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真心ブラザーズ×フラカン“日本中年館”で「勝手にシンドバッド」コラボ

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「マゴーソニック2018 バンド編 ~新青年館で再中年館~」アンコールの様子。

「マゴーソニック2018 バンド編 ~新青年館で再中年館~」アンコールの様子。

真心ブラザーズが6月1日に東京・日本橋三井ホール、8日に東京・日本青年館にて、対バンシリーズ「マゴーソニック2018」を開催。この記事ではフラワーカンパニーズを迎えた日本青年館公演の模様をレポートする。

1週目は「アコースティック編 ~贅沢な起点~」と銘打ち、真心ブラザーズはハナレグミと競演。2週目は「バンド編 ~新青年館で再中年館~」と題してフラカンと熱演を繰り広げた。

真心ブラザーズとフラカンは2014年にも日本青年館にて「25×25×25!!! 今夜だけ!日本中年館」と称したイベントを実施。いつものようにNHK連続テレビ小説「あまちゃん」のテーマ曲に乗って登場したYO-KINGと桜井秀俊は、改装され新しくなった日本青年館のことや1週目のライブでハナレグミとのセッション中に桜井のスティールギターが壊れてしまい演奏が中断したことをネタに前説トークを繰り広げた。

2人の呼び込みで登場したフラカンはヘビーで長尺な初期ナンバー「夢の列車」でライブをスタート。最新アルバム「ROLL ON 48」の収録曲「ピースフル」に続いて披露されたライブ定番曲「はぐれ者賛歌」ではオーディエンスが大合唱した。鈴木圭介(Vo)は「4年前にもやったんですけど、そのときすでに『中年館』でした。このまま真心と一緒に『青年館で中年館』を続けていけたらいいなと思います。でも、4年に1回のペースだと『中年館』と名乗れるのはあと2回ぐらい」と笑いを誘い、「ハイエース」を熱演。「サヨナラBABY」では「ラーラーラーララーララー」というシンガロングが響いた。

続く真心ブラザーズは「BABY BABY BABY」で演奏を開始。続いてロックンロール色の強い2006年リリースのシングル表題曲「紺色」を演奏した。最初のMCではYO-KINGがフラカンについて「90年代からずっと音楽をやって来た、言っちゃえば盟友って言うんですか?」とコメント。そして「昔の青年館でもツーマンでできたし、今の青年館でもツーマンでできた。ありがたいことです」と言葉を続けた。

中盤では6thアルバム「GREAT ADVENTURE」から「アーカイビズム」、1stアルバム「ねじれの位置」から「きいてる奴らがバカだから」、最新アルバム「FLOW ON THE CLOUD」から桜井がボーカルを務める「アイアンホース」が披露される。「アイアンホース」でギターソロをキメたYO-KINGは、曲を終えて「いやあ、ノっちゃったな。今までやった『アイアンホース』の演奏の中で一番速かった気がする。俺の指がなんでこんなに動くんだろう、本番強いなあって思いました」と話した。そして真心ブラザーズはずっしりとした「レコードのブツブツ」を聴かせ、曲間なしで「人間はもう終わりだ!」へとなだれ込み、最後はファンキーな「スピード2」で締めくくった。

アンコールでは出演者たちが、6月6日に50歳の誕生日を迎えた桜井をサプライズでお祝い。桜井はケーキが水色のストラトキャスターを模したものだったことを受け、急遽そのギターに持ち替えて、2組でフラカンの「元少年の歌」と真心ブラザーズの「ENDLESS SUMMER NUDE」をコラボレーションした。さらに彼らはサザンオールスターズ「勝手にシンドバッド」をカバー。フラカンのミスター小西(Dr)はステージ前方に出てボンゴを叩き、グレートマエカワ(B)はハンドマイクでステージの端から端まで走り回りながら熱唱した。最後に2組はYO-KING、鈴木、グレートマエカワのトリプルボーカルで真心ブラザーズ「どか~ん」を披露。全員で横一列で手をつないで笑顔で挨拶し、2組はステージを下りた。なおこのイベントの模様は6月30日(土)21:00から、BSスカパー!で放送される。

BSスカパー!「マゴーソニック2018 バンド編 ~新青年館で再中年館~」

2018年6月30日(土)21:00~

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