本日11月21日にアニメ「機動戦士ガンダム」の誕生40周年プロジェクト発表会が東京・恵比寿ガーデンプレイス ザ・ガーデンホールで行われ、
1976年に誕生し、2019年に40周年を迎える「機動戦士ガンダム」。発表会では40周年プロジェクトとして、テレビアニメ「機動戦士ガンダム THE ORIGIN」の放送や劇場アニメ「機動戦士ガンダム 閃光のハサウェイ」の公開、そしてガンダムファンのSUGIZOが40周年プロジェクトのテーマ曲を担当することなどが発表された。
株式会社サンライズ代表取締役社長の宮河恭夫は「SUGIZOさんは環境問題や難民問題にも造詣が深く、ご自身でもさまざまな活動を行っております。音楽を通じて世界にメッセージを発し、よりよい環境へと導くその姿には尊敬の念に堪えません。ガンダムがアニメという枠を超えて、世界にメッセージを発信していきたいという願いを実現するために、そのお力を貸していただき、共に具現化への道を歩むべく、しっかりタッグを組ませていただくことになりました」とSUGIZOにテーマ曲を依頼した経緯を説明。なおSUGIZOがテレビアニメ「機動戦士ガンダム THE ORIGIN」の楽曲プロデュースを行うことも決定した。SUGIZOはアニメのために新曲を書き下ろすほか、「機動戦士ガンダム」シリーズの名曲をさまざまなアーティストとコラボレーションしてカバーするという。アニメのオープニングテーマはLUNA SEAが担当する。
この日SUGIZOは池田鴻の楽曲「翔べ!ガンダム」、そして完成前だという「機動戦士ガンダム」40周年テーマ曲「THE BEYOND」(仮)を演奏。「機動戦士ガンダム」シリーズのこれまでが凝縮されたアニメーションをバックに、優美にバイオリンを奏でた。SUGIZOは楽曲について「この曲をのちに、LUNA SEAとの楽曲として正式に発表したいと思っています。ガンダムの40年の歴史とシンクロするように、来年LUNA SEAも30周年。どちらも若かりし頃から始まって、今もガンダムとLUNA SEAは最前線を走っていて……臭い言い方ですけど、永遠に続く青春。この光を未来に託したい、未来を僕らの力で導きたいという気持ちを込めて生まれた曲です」と解説。司会者に「SUGIZOさんにとって、ずばり『機動戦士ガンダム』とはなんでしょう?」と尋ねられると、「ガンダムは僕の哲学の根幹ですね」と言い切り、「僕が10歳の頃にガンダムが始まって、リアルタイムで好きになって、11歳のときにシャアになりたいと決めて……富野(由悠季)監督の哲学が凝縮されているガンダムという存在を子供の頃に知ることができたのは、多くの僕の世代の日本人の財産だと思います」と熱く語った。
最後にSUGIZOは「世界中で活動していると、ガンダムは日本が世界に誇る文化だと実感します。ガンダムは世界に求められ、世界を救っている。ミュージシャンとしても、日本人としても、ガンダムに関われることがどれだけ光栄なことか。我々が誇るアニメというカルチャー、そしてガンダムというコンテンツをより世界に届けるために、個人としてもバンドとしても、全力で向き合っていきたいと思います」と力強い眼差しで語り、発表会に幕を下ろした。
リンク
- SUGIZO OFFICIAL WEBSITE
- GUNDAM.INFO | 公式ガンダム情報ポータルサイト
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SUGIZO、愛あふれたガンダム40周年発表会「ガンダムは僕の哲学の根幹」
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