AUN Jクラシック・オーケストラ、レ・フレールとの共演で魅せた三越劇場公演

AUN Jクラシック・オーケストラが2月20日に東京・三越劇場でワンマンライブ「Spring Concert 2019 The Sounds of Japan～THIS IS AUNJ～」を開催した。

6月12日にアーティスト計10組とのコラボレーションアルバム「響（ひびき）～THE SOUNDS OF JAPAN」をリリースするAUN J。この日のライブでは、本作への参加が決定しているレ・フレールを迎えてのコラボパフォーマンスを含む全14曲が披露された。

HIDEが緞帳の前で鳴り物のパフォーマンスを見せたあと、AUN Jはオリジナル曲「Go West 53」でライブを開始。モーリス・ラヴェル「ボレロ」のカバーでは、活気あふれる和太鼓の演奏で会場を沸かせた。市川慎と山野安珠美による箏の二重奏や、井上良平と井上公平の双子による二人羽織での三味線パフォーマンスを経て、女性メンバー2人は友禅染の衣装、男性メンバー6人はISSEI MIYAKEの着物の絞りをベースにした新たな装いで舞台に再登場。ゲストのレ・フレールを迎え入れると、AUN Jのオリジナル曲「From The Far East」「GIFT」、コラボアルバムの収録曲「万殊の灯りに想いを馳せて」で息の合った演奏を繰り広げた。アンコールではAUN Jが横浜DeNAベイスターズとのタイアップソング「勝祭-KASSAI-」を披露し、大盛況の中、公演を締めくくった。