欅坂46の
舞台挨拶には主人公の鮎喰響を演じた平手をはじめ、
月川監督は響のキャラクターについて「台本の頭から後ろまで平手さんと2人で響を掘り下げていき、意見交換をしながら作っていった。平手さんは『響ならこう言うだろうな』というセリフを提案してくれるので、救われていた」と明かし、「だんだん響になっていく感じがありました。響が本当に存在しているという感じで現場にいたのを見て、なんでこんなふうにできるんだろうと思いました」と平手の感性を讃えたが、当の平手は「自分ではそういう感じはなかったです」とあっさり。響の才能を見いだす若手女性編集者・花井ふみを演じた北川は「何をするにもそういう感覚がなくて、本人は自然にやられているのがすごいなと思います」と、やはり平手の演技に感心した様子だった。役者として大先輩である高嶋もまた「難しい役なのに完全に自分のものにしていて……一番弟子にしていただきたいくらいだなと」と平手を絶賛。恥ずかしそうにする平手に対し、高嶋は「よろしくお願いします!」と元気に弟子入りを志願した。
その後スクリーンには、そんな平手の“ヤバさ”を証明するための2枚の場面写真が投影される。1つ目は、北村が演じる芥川賞作家・鬼島仁の顔面を響が蹴り上げるシーン。北村は「蹴られる前に、響が遠くから歩いて来るのが見えるんですが、(欅坂46のデビュー曲)『サイレントマジョリティー』の歩いて来るところみたいで『来た来た来た……!』と楽しくなってました。この日僕誕生日だったんです」と平手から思わぬバースデープレゼントがあったことを告白。そしてもう1つ、野間口扮する週刊誌記者・矢野浩明が響に飛び蹴りをくらうシーンについては、野間口が「平手さんはアクションを身に付けるのに歩数を数えるので、自分が6歩目で蹴られるのを知っていて怖いんですよ」と撮影時の裏話を明かした。
最後に平手はこれから映画を楽しむ観客に向け「響の生き様が皆さんに届いたらいいなと思っています」とコメント。月川監督は「皆さんにどういう言葉で語っていただけるかを聞きたいので、いろんな感想を発信していただけるとうれしいです」と、このあとの試写を心待ちにする観客に呼びかけた。
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平手友梨奈、初主演映画「響 -HIBIKI-」熱演
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