柴田淳、歌手であることを再認識した“6年ぶりっ子”ツアー終幕

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柴田淳が昨日2月27日に東京・NHKホールにて6年ぶりとなる全国ホールツアー「JUN SHIBATA CONCERT TOUR 2019 月夜PARTY vol.5 ~お久しぶりっ子、6年ぶりっ子~」の最終公演を行った。

柴田淳(撮影:酒井ダイスケ)

柴田淳(撮影:酒井ダイスケ)

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「JUN SHIBATA CONCERT TOUR 2019 月夜PARTY vol.5 ~お久しぶりっ子、6年ぶりっ子~」NHKホール公演の様子。(撮影:酒井ダイスケ)

「JUN SHIBATA CONCERT TOUR 2019 月夜PARTY vol.5 ~お久しぶりっ子、6年ぶりっ子~」NHKホール公演の様子。(撮影:酒井ダイスケ)

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ツアー開催を発表した際に「ひさびさのホールツアーということで、私にとっても改めて自分が歌手であることを再認識するようなステージになると思っています」とコメントしていた柴田。その言葉を体現するように、この日のライブでは彼女がこれまでのキャリアの中で発表してきたさまざまなタイプの楽曲がパフォーマンスされた。

ツアータイトルにちなみ「月夜の森の中の音楽界」を想起させる舞台に白いドレスで現れた柴田は、最新アルバム「ブライニクル」より「Multiverse」を1曲目に披露。そして「6年ぶりにまたステージに戻ってこれてうれしいです。今、いろんな思いを胸に抱いてここに立っています。一生懸命歌いますので楽しんでいってください」と感慨深そうに口にした。中盤ではシックな黒のドレスに着替え、「HIROMI」「月光浴」などをエモーショナルに歌い上げていった彼女。本編最後のMCでは「この6年間でいろんなものを失いました。ステージに立つ感覚がなくなりました。ステージから見える客席の風景も忘れていました。今回はそれらを拾い集めるツアーだったと思います」とひさしぶりのツアーを振り返り、「ステージに立ってワクワクするように初めてなりました」「これからの柴田淳はライブ中心にやっていこうかなと思っています」と笑顔で告げた。

アンコールでは観客からのリクエストを募り、自身の曲やカバーをアカペラで歌唱。サービス精神にあふれたパフォーマンスで観客を楽しませたのち、柴田はバンドメンバーを呼び込むと、さらに「嘆きの丘」「雨」「車窓」の3曲を歌い上げた。最後は涙を浮かべていた彼女だが、その表情は清々しく充実感にあふれていた。

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柴田淳「JUN SHIBATA CONCERT TOUR 2019 月夜PARTY vol.5 ~お久しぶりっ子、6年ぶりっ子~」2019年2月27日 NHKホール セットリスト

01. Multiverse
02. おかえりなさい。
03. あなたが泣いてしまう時は
04. 人間レプリカ
05. メロディ
06. ノマド
07. 哀れな女たち
08. HIROMI
09. いくじなし
10. 月光浴
11. 桜日和
12. マナー
<アンコール>
13. 嘆きの丘
14. 雨
15. 車窓

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