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TK from 凛として時雨、映画「スパイダーマン」主題歌も届けたツアーファイナル

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「TK from 凛として時雨 katharsis Tour 2019」TOKYO DOME CITY HALL公演の様子。(撮影:中野敬久)

「TK from 凛として時雨 katharsis Tour 2019」TOKYO DOME CITY HALL公演の様子。(撮影:中野敬久)

TK from 凛として時雨が3月9日に東京・TOKYO DOME CITY HALLで全国ツアー「TK from 凛として時雨 katharsis Tour 2019」の最終公演を開催した。

2月9日より全国5都市で行われ、4月には追加公演として台湾、香港、中国でも実施されるこのツアー。日本におけるファイナルではサポートメンバーのbobo(Dr)、吉田一郎不可触世界(B)、大古晴菜(Piano)、佐藤帆乃佳(Violin)に続いて赤いシャツを着たTK(Vo, G)が登場し、人気曲「unravel」でライブをスタートさせた。ステージには雲のような形状の紗幕が吊るされており、そこに幻想的な映像が映し出された。

「Wonder Palette」の演奏後、一旦紗幕が上がり、「Abnormal trick」「Crazy Tampern」などが迫力のある演奏が届けられる。その後、吉田とboboがタイトなリズムを構築し、TKがディレイの効いたギターサウンドを響かせた「Dramatic Slow Motion」をはじめ、ストイックなパフォーマンスによって場内に高揚感がもたらされていく。ライブ中盤には再び紗幕が下ろされ、映像演出を交えつつアコースティック寄りの楽曲が披露された。TKがアコースティックギターを構え、その音色を歪ませてかき鳴らした「subliminal」、ピアノのメカニカルなフレーズがスリリングに響く「phase to phrase」、バイオリンをフィーチャーした「haze」と続き、ピアノと歌で始まる未発表のバラードでこのパートは締めくくられた。

ライブ後半は「contrast」に始まり、浮遊感のあるサウンドとパンキッシュなリズムの対比が印象的な「invalid phrase」から、目まぐるしい楽曲展開の「Shandy」と次々に楽曲が披露された。バラード「memento」を経て、ラストにTKはツアータイトルにもなっている「katharsis」をパフォーマンス。静けさと激しさを内包したドラマチックで壮大な演奏で観客を魅了してライブ本編を終えた。

アンコールでまずTKは「もう2曲だけぶちかますので、最後まで1音も聴き逃さず楽しんでください」と話してから、「Fantastic Magic」を披露した。続けて「『スパイダーマン』、アカデミー賞おめでとうございます」と述べ、映画「スパイダーマン:スパイダーバース」の日本語吹替版主題歌である新曲「P.S. RED I」を演奏。紗幕には蜘蛛の巣を連想させる網目が映し出され、楽曲の世界観が視覚的にも表現される中、TKは最後までシャウトを繰り返し、ギターを激しく弾き続け、やりきったような表情を浮かべステージをあとにした。

本ツアーのアジア編「TK from 凛として時雨 katharsis Tour 2019 in Asia」は、4月5日に台湾、7日に香港、9日に中国・上海で行われる。

TK from 凛として時雨 katharsis Tour 2019 in Asia

2019年4月5日(金)台湾 台北 CLAPPER STUDIO
2019年4月7日(日)香港 Music Zone@E-Max
2019年4月9日(火)中国 上海 Modern Sky Lab

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