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広末涼子も登場!DJ和「ラブとポップフェス」サスケからnobodyknows+まで6組が熱演

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左からサッシャ(司会)、広末涼子、DJ和。(撮影:西槇太一)

左からサッシャ(司会)、広末涼子、DJ和。(撮影:西槇太一)

昨日10月23日に東京・EX THEATER ROPPONGIで、DJ和のライブイベント「ラブとポップ フェス ~好きだった人を思い出す歌がある~」が開催。スペシャルゲストとして広末涼子が登場したほか、ライブアクトのサスケ、前田有嬉(ex. Whiteberry)、アンダーグラフD-51キンモクセイnobodyknows+が出演した。

これは昨年夏のリリース以降、ロングヒットを続けるDJ和のミックスCD「ラブとポップ ~好きだった人を思い出す歌がある~ mixed by DJ和」の売上枚数が30万枚を記録したことを記念して企画されたライブイベント。ミックスCDはDJ和が青春時代を過ごしたという2000年代にヒットした楽曲群で構成された全36曲入りの作品で、現在では30万枚を大きく上回り、35万枚を超える売上を記録している。

スペシャルゲストの広末は「ラブとポップ」のジャケット写真を飾っていることから、DJ和によるオープニングDJタイムを経て、序盤のトークコーナーに登場した。DJ和が興奮した面持ちで「会いたくても会えない人ですよ!」と改めて来場者に広末を紹介。広末は「ラブとポップ」が好調なセールスを記録していることを問われると、「『おめでとうございます』って言っていただけるんですけど、私はジャケットの写真だけで作ったわけでもないのに……こちらこそ恐縮です。でもうれしいですね」と謙虚な姿勢をにじませた。また「同世代の人が手に取る作品だから私のことが好きでない方は手に取らないんじゃないの? って思ったんです。だけど、『みんな“広末世代”ですから』と撮影中、担当の方に言っていただけたので(笑)」とジャケット撮影時のエピソードを明かし、会場を笑わせた。このほか「(椎名)林檎ちゃんが好きで、Crystal Kayちゃんもいつも聴いてました」と話した広末は、「歌は大好きですが、今日は自分の歌は歌いません(笑)」と笑顔でコメント。「私も皆さんと一緒に今日のライブを楽しみたいと思います」と述べた。

1組目に登場したのはサスケ。「さっそくですがこの曲を!」と北清水雄太が述べ、2004年発表のデビューシングル「青いベンチ」を歌い上げた。MCでは北清水と奥山裕次が「すごいイベントだね!」「広末さん見ちゃったね! すれ違ったとき息を思いっきり吸っちゃったよ」と話して観客を笑わせ、ラストに路上ライブで歌い続けていたという思い入れのあるラブソング「キセキ」を届けた。またライブ後のトークでは北清水が「青いベンチ」について「14年前の曲ですが、みんなで歌ってくれて。宝物のような曲です」と語り、「ラブとポップ」に楽曲が収録されたことはヴィレッジヴァンガードを訪れた際に偶然知ったとのことで、奥山は「個人的に買いました」と話していた。

続いてステージには元Whiteberryの前田有嬉が登場し、フジテレビ系「めちゃ×2イケてるッ!」のエンディングテーマにも選ばれた1999年のデビュー曲「YUKI」を披露。当時と変わらない雰囲気の前田は、「2000年の『夏祭り』のときは14歳でしたから、大人になりまして今は33歳。『あんまり変わってないね』って言われるのもうれしいけど、『きれいになったね』とかじゃなくて微妙ですよね(笑)」と冗談っぽくトークを展開させた。そして2017年のソロデビュー曲「僕たち結婚するんだ」、最後に大ヒット曲である「夏祭り」を歌い上げた。また現在も地元北海道・北見市在住の前田は、Whiteberryで活動していた中学時代の思い出として、「片思いしてるとカラオケで思いを伝えるみたいな文化ありましたよね。aikoさん、椎名林檎さん、センチメンタル・バスと歌ってました。私の2000年代のいろんな思いは当時の音楽に詰まってますね」と話した。

DJ和によるDJコーナーをはさみ、アンダーグラフのライブは2004年のメジャーデビューシングル曲「ツバサ」でスタートした。MCでは「高校生だった僕らに教えてあげたい」とゲストの広末に会えた喜びを初めに伝えた真戸原直人(Vo, G)。彼は歩みを止めずにバンド活動を続けてきたことを話して、今年の「山形国際ムービーフェスティバル」のテーマソングとして書き下ろした新曲「まだ見ぬ世界を映しながら」を披露した。また共演者のD-51とは長年の友人とのことで、「D-51の『Late Summer』ってアルバムが出てるんでよろしく」と告知する場面もありつつ、真戸原は本イベントについても言及。「同窓会のような感覚ですね。DJ和さんが曲を探してくださってよかった」と述べるも、ミックスCDに収録されたことを最初は知らなかったそうで、「ドン・キホーテで偶然発見しました(笑)。こうしてご縁が生まれてありがたいです」と笑顔を見せていた。

