すとぷり、幕張2DAYSワンマン大盛況に感謝「これからも幸せにするので付いてきて」

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すとぷりが4月30日、5月1日に千葉・幕張イベントホールにてワンマンライブ「すとろべりーめもりーvol.7」を行った。この記事では2日目公演の模様をレポートする。

すとぷり「すとろべりーめもりー vol.7」の様子。(写真提供:すとぷり)

すとぷり「すとろべりーめもりー vol.7」の様子。(写真提供:すとぷり)

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さとみ、ジェル、ころん、ななもり。、莉犬、るぅとの6人からなる“エンタメユニット”すとぷり。2016年6月の結成以来、それぞれ“歌ってみた”動画の投稿やゲーム実況の配信など、動画共有サイトを中心とした活動を展開している彼らは、定期的にライブイベント「すとろべりーめもりー」を開催している。昨年12月に東京・両国国技館で行われた「すとろべりーめもりーvol.6」に続く今回の公演では、今年3月に初のCD音源としてリリースされたオリジナル曲のみのミニアルバム「すとろべりーすたーと」の楽曲を中心にステージが展開された。

すとぷり「すとろべりーめもりー vol.7」の様子。(写真提供:すとぷり)

すとぷり「すとろべりーめもりー vol.7」の様子。(写真提供:すとぷり)[拡大]

ファンの期待を高めるオープニングムービーを経て、ピンクのジャケットが印象的な制服衣装に身を包んだすとぷりがステージに登場すると、色とりどりのペンライトの光で染まった客席からは大歓声が。生バンドの演奏とステージ上のスクリーンで展開される映像演出をバックに、6人は「すとろべりーすたーと」のオープニングトラック「パレットダンス」でライブをスタートさせ、続けて“歌ってみた”の人気曲「ロメオ」で会場を盛り上げた。ソロ曲のブロックではさとみが「アイのシナリオ」、ジェルが「Sコート」、るぅとが「この想いを歌に」、ななもり。が「ヒバナ」、ころんが「ロケットサイダー」、莉犬が「小さな恋のうた」を歌唱。それぞれ個性あふれるパフォーマンスでファンを沸かせた。

左から莉犬、ころん、るぅと。(写真提供:すとぷり)

左から莉犬、ころん、るぅと。(写真提供:すとぷり)[拡大]

すとぷり「すとろべりーめもりー vol.7」の様子。(写真提供:すとぷり)

すとぷり「すとろべりーめもりー vol.7」の様子。(写真提供:すとぷり)[拡大]

ライブ中盤にはユニット曲が次々に披露され、すとぷりは軽快なかけ合いを繰り広げるコント映像を挟みつつ、るぅとが作詞作曲を手がけた「すとろべりーすたーと」の収録曲をペアに分かれてデュエットする。莉犬とるぅとは2人のかわいらしいキャラクターを全面に押し出した「すとろべりーごーらんどっ」、さとみところんはゲームをテーマにした「でこぼこげーむぱーてぃー」、ジェルとななもり。はセリフと歌を織り交ぜた「非リアドリーム妄想中!」でファンを魅了。さらにころん、るぅと、莉犬の“子供組”が「おじゃま虫」で「好き!」というフレーズを観客を叫ばせたかと思えば、さとみ、ジェル、ななもり。の“大人組”が「イノコリ先生」でコール&レスポンスを繰り広げて会場に一体感を生み出した。ユニット曲のブロックを終え、再びステージに6人そろったすとぷりは、王子風の衣装に着替えて「AquaKiss」「Endless Flight」を披露。即興のコントを交えたバンドメンバー紹介で会場に笑いを起こしたのち、アップテンポのナンバー「はりーはりーらぶ」を歌い、客席にメンバーカラーの巨大なバルーンが舞う中ライブ本編を締めくくった。

アンコールでは、メンバー1人ひとりがファンに向けて涙ながらに挨拶。ジェルは「俺は1人で苦しんでいる人を救っていきたい。つらい気持ちがわかるから、1人でも多くの人の支えになりたいです。だからすとぷりで活動するのが本当に楽しくてうれしくて、こんなに幸せなことはないです」と胸の内を吐露し、莉犬は「すとぷりはみんなが胸を張れないような活動はしません。これからも君の推しでいる限り、ずっとずっと君の誇りでいたいと思っています」「出会ってくれて本当ありがとう。誰かに憎まれても悔しいことがあっても、必ず君を幸せにするためにいつまでも走り続けます」とファンに呼びかけた。続くころんは「僕たちのことを支えてくれる人がこんなにもいっぱいいて、僕たちこんなにがんばったんだなって、本当に幸せだなと思いました。これからもっともっと凄いことが起こります! みんなをもっと幸せにできる自信があるから付いてきてほしい」と宣言。るぅとは「今こんなふうにいろんなことに挑戦できて笑顔を届け続けられるのは、今応援し続けてくれているみんながいるおかげです。本当に今日まで支えてくれてありがとうございます」「今日がみんなにとっての宝物になってたらすっごくうれしいです。今日1日を僕たちにとって幸せなものにしてくれてありがとう」と感謝の気持ちを述べた。

すとぷり「すとろべりーめもりー vol.7」の様子。(写真提供:すとぷり)

すとぷり「すとろべりーめもりー vol.7」の様子。(写真提供:すとぷり)[拡大]

またさとみは「どれだけがんばっても1人じゃ叶えられないことってたくさんあって。今は『がんばろう』って言ったら『がんばろう』って応えてくれるメンバーが横にいて、1人じゃないんだと思って。このメンバーに出会えて心の底から本当にうれしいです」と感極まり、リーダーのななもり。は「結成したての頃はみんなのことよく知らなくて、衝突したこともあったし、笑ったこともあったし、いろんなことを乗り越えてきて。お互いの魅力に気付けたのはこんなに多くの人が見てくれて、もっとがんばろう、前へ前へ走ろうって思えたからだと思う」「これかも、“すとぷりすなー”とメンバー6人でみんなで走り抜けたい。これからどんなことがあるかわからないけど、本当にみんなのことを幸せにするので、付いてきてください!」と語った。それぞれファンに思いをぶつけたすとぷりは、その後涙を交えつつ「Flowering palettes」を歌唱。ラストナンバーのHoneyWorksによる書き下ろしナンバー「大好きになればいいんじゃない?」では、温かい空気で満たされた会場に鮮やかな銀テープが舞った。

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すとぷり「すとろべりーめもりーvol.7」
2019年5月1日 幕張イベントホール セットリスト

01. パレットダンス
02. ロメオ
03. アイのシナリオ / さとみ
04. Sコート / ジェル
05. この想いを歌に / るぅと
06. ヒバナ / ななもり。
07. ロケットサイダー / ころん
08. 小さな恋のうた / 莉犬
09. すとろべりーごーらんどっ / 莉犬、るぅと
10. でこぼこげーむぱーてぃー / さとみ、ころん
11. 非リアドリーム妄想中! / ジェル、ななもり。
12. おじゃま虫 / ころん、るぅと、莉犬
13. イノコリ先生 / さとみ、ジェル、ななもり。
14. AquaKiss
15. Endless Flight
16. はりーはりーらぶ
<アンコール>
17. Flowering palettes
18. 大好きになればいいんじゃない?

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とし @tttoshi

ファミマとコラボしてる女性向けコンテンツ全然知らないけどなんなんやろ→歌い手のユニットらしい→歌い手のライブってこんなんなのか…(カルチャーショック)https://t.co/a7qFrta5pO

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