「YOUR SONG」は11月14日にリリースされるGLAYのニューシングルの収録曲で、スペシャルオリンピックス日本の公式応援ソング。MVは作詞作曲を手がけたTERU(Vo)の「様々な国籍の夢を追いかける人々にフォーカスを当てた作品にしたい」という意見を取り入れ、ダンサーを夢見る若者を追ったミュージカル調の作品に仕上がっている。GYAO!のほか、YouTubeではMVのショートバージョンが公開されている。
監督はシングルのもう1曲のタイトル曲「愁いのPrisoner」と同じく大喜多正毅が務めた。「愁いのPrisoner」のMVも現在GYAO!にて先行公開中。
大喜多正毅 コメント
「YOUR SONG」について
「YOUR SONG」を本当に理解したと思えたのは、撮影当日でした。夢の途中の若者を応援するのがテーマの楽曲なのですが、ストレートに頑張れと言うだけでは、伝わりきらないと感じていました。なんとなく映像の輪郭がボヤけてたまま臨んだ撮影に、スケジュールの都合上、ピアノを弾くTERUさんのラストカットからの撮影になった1テイク目が、いとも簡単に答えを出してくれました。夢の途中の若者を一番応援、後押しするのは、夢を叶えてもなお、音楽を、人生を、楽しみ続ける先駆者の姿を圧倒的な熱量で見せ続ける事なんだと、理解しました。その後の撮影でも、楽しそうにみんなで演奏続けて、周りを巻き込み盛り上げ続ける
ありがとうございました!
「愁いのPrisoner」について
「愁いのPrisoner」のMVは、過去の恋愛に囚われ、未だに新しい一歩を踏み出せない人をどう映像化するかが、最大のテーマでした。人を愛したその記憶を、ダイレクトに男女の映像で見せてしまうと、このまま過去に囚われたまま朽ちても構わないとも読み取れる、澄み切った覚悟のように感じる曲調を表現しにくいと考えました。そこで過去にアメリカ横断の旅の途中で出会った、不思議な光景を思い出しました。アメリカ、ネバダ州ゴールドフィールドの街外れに広がる荒涼とした大地に突き刺さる無数の車両が、足を大地に囚われ身動き取れ無くなった人達のようにイメージが広がりました。そして、その囚われた人達を解放に導く者のイメージとしてGLAYが、大地に突き刺さる車両の間を前を向き歩き続け、演奏する映像になりました。
旅の途中の、小さな記憶の破片が、今回の様な大きなプロジェクトの一部になったことを、嬉しく思うのと同時に、自分もまた、過去に見た風景に囚われ、それを糧に生きているんだなと気付きました。
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リンク
- GLAY 「YOUR SONG」 | 音楽 | 無料動画GYAO!
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- 「YOUR SONG」ミュージックビデオ(short ver.) - YouTube
- GLAY公式サイト
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千田 陽斗 @sendaharuto
GLAY新曲「YOUR SONG」MVはダンサー夢見る若者を追うミュージカル仕立て(動画あり) - 音楽ナタリー https://t.co/70hbRJmUNN