10月末にスウェーデンに旅立ち、この写真集の撮影に臨んだ北野。動物好きの彼女は北極圏のキルナで犬ぞりの犬と撮った写真をお気に入りのカットに挙げ「すごく犬が好きなのでどうしても犬ぞりがしたくて。雪が積もって完全に氷が固まらないとできないんですけど、運がよく到着の前日に雪が降って犬ぞりができました。一番の思い出です」と撮影を振り返る。写真集に「空気の色」というタイトルを付けた理由については「空気の色は、想像しても誰も答えられない。この本もタイトル通り、見る人によって色が変わる写真集。そこが空気の色というタイトルといい相性だったので」と述べた。
現地で北野は髪を10cmカット。写真集にはその様子が収められている。このことについて彼女は「(髪を)1年近く伸ばしっぱなしで、いつかは切りたいなと思いつつ活動していたんです。大事な写真集のカットで髪を切るというのは、すごく背中を押されたので10cm切りました」とその短くなった髪を揺らして笑った。また写真集には雪上で撮影したランジェリーのカットも掲載。極寒の地でランジェリー姿で撮影したことについては「覚悟は必要だったんですけど、スタッフさんが取り囲んでくれて、撮影が終わった瞬間に温めてくれて。寒い中、外で表現するのは過酷だったんですけど、その壁にぶち当たって乗り越えられて達成感がすごかったです」と話した。
「写真集に点数を付けるなら?」という写真集発売記念イベントでは恒例の質問に北野は「控えめに言って無量大数です」と自信満々に回答。「この写真集を心から大切に思っていて、私の宝物なので。宝物に点数は付けられない。でも付けるなら一番大きい数字だと思って無量大数です」とその理由を述べた。
年末のイベントらしく、2018年の活動について記者から聞かれた北野は「2017年の後半から休業していたので、2018年になって春頃活動再開して、最初は不安も大きかったんですけど、すごく成長できた年であり、この写真集をきっかけに新しい自分が生まれたなって。今は、新しくなった自分なんですけど、この自分でこれからも活動をがんばっていきたいなと思います」とコメント。年末に出演を控える「第69回NHK紅白歌合戦」については「みんなで温かく力強く(西野)七瀬さんの背中を押してあげられるような、乃木坂46らしいパフォーマンスができたら」と意気込みを語った。
また来年の活動について北野は「(メンバーの)みんながいろんなところで活躍していて、それを見ていてありがたいし、うれしいので、私もみんなみたいにいろんな場所でいろんな人の目に止まる仕事がしたい」と話す。具体的な内容については「動物が好きで、いつか動物愛護のボランティアをしたいと思っているので、動物番組に出たいです」とコメント。最後に「少し遅くなっちゃったんですけど、クリスマスプレゼントにもオススメです。来年に向けてもいいスタートを切れたと思うので、この写真集と共にこれからも成長していけるようにがんばります」とアピールし、囲み取材を終えた。
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- 【公式】北野日奈子1st写真集 (@hinako_gentosha) | Twitter
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