが多く感じるな」とファンで埋め尽くされたフロアを見渡して笑顔を見せる。さらに朝日は最新ミニアルバム「MEMORIES」にも触れ、彼が石風呂名義で7、8年前に制作した楽曲を「20歳そこそこの頃の僕が当時からライブでやりたかったから」という理由でネクライトーキーのライブで演奏していることを説明した。

朝日(G)越しのもっさ(Vo, G)。(Photo by Kana Tarumi)

朝日(G)越しのもっさ(Vo, G)。(Photo by Kana Tarumi)[拡大]

ライブ中盤、ネクライトーキーはジャジーなフィルインから「涙を拭いて」を軽やかに演奏し、「だけじゃないBABY」で牧歌的な優しいメロディを届けた。「天王寺で会った1匹の竜の話を」という朝日の言葉に続いて、ドラマチックなナンバー「あの子は竜に逢う」をプレイ。その後、ギターとピアノの伴奏で始まるバラードの新曲(タイトル未定)ではもっさが芯のある伸びやかな歌声を響かせた。続けて朝日曰く「愛と勇気と金玉の物語」だという「ポンポコ節」と仮タイトルが付けられたさらなる新曲を披露。もっさが腹太鼓を叩いて始まったこの曲はファンキーなパートと、アップテンポなロックパートなどで構成された内容で、緩急の効いたアンサンブルに観客の拳が突き上がった。

左からもっさ(Vo, G)、中村郁香(Key)。(Photo by Kana Tarumi)

左からもっさ(Vo, G)、中村郁香(Key)。(Photo by Kana Tarumi)[拡大]

カズマ・タケイ(Dr)(Photo by Kana Tarumi)

カズマ・タケイ(Dr)(Photo by Kana Tarumi)[拡大]

オレンジの照明に包まれて「夕暮れ先生」を演奏したあと、もっさが忍び足で朝日に接近。朝日が弾き続けるギターのボリュームをもっさが徐々に上げ、「許せ!服部」の演奏がスタートした。この曲では途中でもっさが「CD」「ライブ」の2つのボードを持ち、「CD」を掲げるとまったりしたオリジナルバージョン、「ライブ」を掲げるとテンポアップした躍動感のあるライブバージョンの演奏になるという遊び心のあるセッションが展開された。藤田がベースソロを弾いたあとに、ショルダーキーボードを抱えた中村がお立ち台に上がってソロプレイを披露するなどしつつ、バンドはテンポを一段と上げて「許せ!服部」を楽しげに届けた。「ええバンドと、ええライブと、ええ人らが集まって、ええ日になった」と朝日が語ってから、ネクライトーキーはダンサブルな新曲(タイトル未定)を投下。「音楽が嫌いな女の子」ではミュージックビデオに出演したアウトレイジ前田がサプライズ登場し、「石風呂運輸」と書かれたダンボールを抱えて客席にカラーボールを投げ込んだ。勢いを保ったままネクライトーキーは、朝日のシャウトと共にカウントダウンをしてからキラーチューン「オシャレ大作戦」を披露。場内に銀テープが噴射されるという派手な演出もありつつ、場内の盛り上がりはピークに。熱狂の余韻を残したまま「遠吠えのサンセット」をラストに届け、メンバーはステージをあとにした。

ネクライトーキー(Photo by Kana Tarumi)

ネクライトーキー(Photo by Kana Tarumi)[拡大]

アンコールではまず、対バン企画「オーキートーキー vol.3」の開催が発表された。この対バン企画は12月8日に大阪・Music Club JANUSにパスピエ、GRASAM ANIMAL、12月12日に東京・UNITでFINLANDS、PELICAN FANCLUBをゲストに迎えて行われる。企画ライブ発表のあと、朝日が「『ONE!』に始まり、『MEMORIES』で過去を振り返り、そろそろまた前を見たいですよね。ネクライトーキー、次のフルアルバムはソニーミュージックから! メジャーデビューいたします!」と発表すると、ファンからは惜しみない拍手が送られた。ネクライトーキーはアンコールでキャッチーなロックチューンの新曲(タイトル未定)を初披露。ラストナンバー「ティーンエイジ・ネクラポップ」で大合唱を巻き起こし、晴れやかな笑顔でライブを締めくくった。

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「ネクライトーキー ワンマンツアー 2019“ゴーゴートーキーズ! 全国編『〆』”」2019年9月24日 東京都 マイナビBLITZ赤坂

01. ゆるふわ樹海ガール
02. ジャックポットなら踊らにゃソンソン
03. ロック屋さんのぐだぐだ毎日
04. きらいな人
05. レイニーレイニー
06. めっちゃかわいいうた
07. こんがらがった!
08. サンデーミナミパーク
09. 涙を拭いて
10. だけじゃないBABY
11. あの子は竜に逢う
12. 新曲
13. 新曲
14. 夕暮れ先生
15. 許せ!服部
16. 新曲
17. 音楽が嫌いな女の子
18. オシャレ大作戦
19. 遠吠えのサンセット
<アンコール>
20. 新曲
21. ティーンエイジ・ネクラポップ

オーキートーキー vol.3

2019年12月8日(日)大阪府 Music Club JANUS
<出演者>
ネクライトーキー / パスピエ / GRASAM ANIMAL

2019年12月12日(木)東京都 UNIT
<出演者>
ネクライトーキー / FINLANDS / PELICAN FANCLUB

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