カジが五十代になって初めての作品となる本作。1990年代から活動を共にする盟友・堀江博久(
ジャケットに使用されたイラストは、マンガ家・
カジは春にツアー会場限定で販売した4曲入りカセット「THE PERFECT DAY E.P.」とこの9月発売のミニアルバム「秋のオリーブ」に続き、来年春にフルアルバム(タイトル未定)の発売を予定しているという。
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カジヒデキ「秋のオリーブ」収録曲
01. 夏の終わりのセシルカット
02. 秋のオリーブ
03. きみはちから
04. 大好きな街 -My Fav City-
05. ピーキャン音頭
カジヒデキ コメント
今回のEP「秋のオリーブ」は僕にとって、ホップ・ステップ・ジャンプ (表現が古くて申し訳ない) のステップ盤になります。ホップ盤は、今年の春に開催したカフェライブツアーのライブ会場でのみ販売した4曲入りカセット「THE PERFECT DAY E.P.」で、ジャンプ盤は来春リリース予定のフル・アルバムになります。
そもそも、この作品のタイトル曲「秋のオリーブ」を含む2曲のプロデュースをしてくれた長年の友人であり、DOTS + BORDERSの相方でもある堀江博久くんとガッツリと一緒に作品を作ろうと話したのは、昨年6月のこと。昨年8月頃から曲作りを始めてはいましたが、その頃からこの春までの間に、様々なアーティストへの楽曲提供やプロデュースの仕事が入り、ようやく今年のGW頃から、後回しになっていた自分自身の作品にやっと着手出来たという感じです。
今回のEPのタイトル「秋のオリーブ」は、個人的にもとても好きだった雑誌「Olive」からインスパイアされました。最初にCDのタイトルを「秋のオリーブ」と決めて、歌詞を書き始める前に曲タイトルも「秋のオリーブ」「夏の終わりのセシルカット」にし、そのイメージから歌詞を書き始めるという、僕にとっては異例の作業をしました。
そう、このEPのテーマは「オリーブ」。「夏の終わりのセシルカット」の歌詞が書きあがった時、ジャケットは
その2曲をプロデュースしてくれたのが堀江博久くん。彼の提案で、一昨年から時々僕のライブのサポートをしてくれているバンド「
ちなみに「きみはちから」は個人的にもとても気に入っている曲で、アコースティックセットのライブでは昨年11月頃からずっと演奏をしてきました。そして昨年の夏、僕がキュレーターを務めるフェス「ピーナッツキャンプ」用に作った「ピーキャン音頭」も、この度日の目をみることになりました。初の音頭制作でしたが、ここ数年は野宮真貴さんが、かつてのピチカートファイブの名曲の盆踊りバージョンを作られていたので、それにもインスパイアされましたし、元を辿っていくと大瀧詠一さんだったり、レジェンドな方々のスピリットも盛り込んでみました。
90年代からの素晴らしい仲間やカルチャー、そしてここ数年仲良くなった新しいブラッズ。「オリーブ」というテーマの下、自分なりにとても納得のいく作品が完成しました。これが次のジャンプ=フル・アルバムに強力に繋がっていきますので、どうかこの50男のピュアなパッション(情熱)にご賛同頂けたら嬉しいです。
2018/7/27
※記事初出時より、一部コメント内容に変更が生じました。
リンク
- Kaji Hideki — Kaji Hideki Official Website
- PEANUTS CAMP - Let’s Chill!
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✒️ライター鈴木淳史✒️ @suzudama14
カジヒデキ最新作のジャケットは、岡崎京子💄RT【五十代になって初の作品『秋のオリーブ』で爆発するオリーブ魂(本人コメントあり)】
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