開演前にOfficial髭男dismが主題歌を務めたドラマ「コンフィデンスマンJP」にて謎の男・五十嵐を演じていた
最新アルバム「エスカパレード」収録曲を一気に届けた彼らは中盤にMCタイムへ。藤原はバンド史上最大キャパシティの会場でライブができることを喜ぶ。視力がいいと言う彼はぐるりと客席を見渡し「いろんな境遇の人がライブに来てくれてるんだと思う。皆さんのこれまでの人生、これからの人生に寄り添っていけるライブができれば。ライブをやりながらこの気持ちが強くなった」と心境を真摯に語った。さらに「これからはヒゲダンの音楽を聴きながらつらい毎日を乗り越えてほしい」と続けると、その思いを込めたという「115万キロのフィルム」の演奏へ。「主演はもちろん君で」という冒頭の歌詞では藤原が客席を指差すなど、彼らは楽曲のメッセージを全身で伝えていた。
藤原が「みんなの笑顔が照明に照らされて夢のような景色でした。次は歌声も貸してほしい」と呼びかけ、バンドはコール&レスポンスから「犬かキャットかで死ぬまで喧嘩しよう!」へとなだれ込む。「ESCAPADE」では藤原がステージセットに上り、小笹大輔(G)はスモークを浴びながら巧みなギターソロを気持ちよさそうにプレイ。松浦匡希(Dr)が軽やかなドラミングを刻んだ「SWEET TWEET」では小笹と楢崎誠(B, Sax)が互いの立ち位置を入れ替えてそれぞれお立ち台の上で演奏するなど、4人は終始楽しそうにパフォーマンスしていった。藤原が「届けー!」とシャウトしてから始まったラストナンバー「発明家」では、銀テープが噴射されフィナーレが華やかに彩られた。
アンコールでは最初に松浦がカホン、楢崎がサックスに持ち替え、4人はアコースティック編成で「夕暮れ沿い」を軽快にプレイ。演奏が終わると松浦は「楽しい!」と声を弾ませた。その後、藤原が観客およびメンバーからのリクエストに答え「愛なんだが・・・」「恋の去り際」のサビを弾き語りで届けるコーナーでファンを喜ばせる。そして和やかなムードを引き締めるように藤原が「応援できるような曲を歌いたいと思って2曲持ってきました」と話し、バンドは勇ましい「What's Going On?」、観客がステップを踏んだ「異端なスター」をプレイ。最後に10月にニューシングル(タイトル未定)をリリースすることを発表して、ワンマンツアーを締めくくった。
なおニューシングルの詳細は追ってアナウンスされるとのことなので、ファンは続報も楽しみにしておこう。
Official髭男dism one-man tour 2018
2018年7月5日 中野サンプラザホール セットリスト
01. ノーダウト
02. Second LINE
03. Tell Me Baby
04. 恋の前ならえ
05. Driver
06. ブラザーズ
07. LADY
08. 相思相愛
09. たかがアイラブユー
10. 115万キロのフィルム
11. 犬かキャットかで死ぬまで喧嘩しよう!
12. ESCAPADE
13. コーヒーとシロップ
14. SWEET TWEET
15. 発明家
<アンコール>
16. 夕暮れ沿い
17. What's Going On?
18. 異端なスター
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リンク
- Official髭男dismオフィシャルホームページ
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ぱぐつば @pagutuba1
楽しかったなぁぁ。
画像見ると感覚がじわってよみがえるなぁ。
そして五十嵐・・・
五十嵐・・・
【ライブレポート】Official髭男dism「夢のような景色」広がった中野サンプラザワンマン - 音楽ナタリー https://t.co/VzqXIVTIJW