D-51はYASUが「僕たちが一番お金を稼いだ曲からやります!」と宣言してから、テレビドラマ「ごくせん」の主題歌に抜擢された2005年発表の3rdシングル「NO MORE CRY」を披露。キャッチーなフレーズでシンガロングを誘うなど、熱いパフォーマンスを展開した。YASUとYUは「今年2月に我々が新曲を出したことは皆さん知ってますか? 次に歌う曲は『忘れないよ』で、NHK『みんなのうた』でオンエアしていただいたナンバーです。泣ける歌って話題になったらしいよ?」と巧みなトークで観客の関心を集めた。さらにD-51はアンダーグラフの新曲「まだ見ぬ世界を映しながら」の告知をして友人へのお返しをしたあと、テレビアニメ「ワンピース」の主題歌になった2006年発表のアップテンポなナンバー「BRAND NEW WORLD」をパワフルに届けた。またトークでは「2004年のデビューから15年くらい。印税って今も入るんだなって……最高の気分です、どうもありがとう!」と奔放な発言で観客を驚かせつつ、サスケやアンダーグラフらとのひさびさの再会を喜んでいた。

続いてのアクトは、10年8カ月ぶりに活動を再開させたキンモクセイ。10月21日に行われた地元神奈川県相模原市のイベントへの出演に続けて2度目のステージとなったこの日、彼らは2002年発表の2ndシングル「二人のアカボシ」を1曲目に届け、伊藤俊吾(Vo, G, Key)は伸びやかな歌声を場内に響き渡らせた。続けて伊藤いわく「5番目くらいに売れた曲」だという5thシングル「車線変更25時」を披露したあと、MCでは活動再開について、メンバーのスケジュール都合のみならず、それぞれの“心のスケジュール”が合ったことから実現できたと言及。伊藤は「キンモクセイとしてマイペースにゆっくりと活動していきたい」と語った。キンモクセイは最後にテレビアニメ「あたしンち」の初代オープニングテーマ「さらば」を届け、温かいムードの中で出番を終えた。ライブ後のトークでは伊藤が家族とヴィレッジヴァンガードを訪れた際に「ラブとポップ」を知り、中学2年生の娘が「パパすごいね」と言ってくれたというエピソードを披露。それまでまともに話をしてくれなかったという年頃の娘の態度が変わったことに「『ラブとポップ』で人生が変わりました。DJ和さんありがとうございます!」と感謝を伝えた。

イベントのラストを飾ったのはnobodyknows+。2007年発表のシングル曲「Hero's Come Back!!」でライブ開始の狼煙を上げ、DJ MITSUによるDJプレイをバックに4人のMCが勇ましいステージを展開していく。ホクロマン半ライス!!!は「音楽は昔をさかのぼってどうのこうの言いますけど、あの曲が出てから俺らずーっとずーっと歌い続けてんの。この曲であの頃を思い出してもいいけど、今この瞬間を楽しもうぜ!」と熱く呼びかけ、2004年リリースのキラーチューン「ココロオドル」を投下。勢いを保ったまま、さらにサマーチューン「イマイケサンバ」を届けて熱狂的な空間を生み出した。ライブ後のトークではcrystal boy(MC)が「ラブとポップ」について、「すごいメンツの中に入れてもらえて光栄です」と話し、ホクロマン半ライス!!!が「これ35万枚売れてるんですって? すごいっすね!」と驚きを口にしていた。

イベントの締めくくりには広末を含む全出演者がステージに集結。DJ和は「夢のようです。この日は貴重で最高にエモい一日でした。ありがとうございました!」とコメントし、広末は「2階席で観ていたんですけど、下で皆さんが盛り上がっていたので一緒に観たかったです。みんなの熱量がどんどん高まっていたのがわかって、楽しい気持ちになりました」とイベントを振り返った。

「ラブとポップ フェス ~好きだった人を思い出す歌がある~」2018年10月23日 東京都 EX THEATER ROPPONGI セットリスト

サスケ

01. 青いベンチ
02. キセキ

前田有嬉

01. YUKI
02. 僕たち結婚するんだ。
03. 夏祭り

アンダーグラフ

01. ツバサ
02. 風を呼べ
03. まだ見ぬ世界を映しながら

D-51

01. NO MORE CRY
02. 忘れないよ
03. BRAND NEW WORLD

キンモクセイ

01. 二人のアカボシ
02. 車線変更25時
03. さらば

nobodyknows+

01. Hero's Come Back!!
02. ココロオドル~ココロオドルRemix~イマイケサンバ

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