新たなw-inds.の姿届けた"100"ツアーが東京国際フォーラムで閉幕

3

714

この記事に関するナタリー公式アカウントの投稿が、SNS上でシェア / いいねされた数の合計です。

  • 181 528
  • 5 シェア

9月7日に東京・東京国際フォーラム ホールAにてw-inds.の全国ツアー「w-inds. LIVE TOUR 2018 "100"」のファイナル公演が行われた。

「w-inds. LIVE TOUR 2018 "100"」東京・東京国際フォーラム ホールA公演の様子。(撮影:福岡諒祠)

「w-inds. LIVE TOUR 2018 "100"」東京・東京国際フォーラム ホールA公演の様子。(撮影:福岡諒祠)

大きなサイズで見る(全25件)

今回のツアーでw-inds.は、7月発売の初の全曲セルフプロデュースアルバム「100」を携えて全11公演を開催。「100」の収録曲を中心に、全編生バンドと共にパフォーマンスを披露した。

ファイナル公演の開演前にはマスコミ向けの囲み取材が行われ、橘慶太は「今回はダンサーを付けず、バンドのアレンジなどサウンド面にこだわって音楽性に特化したツアーをやりたいなと思って。チャレンジングなツアーだったんですけど、思いのほか初日から手応えを感じられました。デビューから18年経った今でもw-inds.の新たな可能性を感じることができて、ここからがまた新しいチャレンジになるように今日は精一杯やりたいと思います」と意気込みを述べた。

また9月6日に発生した北海道胆振東部地震について、北海道・札幌市出身の千葉涼平は「大きな地震が起こる地域ではないと思っていたので、すごく衝撃でした」と話し、同じく札幌で生まれ育った緒方龍一は「今日北海道から来れなかった人もいると思うので、w-inds.として北海道から応援してくれている皆さんにメッセージを届けていきたいです」とコメント。チャリティ活動に関する話題では、橘が「逆に迷惑をかけることになるので今すぐは難しいし、順番というものがあると思っていて。僕たちはエンタテインメント性で笑顔を取り戻すと言うか、感情を揺さぶることが役割だと思うので、生活が戻ってきたタイミングで僕たちがやれることがあればぜひやりたいです」と語った。

「w-inds. LIVE TOUR 2018 "100"」東京・東京国際フォーラム ホールA公演の様子。(撮影:福岡諒祠)

「w-inds. LIVE TOUR 2018 "100"」東京・東京国際フォーラム ホールA公演の様子。(撮影:福岡諒祠)[拡大]

ファイナル公演のライブは「100」のオープニングトラック「Bring back the summer」でスタート。ストライプ柄のジャケットを着た3人は、続けて「In Love With The Music」「Show You Tonight」「try your emotion」などのナンバーをファンキーな演奏と共に届け、序盤から観客を大いに沸かせていった。自己紹介のあとには2004年発表のシングル曲「四季」で場内がしっとりとした空気で満たされ、8曲目の「A Trip In My Hard Days」では緒方と千葉が2人で歌唱。キレのあるラップでファンを魅了した。また「Celebration」では緒方がエレキギター、千葉がキーボードの演奏を披露し、「TOKYO」では橘の伸びやかな歌声がピアノの伴奏と共に会場に響きわたった。

「w-inds. LIVE TOUR 2018 "100"」東京・東京国際フォーラム ホールA公演の様子。(撮影:福岡諒祠)

「w-inds. LIVE TOUR 2018 "100"」東京・東京国際フォーラム ホールA公演の様子。(撮影:福岡諒祠)[拡大]

カジュアルな衣装に着替えた3人は、中盤のMCで軽快なトークを繰り広げて会場を笑いで包んだのち、ミディアムバラードの「十六夜の月」を歌唱。さらに「Long Road」「SUPER LOVER~I need you tonight~」といった初期のナンバーや、橘が作詞および作編曲を手がけた昨年発表のシングル曲「We Don't Need To Talk Anymore」「Time Has Gone」などをノンストップで畳みかけ、「100」の収録曲「Drive All Night」でライブ本編を締めくくった。

「w-inds. LIVE TOUR 2018 "100"」東京・東京国際フォーラム ホールA公演の様子。(撮影:福岡諒祠)

「w-inds. LIVE TOUR 2018 "100"」東京・東京国際フォーラム ホールA公演の様子。(撮影:福岡諒祠)[拡大]

アンコールに応えて再びステージに登場したw-inds.は、最新シングル曲「Dirty Talk」を披露。MCでは12月8日に香港で単独公演「w-inds. LIVE TOUR 2018 "100" in Hong Kong」が行われることが発表され、客席からは拍手と歓声が巻き起こった。そして橘が「自分たちでw-inds.の音楽を作るたびにw-inds.への気持ちが増すと言うか。今まで支えてくれている皆さんにも感謝したいという気持ちもどんどん増してきました」「皆さんが18年応援してくれたからこそ、今のw-inds.の形があると心から思っています。これから新たなw-inds.の姿を見せていきたいと思いますし、それを見守っていただいて、一緒に作っていけたらという気持ちでいます。新しいw-inds.を皆さんに届け始めて間もないですけど、よりいいものをお届けするとお約束します」と力強く述べたあと、3人は「100」のエンディングナンバーである壮大なバラード「Sugar」を熱唱。東京国際フォーラム ホールA公演の幕を閉じた。

この記事の画像(全25件)

w-inds.「w-inds. LIVE TOUR 2018 "100"」
2018年9月7日 東京国際フォーラム ホールA セットリスト

01. Bring back the summer
02. In Love With The Music
03. Show You Tonight
04. All my love is here for you
05. I missed you
06. try your emotion
07. 四季
08. A Trip In My Hard Days
09. Do Your Actions
10. Celebration
11. The Right Thing
12. ORIGINAL LOVE
13. In your warmth
14. TOKYO
15. 十六夜の月
16. Long Road
17. SUPER LOVER~I need you tonight~
18. We Don't Need To Talk Anymore
19. Temporary
20. The love
21. Time Has Gone
22. Come Back to Bed
23. Stay Gold
24. We Gotta Go
25. Drive All Night
<アンコール>
26. Dirty Talk
27. Sugar

全文を表示

読者の反応

  • 3

ライブ最高 @SO_emerald

【ライブレポート】新たなw-inds.の姿届けた"100"ツアーが東京国際フォーラムで閉幕(写真25.. - https://t.co/f3jYYlbY3T

コメントを読む(3件)

関連商品

リンク

このページは株式会社ナターシャの音楽ナタリー編集部が作成・配信しています。 w-inds. の最新情報はリンク先をご覧ください。

音楽ナタリーでは国内アーティストを中心とした最新音楽ニュースを毎日配信!メジャーからインディーズまでリリース情報、ライブレポート、番組情報、コラムなど幅広い情報をお届けします。