赤い公園、新ボーカルは元アイドルネッサンス石野理子「音楽の神様からの贈り物」

84

6479

この記事に関するナタリー公式アカウントの投稿が、SNS上でシェア / いいねされた数の合計です。

  • 2181 4048
  • 250 シェア

赤い公園にボーカルとして石野理子(ex. アイドルネッサンス)が加入した。

赤い公園とは?

2010年1月に高校の軽音楽部の先輩後輩だった佐藤千明(Vo)、津野米咲(G)、藤本ひかり(B)、歌川菜穂(Dr)の4人で結成。東京・立川BABELを拠点に活動をスタートさせ、ミニアルバム「透明なのか黒なのか」でメジャーデビューを果たす。しかし津野の体調不良を受け、2012年10月より半年間活動を休止。2013年3月に活動再開を発表したのち、5月に東名阪で復活ツアーを開催し、8月に1stフルアルバム「公園デビュー」を発表した。2014年9月に亀田誠治、蔦谷好位置、嶋津央、蓮沼執太といった豪華プロデューサー陣を招いてメジャー2ndアルバム「猛烈リトミック」をリリース。この作品は「第56回日本レコード大賞」の優秀アルバム賞に選出された。2017年8月にアルバム「熱唱サマー」リリースし、同月に行ったワンマンライブを最後に佐藤が脱退。2018年2月のベストアルバム「赤飯」発売後、5月に新ボーカリストとして石野理子(ex.アイドルネッサンス)が加入。2019年8月に新体制初の音源となる配信シングル「凛々爛々」、10月に5曲入りの新作「消えない - EP」をリリース。2020年5月に現体制初のアルバム「THE PARK」を発表した。10月に津野がこの世を去り、2021年3月の発表で開催することを表明。5月に中野・中野サンプラザホールでラストライブ「赤い公園 THE LAST LIVE『THE PARK』」を行い、約12年の活動を終えた。

アイドルネッサンスとは?

ソニー・ミュージックアーティスツ設立40周年を機に立ち上げた初のアイドルプロジェクトとして2014年1月に始動。候補生13名でスタートし、同年5月より宮本茉凜、百岡古宵、石野理子、南端まいな、比嘉奈菜子、新井乃亜、橋本佳奈の7名が正式メンバーとなった。古今の名曲を独自の歌とダンスで表現する“名曲ルネッサンス”をテーマに活動し、同年7月にはBase Ball Bearのカバー「17才」、11月には東京スカパラダイスオーケストラと村下孝蔵のカバー「太陽と心臓 / 初恋」を自主制作シングルとしてリリース。12月よりタワーレコードのアイドル専門レーベルT-Palette Recordsに所属し、2015年3月に初の全国流通盤となるシングル「YOU」を発表した。同年9月に橋本がグループを卒業し6人体制に。2016年3月に1stアルバム「アワー・ソングス」をリリースしたあと、6月には野本ゆめか、原田珠々華の2名が新メンバーとして加わった。2017年8月、小出祐介(Base Ball Bear)が手がけるグループ初のオリジナルソング4曲を収録したミニアルバム「前髪がゆれる」を発表。さらなる飛躍が期待される中、2018年2月に解散した。結成4周年となる5月、過去に発表された全曲の音源と2月のラストライブ映像を収めた最後の作品「アイドルネッサンス」をリリース。

赤い公園

赤い公園

大きなサイズで見る(全2件)

これは本日5月4日に埼玉・さいたまスーパーアリーナで行われたロックフェスティバル「VIVA LA ROCK 2018」で発表されたもの。赤い公園は昨年8月にボーカル佐藤千明が脱退して以降、3人で活動を続けていた。石野は2月に解散したアイドルネッサンスのメンバーで、赤い公園への加入に際して「赤い公園は多岐に渡った音楽性が魅力で、なおかつバンドメンバーの皆さんが楽しそうに音楽を奏でている姿がとても印象的だなと思っています。なので、赤い公園が大切にしていることを吸収し、私自身もこのバンドのメンバーとしてあらゆる部分を成長させていきたいです」とコメント。ギターの津野米咲は「昨年冬ごろから新ボーカルを探してまいりました。いつでも出逢えるよう、三人での活動を始めたばかりですが、どうやら音楽の神様からの贈り物が届いたようです。まず、石野理子のこれからの人生が、再び音楽の中にあることを嬉しく思います。そして、私のこれからの人生も、石野と共にバンドであれることを誇りに思います」と語っている。

