TBS系で7月15日(日)にスタートする日曜劇場「この世界の片隅に」に、2の
こうの史代の同名マンガを原作にしたこのドラマは、戦時中の広島・呉市を舞台に、身近なものを失っても前向きに生きていく少女すずの姿を描く物語。2011年には北川景子主演でスペシャルドラマが放送され、2016年には片渕須直が監督、のんが主演を務めた長編アニメが公開された。今回の連続ドラマでは、すずを松本穂香、すずの夫の北條周作を松坂桃李が演じ、音楽は久石譲が担当する。
また、今回のドラマは時代劇でなく現代劇として描くため、2018年の現代に生きる人々がオリジナルキャラクターとして登場。2018年夏に東京から呉市に向かい「北條」という表札がかかった古民家を訪れる近江佳代を
古舘佑太郎 コメント
出演が決まり、呉には個人的に訪れていたのですが、海と山に挟まれているこの街の環境がすごく心地がいいなと思っていました。変わらない部分と変わっていった部分が交差しているこの街の魅力にすでにもう影響を受けていて、撮影の前は緊張していたんですけど、始まった瞬間からリラックスしてやることができました。
僕が演じるえぐっちゃん(江口)という男の子はこの作品の中で一番、広島や呉、戦争というものからかけ離れている存在です。佳代ちゃんがいなかったらこの呉には来てないだろうし、テレビの前で見てくれている方に一番近い存在なのかなと。ですから、普通代表の男の子で最後までいきたいなと思っています。
この作品を見てくださる方が、少しでも優しい気持ちになれたり、大切な人を思い出せるような、そんな作品になれたらいいなと思います。
榮倉奈々 コメント
脚本を読ませていただいたとき、いろいろな感情が起こったのですが、中でも浄化されたような気分になったことがとても印象的でした。不便な時代ではあったと思うのですが、その中で生きている人たちがみんな伸び伸びしていて・・・環境も時代も違ったとしても、そういう心を忘れたくないなと思いました。
呉がとても魅力的で、(撮影で)来れてよかったなと感じました。この環境がとてもしっくりきました。
私が演じさせていただいている佳代さんは普遍的な役だと考えています。こういう時代設定のある作品は、遠い昔の話で自分には関係ないような気になってしまうことがあると思います。佳代さんが橋渡しの役割をして現代と“つながっている”ということを視聴者の方と一緒に感じながら作っていけたらいいなと思っています。
佐野亜裕美プロデューサー コメント
この作品の素晴らしさは、「戦時中の広島」という、私たちにとっては遠く感じる時間と場所を舞台にしていながら、自分たちと地続きのところにある物語だと感じられるところにあると思いました。
その素晴らしさを表現するため、原作者のこうの先生にもアイデアを頂きながら、ドラマならではの「現代篇」をオリジナルで作りました。
いまを生きる私たちと、すずさんたちとを繋ぐ素敵な橋になるよう、精一杯制作していきますので、こちらも楽しみにして頂けると幸いです。
リンク
- 日曜劇場『この世界の片隅に』|TBSテレビ
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楊(やん) @yan_negimabeya
ドラマ「この世界の片隅に」に古舘佑太郎出演、榮倉奈々の恋人役で(コメントあり) - 音楽ナタリー https://t.co/ATMUOnBB6P