ハコムス、初の写真集完成をお祝い！ファンからのリクエストで懐かしのカバー曲披露も

ハコイリ▽ムスメが本日9月1日に東京・AKIBAカルチャーズ劇場にて1st写真集「ニライカナイ」の完成記念イベントを行った。

クラウドファンディングで支援を募って制作された写真集は全編沖縄で撮影され、雄大な自然と共にメンバー8人の素顔を詰め込んだ1冊に。沖縄の1990年代ファッションに挑戦したコーナーもあり、ハコムスのコンセプトである「癒しとやすらぎとトキメキ」を感じられるカットが多数掲載されている。

クラウドファンディングのリターンとして開催された本日のイベントは、8月の定期公演でお披露目されたばかりの新オリジナル曲「ニライカナイを目指して」でスタートした。7月末に我妻桃実よりリーダーの座を引き継いだ吉田万葉のたどたどしい進行で会場が和やかな空気で満たされる中、続いてハコムスはファンからのリクエスト曲を披露していく。まずは吉田とサブリーダー井上姫月の3期コンビがゆうゆ with おニャン子クラブ「天使のボディーガード」を歌い、次に吉田と我妻の新旧リーダー2人がチェキッ娘「あたしの靴あなたの靴」をデュエット。場内をしっとりとしたムードで包み込んだ。

イベント中盤にはメンバー8人が撮影時のエピソードを交えつつ、それぞれ写真集のお気に入りのカットを紹介。寺島和花は白いワンピースを着て木に寄りかかるソロカットを挙げ、「これの一番気に入っているところは、黒く見えないところ」と自身が色黒であることをネタにして会場に笑いを起こしていた。写真集の話題でひとしきり盛り上がったのち、イベントは再びリクエスト曲を披露するライブパートへ。ribbon「ゆっくりと好き」ではファンからの要望により、初期のハコムスのライブでおなじみだったフェードアウトする音源に合わせて「ありがとうございました」と挨拶する“サンキューエンディング”を再現すべく、特別にフェードアウトバージョンのオケが用意された。さらに8人はアイドリング!!!「さくらサンキュー」、チェキッ娘「ありがとう」といった活動の節目に披露した思い出深い楽曲をひさびさに歌唱。今後のライブなどの告知を挟み、Qlair「泣かないでエンジェル」、ラテン調のオリジナル曲「Let's Party Time!」をパフォーマンスしてライブを終えた。

ライブ後に行われたマスコミ向けの囲み取材では、我妻が「写真集として形に残るものを出せたらいいなと前から思っていたので、今のこのメンバー8人で、しかも夏休みを使って沖縄で撮影することができてうれしいです」と写真集が完成した感想を語ったほか、9月29日の定期公演をもってグループを卒業することについて「皆さんと楽しい思い出を作って、笑顔で卒業公演を迎えることができてらいいなと思います」とコメント。我妻から「新リーダーはがんばってますね」と褒められた吉田は、「リーダーになってから初の定期公演が印象に残っています。緊張したし、トークしたりみんなをまとめることが増えていくんだなと実感しました」と心境を口にした。続いて井上は「写真集に点数を付けるとしたら？」という質問に「1500点くらいです！」と回答し、「新リーダーは80点。MC以外は本当に頼りになるので、これからも2人でがんばっていけたらと思います」と吉田にも点数を付けつつ、サブリーダーとしての意気込みを語った。

今年4月にお披露目された5期メンバーの依田彩花は、「かぐやさん（井上）はMCでは毒舌なんですけど、普段はめっちゃ優しいんですよ。ほかのメンバーも親身になって教えてくださって、心の支えになってくれるんです」と先輩メンバーに感謝の気持ちを伝え、同じく5期の山本花奈は「4カ月の間にいろんなことを経験できたことがうれしいです！」と声を弾ませる。8月30日に16歳の誕生日を迎えた寺島は、「新メンバーが入ってきて新しい風がビュンビュン吹いていると思うので、その風に飲まれないように歌もMCも成長できるようにしていきたいなと思います」と抱負を述べた。また、この夏より“スマイル戦士”を自称している塩野虹は、「仕事や学校でつらいことがあったときはスマイル戦士に会いに来てくれたら、皆さんの疲れた心を癒やしてスマイルにします！」と笑顔を見せ、体調不良により最近のライブを欠席していた戸羽望実は「だいぶ回復してきて、ちょこちょこ皆さんの前に出れるようになったんですけど、もう少し待っていただけるとうれしいです」とファンに呼びかけた。

囲み取材の最後には鈴木美紗乃プロデューサーが、「メンバー8人のいろんな表情が、沖縄の素敵な風景と一緒に写真集に収められていると思っております。ベタなところではなく、ハコムスらしいちょっとマニアックなところに行けたのがよかったです」と「ニライカナイ」を紹介。ハコムスの1st写真集の完成記念イベントを締めくくった。