石野を新メンバーとして迎えた赤い公園は、新体制での初ライブとなった「VIVA LA ROCK 2018」で新曲「スローモーションブルー」を含む計7曲を披露した。GYAO!では明日5月5日にライブ映像のアーカイブ配信がスタートする。

関連する特集・インタビュー

この記事の画像(全2件)

石野理子(Vo)コメント

初めまして、この度赤い公園の新ボーカルになりました石野理子です。
今回、赤い公園という素敵なバンドの新ボーカルとして、メンバーの一員となれたことをとても嬉しく思っています。
また、以前からアイドルとして歌う仕事をさせて頂いていましたが、技量だけでなく様々な面で試されるバンドのボーカルポジションにつくということで、大変気が引き締まる思いでもいます。
赤い公園は多岐に渡った音楽性が魅力で、なおかつバンドメンバーの皆さんが楽しそうに音楽を奏でている姿がとても印象的だなと思っています。
なので、赤い公園が大切にしていることを吸収し、私自身もこのバンドのメンバーとしてあらゆる部分を成長させていきたいです。
これから皆さんの心を揺るがすような素敵な音楽を作っていけるよう頑張りますので、温かい応援どうぞ宜しくお願い致します!

津野米咲(G, Cho)コメント

昨年冬ごろから新ボーカルを探してまいりました。
いつでも出逢えるよう、三人での活動を始めたばかりですが、どうやら音楽の神様からの贈り物が届いたようです。
まず、石野理子のこれからの人生が、再び音楽の中にあることを嬉しく思います。
そして、私のこれからの人生も、石野と共にバンドであれることを誇りに思います。
終わらせてたまるものか。
ここからが、面白いところ。
一緒に、私たちを、赤い公園にしてください。
どうかよろしくお願いいたします。

藤本ひかり(B)コメント

先月の今頃はまだ決まっておりませんでした。皆様もビックリしてるかと思いますが、私もビックリしています。笑
理子ちゃん出会ってくれてありがとう。バンド続けているとこういう素敵な事が起こるので楽しいです。そして彼女と一緒に音楽が出来る事をとても幸せに思います。
とにかくライブで! 音源で! 新しい赤い公園を聴いてほしいです。ふふふ。

歌川菜穂(Dr, Cho)コメント

3人で試行錯誤して過ごした数ヶ月は、音楽の可能性の無限大さ、メンバーの尊さ…いろいろな事を教えてくれました。
この期間を経て、私たちはまだまだ見たい景色がある!と、改めて思いました。
そして、いくつもの奇跡が重なって、私たちと理子ちゃんを出会わせてくれたように思います。
Vo.石野理子を迎え、赤い公園はまた4ピースバンドとなります。
私たちが1番ワクワクしてます。だってどうなるかわからないんだもん。
皆様も、一緒にワクワクして頂けたら嬉しいです。
たのしいことしよ!!!!
今後とも、赤い公園をどうぞよろしくお願いします。

読者の反応

七原くん @nanahara2525

マジかよ、いましった

赤い公園、新ボーカルは元アイドルネッサンス石野理子「音楽の神様からの贈り物」(コメントあり) - 音楽ナタリー https://t.co/kniA0zh90w

コメントを読む(84件)

リンク

あなたにおすすめの記事

このページは株式会社ナターシャの音楽ナタリー編集部が作成・配信しています。 赤い公園 / アイドルネッサンス の最新情報はリンク先をご覧ください。

音楽ナタリーでは国内アーティストを中心とした最新音楽ニュースを毎日配信!メジャーからインディーズまでリリース情報、ライブレポート、番組情報、コラムなど幅広い情報をお届けします。